せんべい汁 R6.3.1
先日、青森県八戸市に出張する機会がありました。 八戸といえば郷土料理「せんべい汁」が有名ですね。 私もぜひ食べてみたい!ということで、 バスの乗り継ぎ時間に大急ぎで 「せんべい汁」のせんべいとスープのセットを買いました。
これがそのせんべい汁用の 「せんべい」です。 せんべい汁では、 旧南部藩の領地だった 青森県南東部から岩手県北部にかけての 伝統食品で、 小麦粉に塩と水を混ぜ 鉄製の型で丸く焼いた 「南部せんべい」を使います。
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週末に早速家で作ってみました。 材料は、 セットに入っていた「せんべい」と しょうゆ味のスープ、 その他に鶏肉や野菜ときのこ、 糸こんにゃくを用意しました。 |
せんべいは 「四つくらいに割って鍋に入れる」 と袋に書いてあったので、 もったいない気もしましたが バリバリ割っておきます。
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セットのスープで 野菜やお肉を煮て、
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割ったせんべいも加え 少し煮込みます。 ちなみに 八戸の方にコツをお聞きしたところ、 長く煮るとせんべいが やわらかくなりすぎるので、 「アルデンテ」くらいが丁度よいですよ、 とのことでした。
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できました! せんべいの煮込み加減が 少し心配でしたが、 固すぎずやわらかすぎず、 モチモチでおいしい(*^-^*) この食感はやみつきになりそうです。
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このせんべいは、冷害が多く米が思うように取れなかった地域の 貴重な保存食だったのだそうです。 約200年にもわたって家庭料理として伝わってきたせんべい汁ですが、 戦後、製造業者が汁を吸っても煮崩れしないせんべいを開発し 現在では家庭の味噌汁や鍋物で寒い時期に食べるほか、 飲食店やイベントで観光客向けにも メジャーな料理として親しまれているのだとか。 おいしく進化しながら後世に引き継がれているなんて、とても素敵ですね。(Y)
【うちの郷土料理 青森県「せんべい汁(せんべいじる」】 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/ menu/senbei_jiru_aomori.html
令和6年3月1日
青菜(せいさい) R6.2.16
いつも山形のおいしいものを 紹介してくれる 食育班のTさんが先日、 地元で評判の 「青菜漬」を 買ってきてくれました。
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この「青菜」は、「あおな」ではなく「せいさい」と読みます。 「青菜漬」は高菜の一種「山形青菜」を使った漬物で、 独特の辛味とシャキッとした歯ざわりが特徴です。
【うちの郷土料理 山形県「青菜漬け(せいさいづけ)」】 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/ menu/seisaizuke_yamagata.html
お昼休みに職場のみんなでいただきましたが、 お弁当の白いごはんによく合い、またお茶うけにもぴったり。 しょっぱすぎず、大変おいしいお漬物でした。
多様な漬物文化が残る山形で 青菜を使った漬物といえば、もう一つ、「おみ漬(おみづけ)」も有名です。
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これは私が近所のスーパーで 購入した商品で、 山形青菜を中心に 大根・人参などの野菜を 一緒に刻んで漬けてあるもの。 彩りもとてもきれいですね。 |
意外な組み合わせかもしれませんが、 納豆に混ぜた「おみ漬納豆」も コリコリした青菜の食感と辛みが アクセントになり、 さっぱりしておすすすめ。 炊きたてごはんとの相性は抜群です! |
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山形青菜は一株が500g程度、 丈が70cmから80cmにもなる 大きい野菜なのだそうです。
おみ漬の由来については諸説あるようですが、 一説によれば 「青菜漬」は肉厚の茎の部分を珍重して食べることが多く、 葉先は捨ててしまうこともあったため、 もったいないと近江出身の商人が刻んで漬物にしたことから、 「近江漬」が転化して「おみ漬」になったといわれているのだとか。
余った野菜をすべて使い切るための知恵として 発展してきた料理ともいわれており、 近ごろは、山形青菜の間引き菜を使って作られることもあるそうです。 フードロス削減にもつながる、とてもエコな料理なんですね!
