東北農政局メールマガジン 令和6年12月20日発行(第911号)
トピックス
□ 農福連携推進に向けた東北ブロックセミナーを開催します!
農福連携は、障害者等の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに、障害者等の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現していく取組です。
東北農政局は、東北地域における持続的な農福連携の取組の更なる定着を図るため、農福連携推進東北ブロックセミナーを開催します。
開催日時:令和7年1月20日(月曜日)13時30分~17時00分
場所:仙台合同庁舎A棟7階会議室(オンライン(Teams)併用)
詳細はこちら
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/tosinouson/241211.html
■ 東北農政局では、その時期の食料、農林水産業、農山漁村に関係するさまざまな情報について、わかりやすく提供するため、「食・農ひとくち情報」を毎月作成しています。(12月号を掲載しました。)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/hitokuti/index.html#202412
■ 「食べて応援しよう!in仙台2025」の出店者募集について
東北農政局は、東日本大震災の被災地支援の一環として、東北地域の震災からの復興、農林水産物の風評払拭を目的としたイベント「食べて応援しよう!in仙台2025 ~絆に感謝!一緒に歩もう、復興のその先へ~」を令和7年3月15日(土曜日)と16日(日曜日)に錦町公園(宮城県仙台市青葉区)において開催いたします。
本イベントの趣旨にご賛同いただける出店者を募集します。
応募期間
令和6年11月15日(金曜日)から令和7年1月9日(木曜日)まで。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/keiei/syokuhin/241115.html
■ みどりの食料システム戦略トップページ
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html
<東北管内の「堆肥供給者」「汚泥肥料登録者」「食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者(肥料化事業)」のMAP情報>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/kokunaishigen/index.html#maps
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」栽培技術相談窓口>
⇒ https://www.contactus.maff.go.jp/j/tohoku/form/kankyo/saibaigijyutu.html
■ 鳥インフルエンザに関する皆様に知っていただきたい情報について
(「ご安心ください、店頭の鶏肉・鶏卵は安全です」ほか)
・ 我が国においては、鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の鶏は全て殺処分されるなどの家畜防疫上の措置が行われるため、本ウイルスに感染した鶏等が市場に出回ることはありません。
・ 私達が普段口にしている鶏卵は公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が実施されており、洗卵・消毒されています。
▽ 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/
▽ 高病原性鳥インフルエンザについて(内閣府 食品安全委員会)
⇒ https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
■ 豚熱(CSF)に関する情報
【消費者のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。
仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
【畜産農家のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。
畜産農家の方は、飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。
▽ 農林水産省web_豚熱(CSF)について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/
■ 食料・農業・農村基本法の検証・見直しについて
令和4年9月以降、基本法の検証・見直しに向けた検討を行い、令和6年常会に改正法案を提出し、改正法は同年5月29日に成立、6月5日に公布・施行に至りました。
【食料・農業・農村基本法(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
【食料・農業・農村政策審議会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html
【基本法検証部会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
東日本大震災に関する情報
【1】請戸川地区取水堰等における放射性セシウムの調査結果について(令和5年)(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/syusuizeki_kekka/r5.html
【2】大柿ダムにおける放射性セシウムの調査結果について(令和5年)(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/oogaki_kekka/R05.html
【3】令和5年度福島県内のため池等の放射性物質の調査結果について(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou/240331_matome.html
【4】震災復興室から「震災復興室だより(第41号)」を掲載しました。(令和6年3月26日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou_zyoukyou.html#sinsai_tayori
農政の動き
★ 東北農政局から
□ 東北大豆セミナーについて(令和7年2月3日開催)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/sinko/241217.html
■ 東北地域食料自給率を更新しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/syokuryou/zikyuritu/index.html
★ 農林水産省から
□ 2025年の恵方巻きロス削減に取り組む事業者の募集を開始!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/241219.html
□ 山本農林水産大臣政務とカオ・キムホンASEAN事務総長との会談
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chiiki/241219.html
□ 愛媛県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241219.html
□ 埼玉県行田市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内11例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241218.html
□ 「地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律施行規則」等の公布について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/241218.html
□ 令和7年度世界かんがい施設遺産の国内申請受付開始について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/241218.html
□ 「令和6年度山村と企業をつなぐフォーラム」を開催します!
