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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第168号 2022(令和4)年12月16日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【ひとこと】

    ★農林水産物・食品輸出プロジェクト

    総括農政業務管理官  秋永  章光

    GFP (Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Projectの略称)は農林水産省が推進する農林水産物・食品の輸出プロジェクトで、輸出への関心が高い生産者・加工食品メーカー・商社・行政機関等にご登録いただいています。

    輸出は、国内出荷と異なり、様々な手続き・規制・言語のハードルや独自の商流が存在し、個々のプレイヤーだけで継続的な成果を出すことはなかなか難しい面があります。

    こうした課題を乗り越えていただくため、農林水産省では、農林水産物・食品の輸出を意欲的に取り組もうとする生産者・事業者等のサポートと連携を図る「GFPコミュニティサイト」を2018年に立ち上げ、当該サイトに登録した方を対象に、輸出診断、産地形成への支援、交流会・セミナーの開催等のサービスを提供しています。

    GFP登録者数は年々増加し、現在約6,900件となっており、GFPのサポートを活用して輸出を拡大させた事例も続々と生まれています。

    「輸出をしたいけれど、どうしたら良いか分からない」、「ビジネスパートナーを探したい」、「輸出に関わる情報を効率よく入手したい」等、輸出にご関心のある方は、是非、GFPに参加(登録無料)してみてはいかがでしょう。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/gfptop.html

    2【お知らせ】

    ★「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しの検討について

    令和4年9月29日に開催された食料・農業・農村政策審議会において、農林水産大臣から審議会に対し、食料・農業・農村基本法の検証・見直しの検討について諮問が行われるとともに、基本法検証部会が設置されました。

    基本法検証部会は10月18日に第1回が開催された後、月2回程度のペースで開催され、食料の安定供給の確保(食料安全保障、輸出促進を含む。)、農業の持続的な発展、農村の振興、多面的機能の発揮の各テーマごとに、有識者ヒアリング、施策の検証、意見交換等が実施されることとなっています。

     ・食料・農業・農村政策審議会については、こちらをご覧ください。
         (農林水産省ホームページ)
           https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html

     ・基本法検証部会については、こちらをご覧ください。
        (農林水産省ホームページ)
          https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html

    ★鳥インフルエンザの監視体制の強化について

    令和4年11月1日に香川県内の養鶏場において、今シーズン国内3例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されて以降、11月22日、23日、12月11日にも確認され、まん延防止のため防疫措置が行われました。また国内でも相次いで発生しており、本病に対する厳重な警戒が必要です。

    このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きんに異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html


    ★令和4年度第2次補正予算が成立しました

    令和4年12月2日、令和4年度第2次補正予算が成立しました。農林水産関係予算の重点事項は、「1 物価高騰等の影響緩和対策」「2 食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」「3「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」「4 持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」「5 防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目です。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/r4hosei.html

    ★令和5年度農林水産予算概算要求及び農林水産省関係の令和5年度税制改正要望について

    農林水産省は、令和4年8月31日、令和5年度農林水産予算概算要求及び令和5年度税制改正要望を取りまとめました。
     
     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       (令和5年度農林水産予算概算要求の概要)
         https://www.maff.go.jp/j/budget/r5yokyu.html

       (令和5年度税制改正要望)
         https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/tyosei/220831.html


    ★消費税インボイス制度、準備はできていますか?

    令和5年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。

    適格請求書発行事業者となるための登録申請は、令和3年10月から始まっており、制度開始の令和5年10月1日から登録を受けるためには、原則として令和5年3月31日までに登録申請手続きを行う必要があります。

    なお、インボイス制度について、農業関係事業者等がグループで説明会の開催を希望される場合には、国税局等から無料で講師派遣される制度がありますので、ご相談ください。 

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/syohizei_invoice.html 

     ・国税庁のインボイス制度特設サイトは、こちらをご覧ください。(国税庁ホームページ)
        https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm


    ★「てまえどり」が今年の新語・流行語大賞トップ10に選出されました!

    食品ロス削減につながる行動である「てまえどり」が、今年の「現代用語の基礎知識選ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に選出されました。今後も農林水産省は、消費者・事業者・地方公共団体等の皆様と連携し、食品ロス削減に向けて「てまえどり」を推進していきます。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/221201.html


    ★「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」が創設されました

    令和4年9月9日に開催された第4回物価・賃金・生活総合対策本部において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を創設することが示されました。

     ・詳しくはこちら(内閣府地方創生推進事務局ホームページ)
        https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/index.html

     
    ★肥料価格高騰対策について

    世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵略等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しています。

    海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和する対策を行っています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/220729.html


    ★みどりの食料システム法が施行されました

    環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。

    この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。

    また、この法律に基づく計画の認定を受け、一定の設備を取得した場合に、法人税・所得税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html

     ・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

      

