中国四国あぐりレター 第518号 2023(令和5)年5月19日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
食料・農業・農村政策審議会は、令和4年9月29日に農業・農村基本法の検証・見直しに向けた基本法検証部会を設置しました。
同部会は10月以降、月2回程度のペースで開催されており、食料の安定供給の確保(食料安全保障、輸出促進を含む。)、農業の持続的な発展、農村の振興、多面的機能の発揮の各テーマごとに、有識者ヒアリング、施策の検証、意見交換等を実施しています。
【新着】第15回:令和5年5月19日
議題:食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
[中間取りまとめ(案)]
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
みどりの食料システム戦略関係について
農林水産省では、令和3年5月12日に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和5年4月7日に7事業者、4月17日に1事業者が認定され、計41事業者となりました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
みどりの食料システム法に関する基本計画の作成状況については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kihonkeikaku.html
みどりの食料システム法については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
「みどりの食料システム戦略」全体に関する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
【新着】農業技術の基本指針(令和5年5月)
農林水産省は、農政の重要課題に即した技術的な対応や、今後、農業の発展に資すると期待される新技術について、都道府県をはじめとする関係機関において、農業技術関連施策の企画、立案、実施等に当たっての参考となるよう、農業技術の基本指針(令和5年5月)として公表しました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_kihon_sisin/r5sisin.html
令和5年春の農作業安全確認運動の展開について「徹底しよう!農業機械の転落・転倒対策」と「令和5年農作業安全ポスターデザインコンテスト」の開催及び「熱中症対策強化期間」について
農林水産省は、春作業が行われる3~5月を重点期間として、全国の関係機関の協力の下、春の農作業安全確認運動を実施しています。運動の一環として、6月27日(火曜日)までの間、農作業安全を広く呼びかける「令和5年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催しています。
また、農作業における熱中症対策を推進していくため、農作業安全確認運動の一環として、5~9月を「熱中症対策強化期間」と位置づけ、熱中症予防に向けた活動を展開しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
「令和5年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/230427.html
令和5年春の農作業安全確認運動
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/#全国農作業安全確認運動
熱中症対策に関する情報
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/nechu.html
中国四国農政局では、農業者等が参加する会議、集会、講習会等に農作業安全の要素をプラスした形式で開催する取組を展開し、少しの間(minutes)でも時間を割いて農作業安全の話題に触れることができるよう「+(プラス)安全min」を発行しています。(現在、「+(プラス)安全min」のVol.2-02を発信中)
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/anzen/index.html
鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
昨年10月以降、中国四国地域の家きん農場において計15事例の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認され、まん延を防止するため、防疫措置が行われました。国内でも相次いで発生しており、本病に対する厳重な警戒が必要です。
また、中国四国地域においては豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
このため、家きん及び豚の飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
詳しくは、こちらをご覧ください。
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
消費税インボイス制度について
令和5年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されることとなっています。
インボイス制度においては、原則として、消費税の仕入税額控除のためにインボイスの保存が必要になり、インボイスの交付を行うためには、税務署への「適格請求書発行事業者」としての登録申請が必要となるといった現行制度からの変更点があります。
中国四国農政局では、インボイス制度の説明会や学習会に財務省・国税職員の講師派遣申込みを受付しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/syohizei_invoice.html
支援措置については、こちらをご覧ください。