【うちの郷土料理 山形県「おみ漬け(おみづけ)」】 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/ menu/omizuke_yamagata.html 「漬物王国」とも呼ばれる山形県が誇る、青菜漬とおみ漬。 ごはんのお供に、ぜひ味わってみてください。(Y)
令和6年2月16日
黒にんにくと地理的表示 R6.2.9
皆さん、 黒にんにくをご存知でしょうか。 にんにくを加熱熟成して 作られる食品ですが、 私はお土産でもらって 初めて食べた時、 生のにんにくとは全く違う風味に びっくりしました(^^; 最近は道の駅や 大きなスーパーなどでも 見かけるようになりましたね。
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皮をむくと名前の通り、 中身は本当にまっ黒です。 甘酸っぱくて、 ドライフルーツのプルーンのような フルーティな味。 生のにんにくよりも においがほとんどなく 食べやすいですね。
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そんな黒にんにくですが、 今年1月、農林水産省は、にんにく生産量が日本一の青森県で生産される 「青森の黒にんにく」を地理的表示(GI)として登録しました。
【農林水産省HP 地理的表示 登録の公示情報 第142号:⻘森の黒にんにく 】 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0142/index.html
地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が 品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。
これらの産品について、 その名称(地理的表示)を 知的財産として登録し 保護する制度が 「地理的表示(GI)保護制度」です。
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全国では令和6年1月29日現在で138産品(※)、 東北地域では34産品が登録されています。 登録産品につきましては、以下↓のページをご覧ください。
【東北農政局HP 地理的表示 東北地域の登録産品一覧】 https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/titekizaisan/toroku_sanpin.html
【農林水産省HP 地理的表示 全国の登録産品一覧】 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/index.html
※ 登録失効が2産品あるほか、海外産品の登録が5産品あるため、 登録産品数と登録番号は一致しません。
皆さんもお買い物や外食の際には、ぜひ地理的表示をみつけて その産品と生産地のもつストーリーにふれてみてはいかがでしょうか。(Y)
【農林水産省HP 地理的表示(GI)保護制度 】 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
令和6年2月9日
油麩丼 R6.1.26
週末、昼食を作ろうと冷蔵庫を開けたら お肉もお魚もありませんでした。 でも、これから買い物に行く気力はないので、 家にあるもので 手間をかけずなんとかしたい・・・ かろうじて、卵はありました。 こんな時は、買い置きの「油麩」で油麩丼(あぶらふどん)です!
麩にも生麩、焼麩などいろいろ種類がありますが 油麩は、グルテンに小麦粉を加え棒状にしたものを油で揚げたもので、 冷蔵技術のなかった明治の末期、保存性を高めるために 宮城県登米市の豆腐店が考案したのがはじまりだと言われています。
油麩丼はその油麩を使った代表的な料理ですが、 地元の旅館のおかみさんが考案したもので、 郷土料理としては比較的新しいメニューなのだとか。 「B-1グランプリ」にも参加したことで 全国的にも知られるようになったのだそうです。
【農林水産省HP うちの郷土料理 宮城県 油麩丼】 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ aburafu_don_miyagi.html
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油麩は フランスパンのような形を していますが、 不器用な私は 切るときにポロポロに なってしまうことが多いので、 よくスライス済みの商品を 購入しています。 すぐに調理できて、とても便利です。 |
作り方も簡単、かつ丼と同じ要領です。
スライスした玉ねぎを だし汁、醤油、みりん、砂糖などで煮て |
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油麩も加えて
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とき卵でとじて
