香川ぴっぴ通信 第190号 2023(令和5)年11月16日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【お知らせ】
・「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第10回選定の結果を公表しました!
・「ノウフクマルシェ」を瀬戸中央自動車道与島パーキングエリアで開催します
・今こそ、飼料増産を!「令和5年度中国四国地域飼料増産推進研修会」の開催について
・有機農業推進フォーラムを開催します
・2023年漁業センサスにご協力をお願いします
・令和5年度農林水産関係補正予算の概要について
・令和6年度農林水産予算概算要求について
・農業女子プロジェクト10周年!今年の秋冬は「農業女子に会いにきて!」
・「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
・みどりの食料システム法について
・鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
・「令和5年度病害虫発生予報第9号」について
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
- 2【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 3【AFFクイズ】
- 4【コラム】
・大野原まつり(観音寺市大野原町)……行政専門員 大西
1【お知らせ】
★「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第10回選定の結果を公表しました!
内閣官房及び農林水産省は「強い農林水産業」、「美しく活力のある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の地域資源を引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第10回選定)として、令和5年11月10日(金曜日)に29地区を選定しました。
中国四国農政局においては、これら以外にも優れた取組が見られることから、中国四国地区独自の特徴のある優れた取組を「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』」として、今後の活躍が期待できる取組を「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』」奨励賞として選定しました。
香川県からの選定は次のとおりです。
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定団体
・一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会(さぬき市)(ビジネス・イノベーション部門)
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞選定団体
・株式会社安岐水産(さぬき市)
・満濃池土地改良区(琴平町)
・たどつまちLabo(多度津町)
・「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第10回選定結果はこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/231110.html
・中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」及び中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の選定結果についてはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/tosi_noson/231110.html
★「ノウフクマルシェ」を瀬戸中央自動車道与島パーキングエリアで開催します
中国四国農政局は、本州四国連絡高速道路株式会社が主催する「せとうちマルシェ2023」において、「ノウフクマルシェ」や「農泊」、「世界農業遺産・日本農業遺産」「瀬戸内麦推進協議会」など、農政局の取組に関するブースを出展します。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
【開催日時】
令和5年11月25日(土曜日)10:00~15:00
令和5年11月26日(日曜日)10:00~15:00
【開催場所】
瀬戸中央自動車道与島パーキングエリア(香川県坂出市与島町西方587番地)
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/tosi_noson/231026.html
★今こそ、飼料増産を!「令和5年度中国四国地域飼料増産推進研修会」の開催について
中国四国農政局では、一般社団法人日本草地畜産種子協会と共催で、令和5年12月11日(月曜日)に岡山市において「令和5年度中国四国地域飼料増産推進研修会」を開催します。
【開催日時】
令和5年12月11日(月曜日)13:30~17:00
【開催場所】
岡山県農業共済会館6階大会議室(岡山市北区桑田町1-30)
【参集範囲】
生産者、農業関係団体、県、市町村、試験研究機関等
【申込期限】
令和5年11月29日(水曜日)17時まで
※申込み先着順(100名程度)
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_chikusan/231109.html
★有機農業推進フォーラムを開催します
農林水産省では、令和3年5月に公表した「みどりの食料システム戦略」において、有機農業の取組面積の拡大等、持続可能な農業生産に向けた目標を掲げました。
有機農業を拡大していくためには、担い手の確保・育成や消費者への理解を深める取組が必要です。
本フォーラムでは、農業者や消費者へ有機農業、有機農産物の価値を伝え、関心を高めていくための方策について意見交換を行います。
【開催日時】
令和5年12月1日(金曜日)13時30分から16時00分
【開催方法】
オンライン形式(Microsoft Teams)
【申込期限】
令和5年11月27日(月曜日)
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/231102.html
★2023年漁業センサスにご協力をお願いします
農林水産省は、令和5年11月1日現在(流通加工調査は令和6年1月1日現在)で「2023年漁業センサス」を実施します。「漁業センサス」は、我が国漁業の生産構造、就業構造を明らかにするとともに、漁村、水産物流通・加工業などの漁業をとりまく実態と変化を総合的に把握することを目的に、統計法に基づいて5年ごとに行う大規模な調査です。
10月中旬から調査員が海面漁業関係者の方々を訪問しますので、調査票に漁業の操業状況などの記入をお願いします。
また、内水面漁業関係者の方々には10月上旬に調査票が郵送されており、また、冷凍・冷蔵、水産加工場関係者の方々には12月中旬に調査票が郵送されますので、漁業や水産加工場の操業状況などの記入をお願いします。
なお、スマートフォン等を利用したオンラインでの回答も可能です。回答内容は、統計を作成するためだけに使われます。統計調査員や調査関係者が、調査内容を他に漏らしたり、課税等その他の目的に使用することは法律で厳しく禁じられています。
「漁業センサス」は、漁業の現状を知り将来を考えるための大切な調査です。ご協力をお願いします。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/fc/2023fc/cp.html
★令和5年度農林水産関係補正予算の概要について
農林水産省は、令和5年11月10日、令和5年度農林水産関係補正予算を取りまとめました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r5hosei.html
★令和6年度農林水産予算概算要求について
農林水産省は、令和5年8月31日、令和6年度農林水産予算概算要求を取りまとめました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r6yokyu.html