    ★農産物の脱炭素の「見える化」をしてみませんか

    農林水産省では、フードサプライチェーンにおける脱炭素化を推進するため、農産物の生産段階における温室効果ガスを算定できる「温室効果ガス簡易算定シート」(試行版)を作成しましたので、是非お試しください。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/220912.html


    ★「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」の改正について

    農林水産省は、政府の輸出額目標である2025年に2兆円、2030年に5兆円とする目標を設定し、輸出促進に努めています。

    今般、輸出事業計画による支援策の拡充(公庫による制度資金の創設・税制上の特例を新設)などが盛り込まれた「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」が改正されました。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/attach/pdf/export_caravan-33.pdf   (PDF : 3,650KB)

    ★「人・農地など関連施策の見直し」について

    農業者の減少の加速化が見込まれる中、生産の効率化やスマート農業の展開等を通じた農業の成長産業化に向け、分散錯圃の状況を解消し、農地の集約化等を進めるとともに、人の確保・育成を図る措置を講じることが必要であることから、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が令和4年5月に成立しました。

    この法律では、地域の農業者等による話合いを踏まえ、将来の農業の在り方等を定めた地域計画の策定や、地域計画の達成に向けた農地の集約化等の推進への支援等の措置を講じることとしています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/chiiki_keikaku.html

    ★「ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口」の設置について

    ロシアやウクライナとの農林水産物や食品の貿易など、我が国の農林水産業や食料供給への影響を不安視する声が高まっています。このため、農林水産省では、農林水産業や食品関連産業等の事業者向けに「ウクライナ情勢に関する相談窓口」を設置し、燃油高騰対策や中小事業者向けの資金繰りの支援などの情報発信を強化していきます。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html


    ★「令和4年度病害虫発生予報第9号」について

    令和4年11月9日、農林水産省は「令和4年度病害虫発生予報第9号」を発表しました。

    野菜において、トマトのコナジラミ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/221109.html
       

    ★農業経営支援策活用カタログ2022を作成しました

    農林水産省では、農業を営まれる方の経営発展に役立つ様々な支援策を用意していますが、「どのような支援策があるのかよく分からない」等のお声をいただくこともあることから、様々な支援策をとりまとめたカタログを作成しました。

    是非、ご活用ください。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_pamph/180529.html

    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。

     ・詳しくは、こちら(NOSAI香川ホームページ)
        http://nosai-kagawa.jp/

    ★農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。

     ・詳しくはこちら(ニッポンフードシフトホームページ)
        https://nippon-food-shift.maff.go.jp/

     

    3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】

    農林水産省は「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国に発信する取組を行っています。

    中国四国農政局管内では、これまでも多数の地区から応募があり、優良事例が選定されましたが、選定には至らなかったもののすばらしい取組が各地で行われています。

    このため、中国四国農政局では選定された地区だけでなく、選定に至らなかった多くの地区を応援するため、中国四国応援プロジェクトを実施しております。また、取組情報の発信による横展開を図るため、取組事例集を作成していますので是非ご覧ください。

     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

     

    4【報道発表資料】

    ★農林水産省の報道発表
    ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表
    ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、麦の面積について出題します。

     農林水産省が公表した令和4年産麦類(子実用)の作付面積及び収穫量によると、香川県の4麦計(小麦、二条大麦、六条大麦、はだか麦)の作付面積は3,220ヘクタールでしたが、このうち小麦の作付面積は何ヘクタールだったでしょう。

      (1) 2,360 (2)1,560 (3) 820


      (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「これは香川県のある地名ですが、何と読むでしょう。 「磨屋」」でした。おわかりになったでしょうか。

    正解は、(2)とぎやでした。「磨屋」は、高松市にある町名で、磨屋町(とぎやまち)と読みます。

    6【コラム】

    ★野生鳥獣に注意

    香川県内の市街地にイノシシが出没した件数が、今年10月末時点で前年同期と比べて2倍の170件だそうです。

    私の住んでいる三豊市でもたびたび目撃され、夜、家のまわりを徘徊していることもあるそうです。私も仕事からの帰宅途中や畑へ行く途中で親子連れのイノシシと遭遇したこともあり、イノシシ以外でも野ウサギやタヌキなども時々遭遇することがあります。

    フェンスを張ったり、罠を仕掛けたり対策をとっていますが、根本的な対策になっておらず、これまで出没していなかった所でも目撃するようになりました。

    近所の狩猟免許を持っている人の話では、10月中旬の1週間で箱罠とくくり罠で7頭捕獲したと言っていました。そのうち箱罠にかかった1頭の駆除を手伝いに行きましたが、檻の中から突進してくるのを見ると簡単に避難できるような気がしません。

    イノシシを目撃した場合は、危険ですので大声を出して追い払おうとせず、目をそらさずゆっくり後ずさりし、イノシシの視界から消え、静かに避難するようにしましょう。

                                                                                                          行政専門員  児山


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       中国四国農政局  香川県拠点地方参事官室
       TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
       FAX:087-883-6504
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    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-883-6500
    FAX:087-883-6504

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