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炊きたてごはんにのせれば、 もう油麩丼のできあがり。 |
味のしみた油麩はふわふわですが 油で揚げているので香ばしくコクがあり、 結構食べ応えがあります。 食べ盛りの子供たちも満足したようで助かりました(^^;
意外とボリュームがあり 肉が苦手な人やベジタリアン、マクロビオティックなどの食生活を送っている人には 肉の代用品として好まれているという油麩。 煮物や汁物に加えても、味がよくしみて美味しいです。
常温で日持ちしますので ローリングストックとしても良さそう。 とても便利な食材なので、 油麩を見かけたらぜひ手に取ってみてください。(Y)
令和6年1月26日
だんごさし R6.1.19
今回は食育班の山形県人Tさんから、小正月の行事「だんごさし」をご紹介します。
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山形や福島などでは、 小正月に、家族の無病息災、家内安全や五穀豊穣を願う 「だんごさし」という風習がいまでも残っています。 雪景色で花のない季節に、少しでも彩をもたせるという意味もあるようです。
山形市内のコミュニティセンターでは、 小学生を対象として「だんごさし」の体験教室が毎年行われており、 今年は1月6日(土曜日)に開催されました。
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だんごの木(みずき)は 近くの山で伐採して持ち込まれ、 体験教室の前日に センターロビーに設置されました。 今年は例年にも増して 大きなだんごの木となりました。 一部の枝は、 参加する小学生のための ミニだんごの木として使用されます。 |
○だんご作り
だんごさしに使用するだんごは、 だんごの粉(もち米とうるち米)に お湯をいれて、 耳たぶ程度の硬さに練り上げます。
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それを親指の先程度の大きさの だんごに丸めて、 沸騰したお湯にいれて茹でます。 ゆであがっただんごは 浮かんでくるので、 それをざるですくい上げて、 水で粗熱をとり、 水を切ってから だんごの粉をバットで まぶしておきます。 |
今回は、 だんご粉で作っただんごには赤などの染料を使用せずに 白いだんごのみを作って、 色付きのだんごは紙粘土を使って作りました。
○飾りつけ
だんごの木の先には 赤っぽい芽がついており、 本来は芽を取って だんごをさす場合もありますが、 今回は芽を気にせず、 白、赤、青、緑、黄色のだんごを どんどんさしていきました。
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おだいこくさま、おえびすさま、 千両箱、 宝船、鯛(たい)、 俵(たわら)、大判・小判などの 飾りをつけ、 華やかにだんご木が完成しました。 |
参加した小学生の皆さんは、 ミニサイズのだんご木にも だんごや飾りをつけて 持ち帰りました。 |
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お土産のかわいらしいミニだんご木で、 参加した子供たちのお家も華やかに飾られたことでしょうね。 「ミズキだんご」「繭玉飾り」など、 小正月や正月にこのような飾りつけをする行事は、各地にあるそうです。 このおだんごを食べると、無病息災で過ごせるともいわれているのだとか。
願いを込めて、みんなでおだんごを枝に飾る様子は なんだかクリスマスにも似て、とっても楽しそう! 伝えていきたい伝統行事ですね(*^-^*)
令和6年1月19日
お餅 R6.1.12
この度の令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
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お正月といえば、やっぱりお餅ですね。 私はくるみ餅やずんだ餅など 甘いお餅も好きなのですが、 うちの子供たちはなぜか、 のりを巻いた磯部餅一択です(^^;
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ちなみに我が家のお雑煮は 鶏肉が入った醤油味で、 お餅は角餅です。 |
お餅の形については、以前農林水産省Webマガジンaffに おもしろい特集記事が掲載されていましたのでご紹介します。
【農林水産省Webマガジンaff 2020年1月号 特集2 「餅」】 地域で違う餅の形 角餅と丸餅、分岐ラインはココだ! https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2001/spe2_02.html
この記事によれば、 東北地方はおおむね角餅を食べるところが多いそうなのですが、 山形県庄内地方では、紅花や米などの交易で 北前船が運んできた京都文化の影響が強く、 丸餅が主流なのだとか。 歴史と食文化の深いつながりに、興味を惹かれます。