★農業女子プロジェクト10周年!今年の秋冬は「農業女子に会いにきて!」
農林水産省が取り組む「農業女子プロジェクト」は、社会での女性農業者の存在感を高めることを目的として、平成25年(2013年)に設立され、本年11月に10周年を迎えます。
このたび10周年を記念し、女性農業者に出会える全国各地のイベントや、女性農業者が参加できる研修会等を案内する特設webサイトを開設しました。
香川県内では12月に東かがわ市生活研究グループの店で開催される「ごじまん市」など、全国で活躍する輝く元気な農業女子と出会えるイベントや農業女子が学べるイベントを紹介したりしていますので是非ご覧ください。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/kourei/231010.html
★「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
農政の根幹を定める「食料・農業・農村基本法」は、平成11年に制定されましたが、制定時から、我が国の食料・農業・農村をめぐる情勢は、大きく変化しています。
このため、食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会は、昨年10月以降、同法の総合的な検証を行い、5月29日に「中間取りまとめ」を示しました。また、政府は「中間取りまとめ」を踏まえ、6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部において「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」を決定しました。
また、7月14日から8月9日にかけて全国11都市で「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会 地方意見交換会」が開催され、9月11日には「食料・農業・農村基本法の見直しに関する最終取りまとめ」を決定し、農林水産大臣に答申されました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
(議事概要)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/chiho/gaiyou.html
★みどりの食料システム法について
環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。
この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。
また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。
さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和5年10月27日に1事業者が認定され、計56事業者となりました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
令和5年10月4日に北海道で回収された死亡野鳥から今シーズン初めてとなるH5亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。本事例は同ウイルスが既に国内へ侵入していることを示唆するものであり、厳重な警戒が必要です。
また、県内においても豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱(CSF)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
★「令和5年度病害虫発生予報第9号」について
令和5年11月15日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第9号」を発表しました。
野菜・花き類では、ハスモンヨトウの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/231115.html
★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。
このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。
新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。
・詳しくは、こちら(NOSAI香川ホームページ)
https://nosai-kagawa.jp/
2【報道発表資料】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
3【AFFクイズ】
★今回のクイズは、香川県の地名について出題します。
これは香川県のある地名ですが、何と読むでしょう。
「浦生」
(1) うろ(2)うらせ(3)うらい
(解答は次号)
★前回のクイズは、「香川県内に農業用水や水道用水などを供給する香川用水が全線で通水を開始したのは何年のことでしょうか?」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(3)1978年(昭和53年)でした。
香川用水は、多雨地帯の高知県における早明浦ダム建設を中核として少雨地帯の恒常的な水不足を解消するために構想された「吉野川総合開発計画」の一環として整備されました。昭和50年の一部通水から約半世紀、地域の発展に多大な貢献を果たしています。
平成26年度に農業用水の安定供給に支障をきたす施設の老朽化対策及び維持管理の軽減並びに大規模地震に備えた耐震対策を総合的に行う「国営かんがい排水事業香川用水二期地区」が開始され、本年度に完工します。
4【コラム】
★大野原まつり(観音寺市大野原町)
大野原八幡神社秋季例大祭が、10月13日(金曜日)~15日(日曜日)の3日間にわたり執り行われました。コロナ禍の影響で4年ぶりの通常開催となりました。
私が大野原町に引っ越してきて8年目になりますが、今回初めて祭りに参加しました。屋敷上・中・下の3自治会合同で河原井出(からいで)太鼓と呼ばれる太鼓台(およそ2.5トンあるそうです。)を運行しており、屋敷下の自治会長として3日間太鼓台に付き添って、「ちょーさじゃ、ちょーさじゃ」の威勢のいい掛け声とともに、大野原町内を練り歩きました。
祭りのフィナーレとなる3日目は、大野原中央公園に14台の太鼓台と2台のだんじりが昼前に集結し、中央ステージ前で揃いの法被を着た担ぎ手が高々と太鼓台を差し上げる「かきくらべ」が披露されました。夕方には、大野原八幡神社に順番に宮入し、太鼓台の奉納と太鼓台の引き回しや「かきくらべ」が行われ、祭りのクライマックスを迎えました。
太鼓台の運行は、「河原井出太鼓青年」と呼ばれる20~30歳代の若者を中心に行っており、彼らの熱意とパワーに圧倒され、年の差と体力の衰えを実感しました。祭りの2日目の夕方は少し雨模様になりましたがトラブル等もなく、無事に祭りが終了し、ほっとしています。
行政専門員 大西
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
https://www.facebook.com/nogyokeiei
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
◆香川県拠点お問い合わせ窓口
https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html
◆配信停止等の手続き
登録情報の変更、配信を解除されたい方は、メールにより連絡をお願いします。
(「配信解除」等と入力のうえ、送信してください。)
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
◆発信者
〒760-0019 高松市サンポート3番33号
中国四国農政局 香川県拠点地方参事官室
TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
お問合せ先
香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500