リーフレット「インボイス制度、支援措置があるって本当!?」(財務省ホームページ)
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/invoice.pdf(PDF:690KB)
国税庁のインボイス制度特設サイトは、こちらをご覧ください。(国税庁ホームページ)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
2 【イベント】
岡山高島屋開店50周年記念おかやまいいもの探訪岡山フェアへの出展について
中国四国農政局は、食、農業・農村、環境への理解醸成及びエシカル消費の啓発を図るため、岡山高島屋開店50周年記念おかやまいいもの探訪岡山フェアに参加して、関係団体や事業者と連携し、「「食」から考えようあなたの暮らしと未来」をテーマとして施策のPR・啓発を行うとともに、関連する岡山県の実践事例等の紹介や農産物・加工品の販売を行います。
【開催期間】
令和5年5月17日(水曜日)~5月22日(月曜日)
10時00分~18時15分(最終日は16時00分閉場)
【開催場所】
岡山タカシマヤ8階催会場
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230426.html
中国四国農政局は、瀬戸中央自動車道与島パーキングエリアで開催される「せとうち島旅フェス2023」に参加します。
中国四国農政局は、観光・文化、農業・農山漁村の振興及び情報発信などを進めることにより、瀬戸内地域を中心とした中国四国地方の地域社会の活性化・交流促進に寄与することを目的に、本州四国連絡高速道路株式会社が主催する「せとうち島旅フェス2023~島々とともに歩むSDGs~」において、農政局施策PRブース及び農政局ジビエブースを出展します。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
【開催日時】
令和5年5月21日(日曜日)10:00~16:00
【開催場所】
瀬戸中央自動車道 与島パーキングエリア
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_syoku/230417.html
3 【お知らせ】
【新着】令和5年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」の募集について
農林水産省では、農泊を推進している地域のうち、多様な地域の食・食文化の魅力で訪日外国人を誘客する地域を「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」として認定し、各地域の魅力を海外へ一体的に発信しています。
令和5年度に新たに「SAVOR JAPAN」として認定する地域の取組を募集しています。
(※SAVOR(セイバー)とは、「味わう、楽しむ」という意味の英単語です。)
【募集期間】
第1期募集:令和5年5月 1日(月曜日)~令和5年6月15日(木曜日)
第2期募集:令和5年6月16日(金曜日)~令和5年7月31日(月曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/230501.html
【新着】訪日外国人に日本の食文化・食体験の魅力を伝える「越境ECでの販売商品」の募集について
農林水産省では、訪日中に日本の食・食文化の魅力の体験をした外国人が、帰国後も日本の食を再体験できるような環境整備を図り、日本産農林水産物・食品の輸出拡大につなげていく「食かけるプロジェクト」の一環として、「モノ」に焦点を当て、地域の食文化・食体験の魅力を伝える輸出向けの商品を募集しています。
【募集締切】
令和5年6月20日(火曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。
(食かけるプロジェクト&SAVOR JAPAN事務局ホームページ)
https://www.eatmeetjapan.jp/ec
【新着】訪日外国人に日本の食・食文化の魅力を伝える「食」体験コンテンツの募集について
農林水産省では、「食かけるプロジェクト」の一環として、日本各地の食を異分野と掛け合わせた魅力的な体験事例を表彰する「食かけるプライズ2023」を募集しています。
【募集締切】
令和5年7月7日(金曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/230512_7.html
【新着】ユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念する和食文化の保護・継承活動に関するイベントの登録について
農林水産省及び文化庁は、一般社団法人和食文化国民会議と連携し、和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年を契機とした、多様な主体による和食文化の保護・継承に向けたイベント開催を推奨します。
農林水産省は、収集した開催情報を一元的にホームページで発信していきますので、是非、関連イベントとしての登録をご検討ください。
【掲載対象】
令和6年12月3日(火曜日)までの期間を実施期間に含む、以下のいずれかに該当する和食文化の保護・継承に資するイベント
(1)行政機関が主催するイベント
(2)行政機関が協賛、協力又は後援するイベント
(3)民間団体及び業界団体が主催するイベント
(4)地域の食文化の保護・継承の関係団体のイベント
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/230512.html
【新着】「令和5年度 農薬危害防止運動」の実施について
農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施します。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/230428.html
野菜・山菜と似た有毒植物の誤食に注意しましょう!