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/241218.html
□ コロンビアからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241217_1.html
□ 江藤農林水産大臣とウクライナ共和国スヴィリデンコ第一副首相兼経済大臣との会談について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/y_kokusai/kokkyo/241217.html
□ 鹿児島県出水市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内10例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241217.html
□ 岐阜県本巣市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内9例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241216.html
□ 愛媛県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内13例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241213.html
□ フィリピン向けいちごの輸出が解禁!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/241213.html
□ 令和7年産さとうきび・でん粉原料用かんしょに係る生産者交付金の単価の決定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/chiiki/241211.html
□ アラブ首長国連邦(UAE)及びサウジアラビアへの官民ミッション(植物工場分野・外食産業分野)の派遣について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chiiki/241211.html
□ 宮崎県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内12例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241209_2.html
□ 北海道旭川市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内8例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241209_1.html
□ 宮城県石巻市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内7例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241209.html
□ 「森林シューセキ!事例報告会」 を開催します
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/keikaku/241209.html
□ 遺伝子組換え農作物の第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント) について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/241209.html
□ 東京証券取引所カーボン・クレジット市場において農業分野の売買の区分が新設されます
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/241206.html
□ 第1回フェーズ3基金事業マッチングカンファレンスの開催について
⇒ https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/241206.html
■ 令和6年度オーガニックビレッジ全国集会の開催及び参加の募集について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/241204.html
■ 令和6年度農林水産関係補正予算の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/241129.html
■ 令和7年度農林水産予算概算要求の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/240830.html
■ 令和5年度食料自給率・食料自給力指標について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240808.html
お知らせ
★ 農林水産省から
□ 「令和6年度家畜衛生ポスターデザインコンテスト」の受賞作品の決定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/241218_1.html
□ 令和6年度我が国周辺水域の水産資源に関する評価結果が公表されました(スルメイカ)
⇒ https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/241213.html
□ 「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデアを決定
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/241205.html
■ 令和6年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向について(令和6年10月末現在)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/241129.html
■ 新たな「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」及び「家畜改良増殖目標」等に関する御意見・御要望の募集について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/suisin/241001.html
■ 令和6年度全国ジビエフェア参加店舗の募集を開始します!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/240809.html
■ 小学生・中学生向け「農業学習」コンテンツを公開!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/240311.html
その他、報道発表資料及び新着・更新情報については、農林水産省のWebサイトをご参照ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/
地域からの便り
東北農政局山形県拠点から~歴史ある「小野川豆もやし」の栽培に取り組んでいます~[山形県・米沢市]
山形県米沢市小野川地区で歴史ある伝統野菜の「小野川豆もやし」を生産されている「小野川豆もやし業組合」組合長の鈴木巌(いわお)さんを紹介させていただきます。
この地区での豆もやし栽培は約300年前から始まり、明治時代に見舞われた小野川温泉街での大火を期に、復興財源確保のために本格的に始まったと言われています。そして大正12年には、現在の「小野川豆もやし業組合」の前身である「三沢村大字豆もやし業組合」が結成され、小野川地区全戸(72戸)での共同作業による栽培が行われていました。また、山形大学の調査によると、小野川豆もやしの元となる大豆は、新潟県の在来種に近いことから、上杉家のつながりで新潟県から小野川地区に持ち込まれたという説もあり、歴史とロマンが感じられます。
一方で、この豆もやしの原料大豆は昔から代々伝わる在来種のため栽培に手間がかかること、品質の良い豆もやしを生産するためには播種、収穫、乾燥等の作業を出来るだけ手作業で行う必要があること、鳩や猿による食害対策に苦労することなどから、現在は生産者が2名まで減少しています。鈴木氏は、この歴史とロマンが詰まった「小野川豆もやし」を今日まで絶やすことなく作り続けている一人です。
豆もやし栽培は、大豆の収穫が終わった11月下旬から翌年3月頃にかけて行われます。また、その栽培方法が特徴的で、「室堀小屋(むろほりごや)」と呼ばれる小屋の中に木箱を並べ、砂を入れ、大豆を播き、さらに砂をかぶせた後、一番上に藁を丁寧に敷き、木箱の下に小野川温泉の温泉水を流すことで、一週間で立派な「小野川豆もやし」が出来上がるということです。この栽培方法は昔から変わっておらず、熱源は温泉熱のみ、肥料や農薬も使わない、とても環境にやさしく、地域資源を活用した持続可能な栽培と言えます。
また、収穫時に特に気を付けていることは、白くて綺麗な豆もやしを出荷するために、豆もやしに太陽の光が当たらないようにすることで、午前5時から6時半頃までの暗いうちに収穫するそうです。出荷は、午前中に行い、主に温泉街の土産店、道の駅よねざわ、山形県のアンテナショップ、豊洲市場等に出荷し、購入された方々からは大変好評を得ているということです。
冬には小野川温泉街に作られる「かまくら」の中で、温泉街にあるラーメン店が作る「豆もやしラーメン」を食べることができます。
皆さん、昔から苦労して作り続けられ、また、歴史とロマンを感じることができる、「小野川豆もやし」を堪能されてはいかがでしょうか。
・お問合せ先:小野川豆もやし業組合
・住所:山形県米沢市小野川町2316
・電話:0238-32-2308
※ 各県の地域からの便りは、こちらをご覧ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/rin/index.html#tayori
統計情報
□ 2025年農林業センサスが始まります!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/census/241213.html
□ 令和6年産水稲の収穫量(東北)について
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/toukei/seiryu/241210.html
◆ 東北農政局管内の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/index.html
◆ 農林水産省(全国)の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html
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