また、つきたてのお餅を年間60日以上食べる習慣のある 岩手県一関市もまた、丸餅が主流なのだそうです。 岩手県から通勤している食育班のIさんによれば、 岩手県一関市周辺では「家庭用餅つき機」を持っているお宅も多いのだとか。 つきたてのやわらかいお餅、おいしいでしょうね(*^-^*) お餅の食べ方も、納豆、ごま、しょうが、山菜、くるみ、キノコ、枝豆などなど 何百種類も(!)あるそうですよ。
【農林水産省HP うちの郷土料理 伝統餅料理(岩手県)】 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_6_iwate.html
お餅ひとつとってみても、 各家庭、地域によって様々な食べ方があり、 お正月のような「年中行事」と「食」は密接な関わりがあります。
食育ブログでは、そんな日本の食文化の豊かさもお伝えできたら幸いです。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。(Y)
令和6年1月12日
干柿 R5.12.22
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あっという間に 師走も半ばを過ぎましたね。 今朝起きると 私の住む仙台市にも雪が降り、 ベランダの外は うっすらと雪化粧していました。
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今年最後のブログは、前回に続きまして 先日挑戦した干柿の「その後」をお届けします。
こちらが干して一週間後の渋柿。 そっとさわってみると 少しずつ やわらかくなってきていました。
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これが二週間後。 だいぶ水分が抜け、 干柿っぽい見た目になってきています。 そろそろ渋も抜けたころでしょうか。 |
いくつか、 つるしていた箸からはずして 食べてみることにします。
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スライスしてみると 中はしっとり。 味見したところ ちゃんと甘くなっていました。 よかった! |
刻んだ干柿を ナッツと一緒にヨーグルトに トッピングしてみました。 上等なドライフルーツのようで おいしかったです。
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私は子どもの頃は あまり干柿が好きではなく、 まさか自分がベランダに柿を干すなんて思ってもみませんでしたが、 大人になった今は この自然な甘さが嬉しく、 また、少しずつ柿の水分が抜け、甘くなっていく過程を見守るのも いいものだなあと感じるようになりました。
初挑戦の干柿作りでしたが、思いのほかそれらしくできたので 来年も渋柿が手に入ったら、また干してみたいと思います。
今年もあと残りわずかとなりました。 本日は冬至。無病息災を願い、かぼちゃの料理を食べるのも良いですね。 寒い日が続きそうですが、みなさま良いお年をお迎えください。 (Y)
令和5年12月22日
柿 R5.12.15
先日、柿をいただきました。 渋柿と甘柿だそうです。 「渋柿は軸を切ってしまって干柿には向かないから、 焼酎で渋抜きするといいよ」 とのことだったのですが 毎年干柿作りをしている人に 「柿の実に箸や串をさして、それをひもでつるす」 という方法を教えてもらったので、 ずっとやってみたいと思っていた 干柿作りに挑戦してみることにしました。
こちらが渋柿。 品種は分かりませんが、 縦長で少し先がとがった形でした。
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ピーラーで皮をむいて |
割り箸をさし、 ベランダの物干しにつるしました。 二週間ほどで できあがるということなので、 楽しみに待ちたいと思います。
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こちらは甘柿。 外見は、皮が少し黒くなっていたり していましたが・・・ |
むいてみたら全然大丈夫! 小さめでしたが、 とっても甘い柿でした。
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柿の渋みのもとは「水溶性タンニン」。 これが口の中で溶けると渋く感じるのだそうです。
甘柿も幼果のときは渋みがありますが、 収穫時にはタンニンが水溶性から不溶性に変化するため渋みがなくなります。
渋柿は、アルコールや炭酸ガスを使って渋抜きしたり、干したりすることで タンニンが不溶性に変化して甘くなるのだとか。 渋い柿もおいしく食べる、先人の知恵はすばらしいですね。
ビタミンCやカロチン、カリウムなど、栄養が豊富な柿。 たくさん食べて風邪を予防したいと思います。(Y)
【農林水産省Webマガジンaff(あふ)2018年10月号 柿】https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1810/spe2_01.html
令和5年12月15日
リンゴ狩り R5.12.8
ついに、行ってまいりました!!
