とうかいほっとメール第448号(令和7年1月20日発行)
1.東海農政局からのお知らせ
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」第11回の選定結果を紹介します
農林水産省および内閣官房は、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例である「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定)として、30地区を選定し、このうち東海農政局管内から3地区が選定され、うち2地区は特別賞を受賞しました。
- ビジネス・イノベーション部門
80%山のまちを元気にする協議会(岐阜県加茂郡八百津町) 特別賞(農泊賞) - コミュニティ・地産地消部門
特定非営利法人おかざき農遊会(愛知県岡崎市)
服部農園有限会社(愛知県丹羽郡大口町) 特別賞(美しい景観の保全に資する取組賞)
また、東海農政局は、東海農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、3地区を選定しました。
- 個人部門
株式会社寺田農園代表取締役 寺田 真由美(岐阜県高山市) - コミュニティ・地産地消部門
中電ウイング株式会社いちご事業部(岐阜県可児市)
株式会社田原観光情報サービスセンター(愛知県田原市)
https://www.maff.go.jp/tokai/noson/toshinou/discover/index.html
第12回「食品産業もったいない大賞」の受賞者が決定しました
「食品産業もったいない大賞」(主催:公益財団法人食品等流通合理化促進機構、協賛:農林水産省)は、食品産業の持続可能な発展に向け、「省エネルギー・CO2削減」、「廃棄物の削減・再生利用」、「教育・普及」等の観点から、環境対策に取り組み、顕著な実績を挙げた食品関連事業者等を表彰する取り組みです。
この度、株式会社バローホールディングスと中部フーズ株式会社(いずれも岐阜県多治見市)、一般財団法人日本気象協会、ソフトバンク株式会社(4者連名)が取り組んでいる「AIとビッグデータ(人流・気象データ)を活用した連携によるフードチェーン全体での食品ロス削減」が第12回「食品産業もったいない大賞」の農林水産大臣賞を受賞しました。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/241224.html(農林水産省Webサイト)
「食料供給困難事態対策法施行令案及び食料供給困難事態対策法施行規則案」についてパブリックコメントを実施しています
農林水産省は、「食料供給困難事態対策法」の施行に伴う、「食料供給困難事態対策法施行令及び食料供給困難事態対策施行規則」のパブリックコメント(意見公募)を1月23日(木曜日)まで受け付けています。
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&Mode=0&id=550004034(外部サイト)
日本スタートアップ大賞2025の募集を開始しました
日本スタートアップ大賞は、次世代のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度です。
農林水産省は、農林水産分野での起業に対する意識の高揚を図るとともにイノベーションの創出を促すため、「農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)」の表彰を行っています。自薦・他薦ともに、ぜひご応募ください。
募集締切:2月12日(水曜日)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/250108.html(農林水産省Webサイト)
「日本スタートアップ大賞2025」の受賞候補企業の募集について
https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/meti-startup2025.html(外部リンク)
2.募集中のイベント
「東海地域有機農業フォーラム2024~オーガニックビレッジでひろがる有機のまちづくり~」の参加者を募集します
東海農政局は、ジビエ(野生鳥獣肉)や鳥獣被害対策の理解を深めてもらうため、「東海ジビエフェアin愛・地球博記念公園東海農政局は、有機農業の生産から消費までを一貫して地域ぐるみで取り組む「オーガニックビレッジ」の創出を進めています。
本フォーラムでは、オーガニックビレッジをきっかけとした有機農業のさらなる取組拡大につなげるため、みどりの食料システム戦略や有機農業の現状、オーガニックビレッジでまちづくりを進める東海3県(岐阜、愛知、三重)の事例紹介などを行い、持続可能な農業への理解を深める機会を提供します。皆さまのご参加をお待ちしています。
開催日時:2月12日(水曜日)13時30分から16時30分(受付13時00分から)
場所:愛知学院大学 名城公園キャンパス アリスタワー2階 7204大教室(名古屋市北区名城3-1-1)
対象者:農業者、農業者団体、民間企業、研究機関、自治体等
募集人数:150名(先着順)
参加費:無料
応募締切:1月31日(金曜日)
https://www.maff.go.jp/tokai/press/seisan_kankyo/241219.html
3.「消費者の部屋」から
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/access/index.html
開設時間
月曜日から金曜日の10時00分から17時00分(祝祭日および年末年始は除く)
特別展示
今回のテーマは、食文化をより豊かに「ジビエ」(野生鳥獣による農作物被害やジビエ利用拡大の取り組みの紹介)を展示します。
展示は1月6日(月曜日)から1月22日(水曜日)まで。
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/tokubetsu/index.html
次回テーマは、「我が国の食料自給率・食料自給力指標」を予定しています。
展示は1月24日(金曜日)から2月12日(水曜日)まで。
常設展示
1月の展示テーマは「大豆」に関するデータです。
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/josetsu/index.html
4.東海農政局管内の出来事
フォトレポート
(最近の主な掲載事項)
- スマート農業推進フォーラム2024 in 東海を開催しました(令和6年12月17日:名古屋市昭和区)
