香川ぴっぴ通信 第195号 2024(令和6)年2月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 【中国四国農政局香川県拠点より】
- 1【今月のひとこと】
・令和4年農業産出額及び生産農業所得……総括統計専門官 大西 宏泰 - 2【お知らせ】
・令和6年能登半島地震に関する情報について
・令和5年度中国四国農政局食育交流会 「行くぜっ!にっぽんの和食」~天然の「だし」で美味しく健康づくり~ を開催します
・香川県の「大野豆」が地理的表⽰保護制度(GI)に基づき登録されました!
・荷主企業を対象に「物流の「2024年問題」に関する説明会」を開催します
・令和6年度農林水産予算概算決定の概要について
・令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました
・「農林水産省物流対策本部」が設置されました
・「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」の参加登録が開始されました!
・台湾に有機表示をして酒類を輸出できるようになりました!
・「食料・農業・農村基本法」の見直し等について
・みどりの食料システム法について
・鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
・BUZZ MAFFに新たな動画が公開されました
- 3【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・昭和、平成、令和……行政専門員 中山
【中国四国農政局香川県拠点より】
・謹んで震災のお見舞いを申し上げます
この度の令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。
1【今月のひとこと】
★令和4年農業産出額及び生産農業所得
総括統計専門官 大西 宏泰
農林水産省は令和5年12月22日に、令和4年農業産出額及び生産農業所得を公表しました。
本統計は、農産物の産出額や農業が生み出した付加価値額を推計し、農業生産の実態を金額で明らかにすることで、皆さんに農業の実態をお伝えすることを目的としています。
農業産出額は、品目ごとの生産量に、品目ごとの農家庭先販売価格(消費税を含む。)を乗じた額です。
また、生産農業所得は、農業産出額から物的経費を控除し、受給した経常補助金を加算した額です。
香川県における令和4年の農業産出額は855億円で全国順位は前年同位の35位でした。果実が2億円(3.0%)減少したものの、米が11億円(10.8%)、畜産が48億円(14.3%)増加したこと等から、前年に比べ63億円(8.0%)増加しました。
品目別では、ブロッコリーが47億円で、前年同位の全国2位、いちごが49億円で、前年同位の全国11位となりました。香川県における上位5品目は、鶏卵165億円、米113億円、肉用牛62億円、ブロイラー51億円、いちご49億円と5品目で香川県全体の過半を占めています。
また、生産農業所得は276億円で全国順位は35位となっており、前年に比べ6億円(2.1%)減少しました。
なお、中国、四国、県別の詳細な数値については、今後、政府統計の総合窓口(e-Stat)ホームページに掲載(令和6年3月予定)することとなっています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_sansyutu/index.html#y
2【お知らせ】
★令和6年能登半島地震に関する情報について
令和6年能登半島地震により被災された農林漁業者の皆様が、営農意欲を失わず1日も早く経営再建できるように、農林水産関係被害への支援対策を取りまとめ、対策のポイントや被災された農林漁業者の皆様向けの資料を作成しました。(令和6年1月25日発出)
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html
★令和5年度中国四国農政局食育交流会 「行くぜっ!にっぽんの和食」~天然の「だし」で美味しく健康づくり~ を開催します
中国四国農政局では、日本の食文化に欠かせない「だし」に関わる企業等の取組を体験を交え紹介し、我が国が誇る和食文化を身近に感じていただける交流会を開催します。
中国四国食育ネットワーク会員様をはじめ食育に関心がある方ならどなたでもご参加可能です。たくさんのご参加お待ちしております!
【開催日時】
令和6年2月27日(火曜日)13時30分~16時00分(受付開始13時00分~)
【開催方法】
会場開催およびオンライン配信
会場開催場所:学校法人本山学園 西日本調理製菓専門学校 1階 第2調理実習室(岡山県岡山市北区大供3-2-18)
【申込期限】
令和6年2月16日(金曜日)17時00分
申込み先着順(会場50名 オンライン100名)
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240115.html
★香川県の「大野豆」が地理的表⽰保護制度(GI)に基づき登録されました!
