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九州農政局

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鹿児島県

ほ場整備事業を契機とした農地集団化

  • 鹿児島県川西地区では、ほ場整備事業を契機として集落の合意形成を図り、担い手農家への農地集積、育成を推進。

川西地区(鹿児島県東串良町)

事業名 :21世紀型水田農業モデルほ場整備促進事業
受益面積 :98ha
総事業費 :1,181,000千円
工期 :平成3年度~平成10年度

徹底的な話し合い活動

地域にあった営農形態を模索するため、地域の代表者である生産組合役員を中心に集落座談会など、話し合い活動を行い、合意形成を図る。

集落での話し合い(集落座談会)
集落での話し合い(集落座談会)集落代表者による意見すり合わせ(役員会)
集落代表者による意見すり合わせ(役員会)

ブロックローテーション方式による集団転作団地

集落座談会等の話し合いより、地域においては個人毎に消化される現状にあった「転作ほ場」に着目し、平成11年度に試験的に導入し、平成12年度からはブロックローテーション方式による集団転作団地として農地集積を図った。
生産組合を中心に、集団転作団地を形成し、担い手へ提供することにより、下記の項目が実現された。
1.土地改良されたほ場により、作物の幅が広がり、作業の効率化が図れた。
2.転作助成金制度の増額交付が可能になった。
(10a当たりの手取額比較:地域外62千円⇒集団転作団地102千円。H12実績)
3.担い手農家が耕作することにより、荒地を防止。

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