https://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/photo/dekigoto/index.html#s20241217 - 第3回学校給食セミナーを開催しました(令和6年12月12日:名古屋市中村区)
https://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/photo/dekigoto/index.html#s20241212 - 大府市がオーガニックビレッジ宣言を行いました(令和6年11月22日:愛知県大府市)
https://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/photo/dekigoto/index.html#s20241122_1
地方参事官ニュース
(最近の主な掲載事項)
【岐阜県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/gifu/index.html#reiwa6gifu
- 寺田真由美氏(株式会社寺田農園)に「東海農政局ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証を授与しました(12月23日:岐阜県高山市)
- 中電ウイング株式会社いちご事業部に「東海農政局ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証を授与しました(12月20日:岐阜県可児市)
- 岐阜県が新規就農を後押しする研修施設「岐阜県就農支援センター」を訪問しました~栽培実習、講義、演習を交えた研修で冬春トマトの新規就農者をサポート~(12月10日:岐阜県海津市)
- 農事組合法人ほらど未来ファームと意見交換を行いました~40年以上親しまれる「ほらどキウイ」を次の世代へ~(11月29日:岐阜県関市)
- ひるがの高原だいこん生産出荷組合と意見交換を行いました~市場で高品質と話題の夏だいこん~(11月15日:岐阜県郡上市)
【愛知県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/aichi/index.html#reiwa6aichi
- 「恵実生産者グループ」の代表で、有機農業を実践している生産者を訪問し、意見交換を行いました(12月11日:愛知県豊橋市)
【三重県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/mie/index.html#reiwa6mie
- マックスバリュ多気店で「みえるらべる」をPRしました(12月14日:三重県多気郡)
- 鳥羽商船高等専門学校と東海農政局が連携し、特別講義やグループワークなどを行いました(12月13日:三重県鳥羽市)
5.統計情報
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/index.html
2025年農林業センサスを実施しています
令和6年12月上旬から令和7年にかけて「2025年農林業センサス」を実施しています。調査へのご理解とご協力をお願いします。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc/2025cp/cp99.html(農林水産省Webサイト)
「地域の農業を見て・知って・活かすDB」(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/shuraku_data/index.html(農林水産省Webサイト)
「東海の分析事例等」
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/ikasudb/index.html
農林水産統計だより2024年12月号を発行しました
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/dayori/dayori.html
令和6年産水稲の収穫量及び令和5年農業産出額等を公表しました
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/kohyo/schedule/index.html
6.農政ひと口メモ
みどりの食料システム戦略(その1)
【みどりの食料システム戦略について】
我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤のぜい弱化・地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、災害や温暖化に強く、生産者の減少も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。 このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を令和3年5月に策定しました。
本戦略に基づき、調達、生産、加工・流通、消費のサプライチェーン全体について、労力軽減・生産性向上、地域資源の最大活用、脱炭素化(温暖化防止)、化学農薬・化学肥料の低減、生物多様性の保全・再生の点から目指す姿として、
2040年までに、革新的な技術・生産体系を順次開発(技術開発目標)
2050年までに、革新的な技術・生産体系の開発を踏まえ、今後、「政策手法のグリーン化」を推進し、その社会実装を実現(社会実装目標)
という2段階の目標を掲げるとともに、従来の施策の延長ではない形で、サプライチェーンの各段階における環境負荷の低減と労働安全性・労働生産性の大幅な向上をイノベーションにより実現していくための道筋を示しています。
【私たちにできること】
エシカル(倫理)消費
食品ロスの削減
環境負荷低減に配慮された農産物を選ぶ
地産地消を実践する
有機食品を選ぶ
【みどりの食料システム戦略】
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/#Midorisennryaku(農林水産省Webサイト)
【私たちにできること】
https://www.maff.go.jp/tokai/area/mie/index.html#midori_leaflet
お問合せ先
企画調整室
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代表:052-201-7271(内線2317)
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