地理的表示保護制度は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。
農林水産省は、令和5年1月29日(月曜日)に、新たに6産品を地理的表示として登録し、香川県からは「大野豆」が登録されました。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_zigyo/240129.html
★荷主企業を対象に「物流の「2024年問題」に関する説明会」を開催します
四国経済産業局、中国四国農政局、四国運輸局及び香川労働局は、荷主企業の皆様に対し、物流の危機的状況への理解を深めていただき、持続可能な物流の実現のための意識醸成と行動を促すため、高松市において、物流の「2024年問題」に関する説明会を開催します。
【開催日時】
令和6年2月28日(水曜日)14時00分~16時00分
【開催場所】
高松サンポート合同庁舎 南101大会議室(高松市サンポート3-33)
【申込期限】
令和6年2月25日(日曜日)
【定員】
90名
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_kigyo/240118.html
★令和6年度農林水産予算概算決定の概要について
令和5年12月22日に閣議決定された令和6年度予算案において、農林水産関係予算は「食料の安定供給の確保」、「農業の持続的な発展」、「農村の振興(農村の活性化)」、「みどりの食料システム戦略による環境負荷低減に向けた取組強化」、「多面的機能の発揮」など、8項目を重点事項として総額2兆2,686億円となっています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r6kettei.html
★令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました
令和5年11月29日、令和5年度補正予算が成立しました。
「食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」、「物価高騰等の影響緩和対策」、「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」、「持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」、「防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」を重点事項。として、総額8,182億円を措置しています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r5hosei.html
★「農林水産省物流対策本部」が設置されました
農林水産省は、令和5年12月27日に、全国各地・各品目の農林水産業者等の物流確保に向けた取組への後押しや負担軽減を図るため農林水産省の各品目・業界担当部署が参画する「農林水産省物流対策本部」(本部長:農林水産大臣)を設置しました。同日に第1回会合が開催され、「農林水産品・食品物流問題相談窓口」が本省及び地方農政局に設置されました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ryutu/231226.html
★「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」の参加登録が開始されました!
農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」を実施します。
特に優れた取組には農林水産大臣賞を授与します。
是非ご応募ください。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/240109.html
★台湾に有機表示をして酒類を輸出できるようになりました!
令和6年1月1日から、有機JAS認証を受けた有機酒類について、有機(organic)表示を付けて台湾へ輸出できるようになりました。また、台湾の制度による認証を受けた有機酒類を輸入しても、JAS制度に基づき「有機」等と表示することができます。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ninsyo/231218.html
★「食料・農業・農村基本法」の見直し等について
農政の根幹を定める「食料・農業・農村基本法」は、平成11年に制定以降、我が国の食料・農業・農村をめぐる情勢が大きく変化していることを踏まえ、令和4年10月に見直しに着手しました。
また、「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」の実現に向け、各種検討会における議論や食品の適正な価格形成に向けた広報活動を行っています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
(議事概要)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/chiho/gaiyou.html
(パートナーシップによる価格創造のための転嫁円滑化の取組について)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/211227.html
(不測時における食料安全保障に関する検討会)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kentoukai.html
(適正な価格形成に関する協議会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html
(食品産業の持続的な発展に向けた検討会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/jizoku/index.html
★みどりの食料システム法について
環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。
この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。
また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。
さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和5年12月15日に1事業者が認定され、計60事業者となりました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
令和5年11月25日に国内で本年度初となる鳥インフルが発生以降、これまで6例が確認されていましたが、令和6年1月27日に山口県で新たに確認されました。
また、豚熱に感染した野生イノシシが県内で拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱(CSF)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
★BUZZ MAFFに新たな動画が公開されました
農林水産省職員が、その人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネル(BUZZ MAFF)に「KaziU」と「ちゅーし農業女子PJ」の2つの動画が新たに公開されました。
【KaziU】
今回は、若手農業者さんが集まる4Hクラブの研修会に潜入しました。
(公開URL:YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=IieYOIKKw-Q&list=PLVc03uX0IwZstKyaT0kRlGkJW4kqdK5G3
【ちゅーし農業女子PJ】
農水省アラフォー新人2人組が中国四国地域で活躍されている農業女子の魅力を丁寧に、しっとりお届けします!
(公開URL:YouTube)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVc03uX0IwZuJhUIsMWmU20Yqf-lg87LI
3【報道発表資料】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
4【AFFクイズ】
★今回のクイズは、香川県の面積について出題します。
香川県は日本で一番小さい都道府県と言われていますが、そのようになったのはいつのことでしょうか?
(1) 1988年 (2)1990年(3)1994年
(解答は次号)
★前回のクイズは、「令和5年産の香川県で栽培されたびわの収穫量は全国で何位だったでしょうか。 」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(3)3位でした。1位は長崎県(564トン) 2位は千葉県(469トン)となっており、香川県は169トンで3位に入ります。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kajyu/biwa_momo_ume/r5/index.html
5【コラム】
★昭和、平成、令和
令和5年度もあと僅か2か月です。小生の公務員生活も同じくあと僅かです。昭和54年から平成、令和と3時代を過ごしてきました。
45年間、長いようで、“もう”かと感じます。人生の半分を過ごさせてもらいました。仕事を始めたころは、「そろばん」とタイガー計算機(手回し式)だったのを懐かしく思い出します。(電卓は、その後普及しました。)
時代の流れとともに、新しく便利なものに進化が進み効率よくなりましたガリ版印刷・青焼き感光紙・漢字タイプライター等を皆さん知っていますか?
時代は、どんどん進み「AI」が隆盛を極める時代となりそうですが、どんな時代になろうとも人間らしく、生きたいものです。
行政専門員 中山
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
https://www.facebook.com/nogyokeiei
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
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◆発信者
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中国四国農政局 香川県拠点地方参事官室
TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
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