新潟県拠点フォト・ギャラリー
更新日:令和5年3月17日
新潟県拠点の取組
令和4年度北陸農政局農山漁村男女共同参画優良事例表彰式を開催しました。(令和5年3月10日) 
令和5年3月10日(金曜日)、新潟県三条地域振興局において、農林水産分野での女性活躍の優良事例として、燕市の小杉愛氏に表彰状を授与しました。
小杉氏は、これまでJA女性部(旧燕地区)の部長やJA園芸部会(旧燕地区)の部会長を歴任され、自園においては、「笑顔の実る農園」を目指して、「畑の朝カフェ」や「収穫祭」などのイベントを開催するとともに、ドライフルーツ等の加工に取り組むなど、長年にわたり地域の農業や女性の活躍をけん引されてきました。
表彰式後には、他の受賞者の皆さんとオンラインでの交流会が行われ、小杉氏からは「日々新しいことにチャレンジしていて、楽しくてしょうがない。」との自己紹介がありました。
新潟県内からは、小杉氏のほか、JAみなみ魚沼女性総代など歴任し、また、地元酪農家の生乳を利用したジェラート店の開設など、地域に貢献してきた南魚沼市の貝瀬節子氏も受賞されています。表彰を機に受賞者の活躍を県内の皆さんに知っていただき農山漁村での男女共同参画の一層の促進につながることを願っています。

賞状授与の様子

表彰式後の記念撮影
JAえちご上越にて、えだまめ若手生産者の作戦会議に出席しました。(令和5年2月21日)
令和5年2月21日(火曜日)JAえちご上越のえだまめ部会が主催する「えだまめ夢想作戦会議」に参加しました。この作戦会議は、上越地域のえだまめのブランド確立を目指し、若手生産者がアイディアを出し合い意見交換することを目的として開催されたものです。JAえちご上越では、えだまめ1億円産地を目指して収量や品質の向上に取り組んでおり、令和4年度には、104tを出荷しています。(作付面積は約60ha)
第一部として、福井地方参事官が過去に取り組んだ、地域の農水産物の価値向上の取組について話をさせていただき、第二部では、「上越×えだまめ=?」をテーマにグループワークを行い、上越のえだまめを盛り上げるアイディアを参加者間で話し合いました。参加者からは、たくさんの、しかも楽しい意見が出され、えだまめへの愛情と今後の可能性が感じられました。
最後には、今後もこの会議の活動を継続していくことが決定されました。この作戦会議の活動が契機となって上越のえだまめが一層盛り上がっていくことを楽しみにしています。

えだまめポーズがまだ決まっていないとのことなので、
取り敢えず福井地方参事官の持ちネタの
「カンパチポーズ」で記念撮影しました
令和4年度北陸農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選ばれた波多野健治氏に選定証を授与しました。(令和5年2月7日)
令和5年2月7日(火曜日)、令和4年度北陸農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された波多野健治氏へ選定証をお渡ししました。その後、波多野氏の取組についてお話を伺いました。
波多野氏は「新潟鳥獣警備」の代表で、阿賀町で鳥獣被害対策に取り組まれています。令和5年1月時点において、町内のサル加害群すべてにGPS首輪を取り付けることで、群れの軌跡、分布を把握し、予測捕獲や加害群の選択捕獲を可能にしています。また、積極的に地域住民とコミュニケーションを図ることや鳥獣被害対策の研修会を開催することにより、「他人任せ」から「自ら行動する」といった地域住民の意識改革に貢献しています。今後も、地域住民、新潟鳥獣警備、行政が三位一体となって鳥獣被害対策を進め、農作物被害の防止に努めたいとの抱負を伺いました。
今回の北陸農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」への選定を機に、波多野氏の取組が鳥獣被害対策のモデルとして全国に広がればと思います。

選定証の授与の様子

波多野氏との記念撮影

意見交換の様子
事業創造大学院大学で「農山漁村発イノベーション」について講演を行いました。(令和5年1月7日)
令和5年1月7日(土曜日)、事業創造大学院大学(学校法人新潟総合学園)で、福井地方参事官が、1次産業を生かした地域イノベーションの取組について、講演を行いました。
同学では、地域社会と国際社会に貢献できる起業家や企業内人材の育成に取り組んでおり、新潟だけでなく、全国各地、さらには世界各国から学生を受け入れています。
農林水産省が推進する、地域資源を活用した「農山漁村発イノベーション」について、事例を交えながらお話したところ、取組の効果や秘訣などたくさん質問を頂きました。新しいビジネスに挑戦される皆さんに、地域の1次産業や食に関心を持ってもらうきっかけになればと願っています。

講演が終わったあとに記念撮影(このほかリモートでも多数の方が参加してくれました)
株式会社農プロデュース リッツ(小千谷市)を訪問しました。(令和4年12月9日)
令和4年12月9日(金曜日)、株式会社農プロデュース リッツが経営するさつまいも好きが集う小千谷市の「さつまいも農カフェきらら」を訪問し、代表の新谷氏のお話を伺いました。カフェでは、看板メニューの焼きイモソフトクリームなど、さつまいも愛に溢れたメニューが提供されています。
新谷代表は、根っからのさつまいも好きで、農業法人でさつまいも栽培や加工を担当したのち、同社を立ち上げ、様々なさつまいもの栽培とその特徴に応じた加工や調理に取り組んでいます。
また、自らの経験を生かして、6次産業化プランナーとして全国の農業者を支援するとともに、女性の農業研修の受入れ、育児中の母親や障がいのある人の働き場づくりなど様々な活動に取り組まれています。
農業研修については、多くの産地が男性の新規就農者を想定しており、女性が農業研修を受けられる場所がほとんどないことを憂慮し、積極的に女性の研修生を受け入れています(令和4年度は約50名)。就農希望者もそうでない人もいて、学びたいことが様々であるため、一人ひとりに合わせた細やかな研修メニューを提供されていることに驚きました。ハード面でも、女性が研修を受けやすいよう清潔なシャワー室等を備えた宿泊施設が整備されています(農林水産省の「女性の就農環境改善緊急対策事業」もご活用いただいています)。
今後はさらに、農村地域の活性化のために農村と都市との交流にも力を入れていきたいとのこと。新谷代表のさつまいもと農業への強い思いと細やかな気遣いを伺って、新規就農者育成のあり方など考えさせられました。また、奥深いさつまいもの世界にも魅了されました。この記事を書いていたら、さつまいもがまた食べたくなってきました。

さつまいも農カフェきららの看板の前にて

農村振興について意見交換を行う新谷代表と福井地方参事官

農業研修生の受け入れのため整備した宿舎

店内の個室やテーブルにはさつまいもの
品種名がついています
「紅はるか」の「はるかの間」です
北陸農政局及び各県域拠点の「フォトギャラリー」
お問合せ先
新潟県拠点
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