念願の「りんご狩り」 昨年は、予約いっぱいにつき行けず・・・
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←我が家がオーナーとなっているリンゴの木です♪ 品種は「ふじ」。 例年に比べ、色付きが芳しくないとのことでしたが、全然気になりませんでした。
農家さん、ありがとうございます。
今年は、凍霜害による着果量の減少と、高温による日焼け果の発生で品薄高傾向が続いています。
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リンゴが大好きな娘にとっては、まさにパラダイスだったようで、 きゃっきゃと大はしゃぎ。 籠にリンゴを入れるお手伝いを丁寧にしてくれました。
この画像以外にも、たくさん収穫させていただきました(*‘∀‘) 家族と共に、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
来年もまた行きたいと思います。
「リンゴの効能」についてご紹介。 「一日一個のりんごは医者を遠ざける」というイギリスのことわざがあるように、リンゴは、 高血圧など生活習慣病の予防に効果がある食物繊維やカリウムが豊富。 他にも虫歯予防や老化防止効果なども期待されています。 イイことづくめですね(^^)/
次に、 「リンゴの保存方法」についてご紹介します。 リンゴはエチレンガスを出すので、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。 一緒にジャガイモを入れておくと、ジャガイモの芽が出るのを抑制でき、硬いキウイフルーツや渋柿を一緒に入れておくと追熟ができます。まさに一石二鳥です(^^)/
詳しくはこちらをご参照ください。(aff2018年10月号) https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1810/spe1_01.html
パリッとした歯ごたえ。 噛むごとに溢れ出るフレッシュな果汁。 酸味と甘みのバランスも良し。 とても美味しくいただきました。
リンゴは生食だけでなく、加熱調理しても美味しくいただけますよね。 そんなリンゴの一風変わったレシピをご紹介します。
リンゴのレシピはコチラをご覧ください。(農林水産省へリンク)
(お・ま・け) りんごの品種には、「ふじ」、「サンふじ」、「陸奥」、「サン陸奥」などがありますが、 「サン」と表示されているものは、無袋(むたい)といって袋をかけずに栽培しています。 果皮の色は鮮明でないものの、コクがあって美味しいですよ(*‘∀‘) (M)
令和5年12月8日
かまぼこ R5.11.24
宮城県を代表する名産品といえば スケソウダラなどの 白身魚のすり身で作られる 「笹かまぼこ」が有名ですね。 |
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白くてふっくら、ほどよい弾力。 天ぷら、おでん、刻んであえものやサラダに、 また、そのままおやつやおつまみとして食べてもおいしいですね。 各家庭で白身魚をすり身にして 手のひらでかたどって竹串に刺して焼いていたものが 加工品として出回るようになり、 旧仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」の笹にちなみ 「笹かまぼこ」と呼ぶようになったのだそうです。
【農林水産省HP うちの郷土料理 宮城県 笹かまぼこの磯部揚げ】https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ harako_meshi_miyagi.html
ちなみに上記ページで紹介されている「笹かまぼこの磯部揚げ」は 給食の献立でもよく見かけるメニューで、うちの子供たちも大好きです!
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さて、かまぼこといえば 近頃ちょっと話題になっている 四国の揚げかまぼこ「じゃこ天」と 仙台のかまぼこは、 実は御縁があるのを御存知でしたか?
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宇和島藩初代藩主の伊達秀宗は、仙台藩主伊達政宗の長男ですが 一説によれば、じゃこ天のはじまりは 秀宗が故郷を偲んで 仙台から宇和島にかまぼこ職人を連れてきて作らせたことによる、 といわれているのだとか。
【農林水産省HP うちの郷土料理 愛媛県 じゃこ天】https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ harako_meshi_miyagi.html
現在宮城県に住んでいる私ですが、 実は四国に親戚がおりまして 昔からお歳暮などでよく送ってもらっていたので じゃこ天は以前から馴染みがある食べ物だったのですが、 じゃこ天と笹かまぼこも 親戚のようなつながりがあったのだと最近知って ますます親しみを感じています(*^-^*)
小魚を骨や皮ごとすりつぶして作られるじゃこ天は カルシウム豊富で、うまみもたっぷり。 ざらっとした食感で、それがまたおいしい!
