東北農政局メールマガジン 令和7年2月20日発行(第915号)
トピックス
□ 「食べて応援しよう!in仙台2025」~絆に感謝!一緒に歩もう、復興のその先へ~の開催について
東北農政局は、東日本大震災の被災地支援の一環として、被災地の農林水産物等を積極的に消費する「食べて応援しよう!」に取り組んでいます。
この取組の一環として、東北地域の震災復興、農林水産物の風評払拭のため、岩手県、宮城県及び福島県の被災3県の農林漁業者、食品事業者が農林水産物や加工品などを販売するイベント「食べて応援しよう!in仙台2025」を開催し、被災地の復興を応援します。
皆様の御来場をお待ちしています。
開催日時:令和7年3月15日(土曜日)10時00分~16時00分
令和7年3月16日(日曜日)10時00分~15時00分
開催場所:錦町公園(宮城県仙台市青葉区)
詳細はこちら
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/keiei/syokuhin/250219_1.html
□ 令和6年度第2回食育セミナーの開催及び参加者の募集について
東北農政局は、「ナッジは面白い~人を動かすアプローチで健康づくり~」をテーマに食育セミナーを開催します。
開催日時:令和7年3月6日(木曜日)13時30分~15時30分
開催場所:仙台合同庁舎A棟8階講堂(宮城県仙台市青葉区本町3丁目3番1号)
開催方法及び募集人員:対面参加(先着100名)及びオンライン参加(Teams:先着100回線)
詳細はこちら
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/syouan/syouhiseikatsu/250206.html
■ 東北農政局では、その時期の食料、農林水産業、農山漁村に関係するさまざまな情報について、わかりやすく提供するため、「食・農ひとくち情報」を毎月作成しています。(2月号を掲載しました。)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/hitokuti/index.html#202502
■ みどりの食料システム戦略
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html
<東北管内の「堆肥供給者」「汚泥肥料登録者」「食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者(肥料化事業)」のMAP情報>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/kokunaishigen/index.html#maps
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」栽培技術相談窓口>
⇒ https://www.contactus.maff.go.jp/j/tohoku/form/kankyo/saibaigijyutu.html
■ 鳥インフルエンザに関する皆様に知っていただきたい情報について
(「ご安心ください、店頭の鶏肉・鶏卵は安全です」ほか)
・ 我が国においては、鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の鶏は全て殺処分されるなどの家畜防疫上の措置が行われるため、本ウイルスに感染した鶏等が市場に出回ることはありません。
・ 私達が普段口にしている鶏卵は公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が実施されており、洗卵・消毒されています。
▽ 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/
▽ 高病原性鳥インフルエンザについて(内閣府 食品安全委員会)
⇒ https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
■ 豚熱(CSF)に関する情報
【消費者のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。
仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
【畜産農家のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。
畜産農家の方は、飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。
▽ 農林水産省web_豚熱(CSF)について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/
■ 食料・農業・農村基本法
令和4年9月以降、基本法の検証・見直しに向けた検討を行い、令和6年常会に改正法案を提出し、改正法は同年5月29日に成立、6月5日に公布・施行に至りました。
【食料・農業・農村基本法(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
【食料・農業・農村政策審議会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html
【基本法検証部会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
東日本大震災に関する情報
【1】請戸川地区取水堰等における放射性セシウムの調査結果について(令和5年)(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/syusuizeki_kekka/r5.html
【2】大柿ダムにおける放射性セシウムの調査結果について(令和5年)(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/oogaki_kekka/R05.html
【3】令和5年度福島県内のため池等の放射性物質の調査結果について(令和6年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou/240331_matome.html
【4】震災復興室から「震災復興室だより(第41号)」を掲載しました。(令和6年3月26日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou_zyoukyou.html#sinsai_tayori
農政の動き
★ 東北農政局から
□ イオンビッグ株式会社における塩さばの不適正表示に対する措置について
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/syouan/beikoku_syokuhinkansi/250218.html
□ 第1回みどり戦略学生チャレンジ(全国版)東北ブロックの受賞チーム決定!