例年、特に春先から初夏にかけて、野菜及び食べられる山菜・野草と間違えて、有毒な成分を含む植物を食べてしまうことによる食中毒が数多く発生しています。
食用と確実に判断できない植物については、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようお願いします。
農林水産省は、そのような食中毒を防止するため、間違えやすい植物の特徴を説明したリーフレットを作成していますので、ご利用下さい。
詳しくは、こちらをご覧ください。
知らない野草・山菜は採らない・食べない!(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/natural_toxins.html
野菜・山菜とそれに似た有毒植物(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/leaflet.html
農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
4 【消費者の部屋】
テーマ:消費から考える、日本の農業と地球環境~みどりの食料システム戦略のご紹介~
人類の営みや行動が温暖化など地球環境に深刻な影響を与えています。農業はその影響を最も受ける産業のひとつであり、環境に影響を及ぼす産業でもあります。
農林水産省は令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、生産性の向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための取組を進めています。
有機農業をはじめとする環境にやさしい農業を拡大していくためには消費者の皆様の理解が不可欠です。
将来にわたって持続的な社会を実現するために、「農業と環境との関わり」他について紹介します。
【開催期間】
令和5年5月1日(月曜日)~5月26日(金曜日)
8時30分~17時15分
(土曜日、日曜日及び祝日は除く。最終日は13時まで)
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/230420.html
5 【ひとことメッセージ】
化学農薬は安全なの?
中国四国農政局次長 及川 仁
日頃より、みどりの食料システム戦略の実現に向けてご理解、ご支援を頂き感謝申し上げる次第です。
さて、自分も農政局の責任者の一人として、講演や講義の際、化学農薬の安全性への不安や否定的なご意見をよく頂きます。
ご存知のとおり、一般的に食品に含まれる物質は度を超して大量に食べると人の健康に悪影響を及ぼします。水であっても短時間で大量に飲めば水毒症になりますし、塩分も生命維持には必要ですが、摂り過ぎると体を壊します。
要するに、食品の安全性は、食品中の物質の毒性とその摂取量で決まります。化学農薬については、成分ごとに、国際ルールに基づく試験の結果、人が一生にわたって毎日摂取し続けても健康上の問題が生じない量(無毒性量)を安全係数(普通は100)で割った量を超えないように、食品中の残留基準や使用基準が設定されて使用を認めています。ある食品中の残留農薬基準値の大小ではなく、通常の食生活でその農薬成分を摂取する総量が十分少なければ健康上問題ないということになります。
ご興味がある方々は是非、食品安全委員会のホームページにある「消費者の方向け情報」の資料を一読頂ければ幸いに存じます。
6 【ふるさと元気だより】
鳥取の初夏はらっきょうのかおり
鳥取県拠点
鳥取県では、今まさにらっきょうの収穫真っ盛りです。
らっきょうは、植え付けから収穫までほとんどの工程が手作業で、特に8月終わりの残暑が厳しい中での植え付けや、収穫後の根切りなど、かなりの重労働を要する作物です。
鳥取県は古くかららっきょうの栽培が盛んで、近年は好天にも恵まれ収穫量は増加し、日本一の産地となっています。
この時期になると、鳥取県内のスーパーなどには「洗いらっきょう」や「根付きらっきょう」と一緒にらっきょう酢が店頭に並び、多くの家庭ではらっきょう漬けを作ります。
鳥取県にお越しの際は白くてシャッキシャキのらっきょうをお土産に、ご家庭でらっきょう漬けを楽しまれてはいかがでしょうか。
7 【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和5年5月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/230428.html
【統計情報】
「作物統計調査令和4年産みかんの収穫量における中国四国管内の全国順位(10位以内)」を掲載
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#d230517
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
先日、定期検診に行ってきました。
結果は、体重が少し増加していて、それに伴い数値も悪くなっていました。
これから雨降りや暑い季節となりますが、2ヶ月後の検診に向けて休日には運動をしなければと思う今日この頃です。(と)
このメールマガジンは、農政情報をタイムリーにお届けするために、登録して頂いた方々に配信しています。
配信の変更などはこちらからどうぞ。
https://www.maff.go.jp/chushi/mailm/
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⇒ https://www.maff.go.jp/j/use/link.html
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
企画調整室
代表:086-224-4511(内線2111)
ダイヤルイン:086-224-9400