我が家ではフライパンで焼いて、 七味マヨネーズを ちょっとつけて食べるのが お気に入りです。 |
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良質なたんぱく質を手軽にとることができて、とてもヘルシーなかまぼこ。 歴史に思いをはせながら食べ比べてみるのもまた、味わい深いかもしれませんね。(Y)
令和5年11月24日
イベント情報 R5.11.17
山形県、食育県民運動・地産地消推進本部は 山形県の食と農の魅力や価値を広く発信するとともに、 食育・地産地消の重要性について県民の理解増進を図るために おいしい山形推進機構と共催で食育県民大会を開催します。
【おいしい山形 食育・地産地消フェスタ ~やまがた食育県民大会~】 開 催 日 : 令和5年11月25日土曜日 13:00~15:00(大ホール) 11:00~15:30(屋外イベント広場) 開催場所 : やまぎん県民ホール (山形県山形市双葉町1-2-38) ※参加無料
会場のやまぎん県民ホール 大ホールでは
〇バラエティ番組などで活躍する傍ら、ご自身の畑で農作業を続けて12年。 オフィシャルブログやSNSなどで収穫した野菜を使った季節の料理を発信している 加藤紀子さんのトークショー「食を支える持続可能な農業を考える」
〇山形県内の大学に通う学生の皆さんと、山形住みます芸人ソラシドのお二人が 山形の食と農の未来について語り合う パネルディスカッション「山形県の食と農の未来を考える」
〇地域の食材を活かしたイタリアンで有名な アル・ケッチァーノ奥田政行シェフによる カンタン地産地消レシピの紹介(ムービー)
などなど、 食育に関連する興味深いプログラムがたくさん予定されています。 (チラシのQRコードからお申込みください。)
また、屋外イベント広場では 山形県産の有機農産物やその加工品を生産者の方が販売する 「地産地消マルシェ」が開催され、キッチンカーも出店するそうですよ。 休日のお出かけにぴったりですね!
実りの秋、山形の美味しい食べ物を味わいながら 食育について考えてみてはいかがでしょうか。 詳しくは、山形県のホームページをご覧ください。
山形県HP「おいしい山形食育・地産地消フェスタ~やまがた食育県民大会~」 の開催について[外部リンク] https://www.pref.yamagata.jp/140031/shokuiku2023.html
令和5年11月17日
焼きいも R5.11.10
先日遠出した際に立ち寄った農産物直売所で 立派なさつまいもを買いました。 近年作付けが拡大している「べにはるか」という品種です。 天ぷら、大学芋、さつまいもご飯、などなど、 秋に食べたいさつまいものお料理はいろいろありますが、 この「べにはるか」は「ねっとり系」で甘みが強く 蒸したり焼いたりするのに適した品種ということだったので、 シンプルに焼きいもで味わうことにしました。
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さつまいもを良く洗ったら トースターに アルミホイルをしいて並べて、
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200℃で1時間ほど じっくり焼きます。 (途中で一度ひっくり返しました。) 竹串をさしてみて、 やわらかくなっていればできあがり。
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ほぼトースターにおまかせでしたが とっても甘く、しっとり焼けました! そのままでも まるでスイートポテトのよう。 食物繊維やビタミンも含まれ 体に嬉しいおやつです。
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焼きいもといえば 昔ながらの移動販売の「石焼きいもやさん」が思い浮かびますが、 最近はスーパーなどでも焼きいもを焼いて売っているほか 真空パックや冷凍の商品もあり、 「ホクホク系」「ねっとり系」など いろいろな品種の食べ比べをするのも楽しそうですね。
ちなみに、甘みの強い日本のさつまいもは海外でも人気で 令和4年のさつまいもの輸出額は27.9億円(輸出量は5,849t)と、 野菜の中ではいちごに次いで第2位。 主に香港、シンガポール、タイ、台湾、マレーシア、カナダなどに 輸出されているのだそうです。 おいしい日本のさつまいもは、世界で愛されているのですね。
農林水産省HP いも・でん粉に関する資料「かんしょをめぐる状況について」 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/imo/siryou.html
【おまけ】 さつまいもは、しばらく貯蔵しておいた方が甘くなるのだそうです。 試してみたいのですが、 買ってきたらすぐに食べたくなってしまう我が家では なかなか難しそうです(^^; (Y)
令和5年11月10日
いつものお出汁。 R5.10.27
明日、10月28日は「おだしの日」と認定されています。(一社 日本記念日協会) みなさまのご家庭のお味噌汁のお出汁は何を使ってますでしょうか?