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/kikaku/250208.html
□ 令和7年2月4日からの大雪に伴う災害等に対する金融上の措置について(福島県:2市9町2村)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/keiei/saigai/250204.html
■ 東北地域食料自給率を更新しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/syokuryou/zikyuritu/index.html
★ 農林水産省から
□ アルゼンチンからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250218_1.html
□ 香港向け家きん由来製品の輸出再開について(愛媛県、鹿児島県及び宮崎県)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250218.html
□ 鶏用遺伝子組換え生ワクチンの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/250214.html
□ 茨城県八千代町で発生した高病原性鳥インフルエンザ(国内16例目)に係る移動制限の解除について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250210.html
□ 第1回みどり戦略学生チャレンジ(全国版)の受賞チームが決定!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/250208.html
□ 「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく生産方式革新実施計画の認定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/250207.html
□ 「食料・農業・農村政策審議会企画部会 地方意見交換会」の開催及び一般傍聴について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/250207_1.html
□ 千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内49、50例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250207_1.html
□ 千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内51例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250207.html
□ 新たな食料・農業・農村基本計画に関する御意見・御要望の募集について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/250207.html
□ 「第2回みどり技術ネットワーク全国会議」を開催します!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/250207.html
□ タイ向け日本産ゆず、きんかんの輸出が解禁!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/250207.html
□ 愛知県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内48例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250206.html
□ 令和7年度「安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業(うち短期課題解決型研究)」の公募及び公募説明会の開催について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/gijyutu/250206.html
□ ベルギーからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250205.html
□ 千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内44例目から46例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250205_1.html
□ 千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内47例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250205_2.html
■ 令和7年度農林水産予算概算決定の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/241227.html
■ 令和6年度農林水産関係補正予算の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/241129.html
■ 令和5年度食料自給率・食料自給力指標について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240808.html
お知らせ
★ 東北農政局から
□ 東北管内の再生可能エネルギーの取組事例の掲載について
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/kankyo/250207.html
□ 令和7年度農山漁村振興交付金(地域資源活用価値創出対策)地域活性化型、農泊推進型、農福連携型のうち地域単位の取組提案者向け事業の公募を開始しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/nousangyoson/nouhaku/nouhaku_r7koubo_01.html
★ 農林水産省から
□ 令和6年産米の相対取引価格・数量について(令和7年1月)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/250219.html
□ 米に関するマンスリーレポート(令和7年2月号)の公表について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/250219_1.html
□ 令和6でん粉年度の「でん粉の需給見通し」について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/chiiki/250210.html
□ 第21回食育推進全国大会の開催地の決定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250207.html
□ 「第9回ジビエ料理コンテスト」の受賞者の決定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/250206.html
■ 令和6年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向について(令和6年12月末現在)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/250131.html
その他、報道発表資料及び新着・更新情報については、農林水産省のWebサイトをご参照ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/
地域からの便り
東北農政局宮城県拠点から~新たな食文化の創出「大崎ジビエ」を東北から!~[宮城県・大崎市]
宮城県北西部に位置する大崎市は、平野部から山形県境まで東西に約80キロメートルの長さを持ち、奥羽山脈から江合川と鳴瀬川の豊かな流れによって形成された、広大で肥沃な「平野」を有する四季折々の食材と天然資源、地域文化の宝庫です。平成29年には近隣4町とともに世界農業遺産「大崎耕土」として認定されています。
同市では、中山間地域である岩出山、鳴子地区を中心に、近年、野生のイノシシ等有害鳥獣による農作物の被害が続き、令和元年度の捕獲数(278頭)から令和5年度の捕獲数(881頭)は約3.2倍となりました。
捕獲したイノシシは、埋設や焼却等により処分していましたが、被害の特に多い地域の焼却施設である西部クリーンセンターが令和4年3月に閉鎖されたことから、地域内で処分することが困難となる課題が生じていました。
こうした中、大崎市岩出山地域の真山地区では、平成30年に廃校となった小学校の校舎利用を検討していたところであり、イノシシ被害に悩んでいる地域住民に対し、ジビエの処理加工施設の建設を打診しました。同市ではアンケート調査や住民説明会を実施。地域住民からは、イノシシによる農作物被害に悩まされていることから、特段の反対意見はなく、処理加工等施設の建設にあたって合意形成がなされました。
令和5年7月に旧真山小学校を改修した東北初のイノシシ専用の食肉処理加工施設が完成しました。施設では、放射性物質及び豚熱の全頭検査を実施するなどの体制整備を行い、令和6年1月から施設を稼働。同年4月から市内3か所の道の駅で「ロース」「切落とし」「挽肉」の販売を開始しました。
同市では、「大崎ジビエ」のブランド化を目指し、農林水産省が制定している国産ジビエ認証制度の取得に向け、厚生労働省が定める「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づく衛生管理の遵守、トレーサビリティの確保等の更なる環境整備を行っているところです。
イノシシの施設への搬入は豚熱対策や衛生管理の研修を受けたジビエハンターのみが可能な仕組みとしており、今後は個体の安定的な確保に向け、ジビエハンターの増員や知識・技術の向上を進めています。
同市では、「イノシシ肉」を使用した加工品(フランクフルト等)の開発を進めるとともに、地域イベントへの出展や地域住民を対象としたジビエ料理試食会等を開催しています。さらなる展開として今後は、市内の飲食店や宿泊施設での提供を進めながら、ふるさと納税の返礼品、市内の小中学校の学校給食での「ジビエ」の提供及びペットフード・皮製品の開発も検討しています。
・お問い合わせ先:大崎市産業経済部農村環境整備課
・住所:宮城県大崎市古川七日町1番1号
・電話:0229‐23‐2318
※ 各県の地域からの便りは、こちらをご覧ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/rin/index.html#tayori
統計情報
◆ 東北農政局管内の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/index.html
◆ 農林水産省(全国)の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html
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企画調整室
代表:022-263-1111(内線4500)
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