「お出汁からとる」「出汁パックを使う」「顆粒出汁を使う」などなど。 家庭や地域によって様々だと思います。 「お出汁」と一言でいっても日本全国、津々浦々で様々なお出汁がありますよね。
我が家では、基本的には出汁パックを使っていますが、2歳の子供用には「昆布」と 「鰹節」の合わせ出汁を作っています。(離乳食期に活躍した冷凍保存容器で冷凍し て、使いたい時に使いたい分だけ使ってます)
だしパック |
昆布と鰹節 |
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ちなみに、昆布の「グルタミン酸」と鰹節の「イノシン酸」は個別に味わう時と比べ て、合わせて使うと、うま味の相乗効果は7~8倍にもなるすごい組み合わせだとか。 美味しさだけでなく、減塩効果も期待できるようです。
みなさま、ご存知だとは思いますが、簡単なお出汁の作り方を2つ紹介します♪
1.火にかける作り方 【材料】 昆布15g 鰹節20g 水1ℓ
【作り方】 ア) 鍋に昆布と水を入れ、昆布が柔らかくなったら火にかける。 イ) 沸騰直前に昆布を引き上げ、鰹節を加える。 ウ)火を弱火にし、鰹節を入れてすぐに火を止め、鰹節が鍋底に沈むのを待つ。 エ)ざるにキッチンペーパーをしき、ウ)をこす。
ここまでで、なんと7分!! しかも、もれなくイイ香りもついてきます(←大事)
昆布を引き上げ、鰹節を加えたところ。 イイ香りがしてきました(*^-^*) |
↓完成品はコチラです。 |
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2.水出汁の作り方 【材料】 昆布10g 鰹節20g 水1ℓ
【作り方】 上記をボトルにすべて入れて一晩待つだけ。
ハーバリウムの様で、癒されます(笑)
さて、みなさんは、出汁をとった後の出汁がらはどうしていますか? 捨てていませんか?? 出汁をとった後の鰹節や昆布には栄養分がまだ残っているとか。 そんな栄養の宝庫を捨ててしまってはもったいないですね。
出汁をとった後の昆布は水分を拭き取って、ラップで包んで冷凍保存しておけるので、 様々なお料理に活用できますよ。
今回は、煮豆にしてみました。 一晩、大豆をお水に浸して、圧力鍋で一気に作ります。(料理が苦手な私でも作れます〈笑〉)
家族からは、大好評でした♪
日々の暮らしの中で簡単にできることから食品ロス削減の取組を一緒に始めませんか?
(お・ま・け) 昆布に含まれるグルタミン酸は、母乳や羊水に含まれていて、赤ちゃんにとっては、 おなかの中にいる頃から慣れ親しんでいる味だとか。だから、イヤイヤ期の娘でも お味噌汁は食べてくれるのかなと思ったり。そろそろ、宮城県の郷土料理「さんま のすり身汁」にもトライしたいと思います(*’▽’) (M)
令和5年10月27日
はらこめし R5.10.20
少しずつ秋も深まり、朝晩冷えるようになってきましたね。 道を歩くと金木犀の香りが漂ってくるのが嬉しいです。
先日スーパーに寄ったところ、 「はらこめし」の材料セットが並んでいたので 思わず買って帰りました。
「はらこ」とは鮭のお腹にいる子、イクラのこと。 鮭の煮汁で炊いたご飯の上に 鮭の切り身とイクラをのせた宮城県の秋の郷土料理が「はらこめし」です。 仙台藩主であった伊達政宗公にも献上され、大変喜ばれたのだとか。 鮭が川を遡上してくる9月~11月になると 宮城県内の多くの飲食店で食べることができます。 また、通販でお取り寄せできるセットもいろいろ販売されているようですね。
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こちらが今回購入した材料です。 食べやすく切られた鮭と 味付け用のつゆ。 イクラも既に醤油漬けになっていて 至れり尽くせりです。 夕方で値引きしていたので イクラをさらに追加しちゃいました。
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鮭を添付のつゆで煮ます。
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鮭の煮汁を加えてごはんを炊きます。
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炊きあがったごはんに 煮上がった鮭と イクラの醤油漬けをのせれば できあがり。
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ふっくらやわらかな鮭とプチプチしたイクラ、 それに鮭のうまみを含んだごはんとの相性は最高です! 今回は、手軽に作ることのできる下ごしらえ済みのセットを使用しましたが、 農林水産省HPには調味料の分量など、詳しい作り方も掲載されています。 鮭の美味しい季節に、ぜひ味わってみてください。(Y)
【農林水産省HP うちの郷土料理 宮城県 はらこ飯(はらこめし)】https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ harako_meshi_miyagi.html
令和5年10月20日
イベント情報 R5.10.13
今回は、食育ネットとうほく会員である 岩手県・岩手県食育推進ネットワーク会議が 10月21日(土曜日)に開催するイベント
令和5年度 岩手県食育推進県民大会 ~地産地消を通じて伝える いわての美味しい食べ物~
をご紹介します。
岩手県・岩手県食育推進ネットワーク会議では 幅広い世代の県民に食育について触れてもらう機会を設け 全県的に食育運動を展開するため、 「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2023」と共催し、 「令和5年度岩手県食育推進県民大会」を盛岡市で開催します。
【令和5年度岩手県食育推進県民大会】 開 催 日 : 2023年10月21日(土曜日) 10:30~15:00 開催場所 : イオンモール盛岡 1階 イーハトーブ広場 共用通路 (岩手県盛岡市前潟4丁目7番1号) 入場無料
ステージでは
〇令和5年度岩手県食育貢献者表彰 〇令和5年度岩手県食育推進図画・ポスター及び標語コンクール表彰 〇Lips Dance School(リップスダンススクール)による ダンスステージ(食育ダンス他) 〇岩手県立大学盛岡短期大学部による「適塩弁当の開発」の活動紹介
などなど、 食育を盛り上げるたくさんのプログラムが予定されています。 来場者にはお米や牛乳のプレゼントもあるそうですよ。
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こちらは昨年の 「食育ダンス」の様子です。 カッコいいですね!
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岩手県3R推進キャラクター 「エコロル」も 登場するようですよ。
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また展示・体験コーナーでは
〇令和5年度食育推進図画・ポスターコンクール、標語コンクール作品展示 〇食に関するクイズ
などが行われます。 ちなみに、昨年度表彰された標語コンクール最優秀賞は
盛岡市立河北小学校 大場文乃さんの 「ありがとう みらいにいのち つないでく」
という標語。 食べ物への感謝の気持ちが伝わってくる、とても素敵な作品ですね。 今年度は「私の好きな岩手の食べ物」をテーマとしていて、 どんな図画・ポスターや標語が集まっているのか、とても楽しみです!
あわせて、「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2023」に出品された商品の 販売会も開催され、岩手の美味しい食べ物も満載とのこと。 お近くの方は、ぜひご家族でお出かけになってみてはいかがでしょうか。
詳しくは、 岩手県のホームページをご覧ください。 岩手県HP 令和5年度岩手県食育推進県民大会の開催について[外部リンク] https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/anzenanshin/shokuiku/1024678.html
令和5年10月13日
サンマ R5.10.6
秋の味覚として、日本人が好んで食べてきたサンマ。 近年不漁が続いており、 残念ながら以前のように手軽に食卓に並べることができませんが、 それでもせめて年に一回は味わいたい・・・ということで 少しばかり奮発して、先日の夕飯にサンマを焼きました。
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「秋刀魚」という名の通り、 まさに日本刀のような姿ですね。
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新鮮なサンマは 口の先が黄色くなっているのだとか。
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塩をふり、 オーブンレンジのグリル機能で 焼きました。 たっぷりの大根おろしがあれば、 ワタまでさっぱり食べられます。 脂ののったサンマは ほんとうにおいしいですよね。
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サンマをはじめとして、サバ、イワシ、カツオなどの青魚は 脳細胞の働きを活発にする働きがあるといわれているDHA(ドコサヘキサエン酸)や 血栓や高血圧の予防効果があるIPA(イコサペンタエン酸)などの 様々な栄養素を含んでいるそうです。 普段の生活に積極的に取り入れていきたい食材ですね。
【おまけ】
我が家の子供たちも サンマは大好きです。 小さい頃は小骨を気にして 食べるのにかなり 時間がかかっていたものでしたが、 今回は久しぶりで よほど美味しかったとみえて、 あっという間に食べつくしていました。
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そんなにサンマが好きならば 年に一度といわず、できるだけ食べさせてあげたいと思った秋の日でした。(Y)
令和5年10月6日
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