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東海農政局

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とうかいほっとメール第413号(令和4年12月5日発行)

目次

  1. 東海農政局からのお知らせ
  2. 東海イベント
  3. みどりの食料システム関連情報
  4. 「消費者の部屋」をのぞいてみませんか
  5. こちら、6サポとうかいです。「6次産業化」
  6. お知らせします「統計情報」

1.東海農政局からのお知らせ

今シーズン開始から1カ月で、高病原性鳥インフルエンザが異例のペースで発生!

今シーズンに入り、15道県(岡山県、北海道、香川県、茨城県、和歌山県、兵庫県、鹿児島県、新潟県、宮崎県、青森県、宮城県、千葉県、福島県、鳥取県、愛知県)25事例の高病原性鳥インフルエンザが発生しています(12月5日16時現在)。すでに昨シーズン全体の殺処分数(189万羽)を超えるペースで、390万羽以上が殺処分対象となっています。
全国的に環境中のウイルス濃度が非常に高まっていると考えられることから、今シーズンは一層厳重な警戒が必要です。
特に東海3県は採卵鶏の飼養戸数が多く、発生リスクが高いため、ウイルス侵入防止対策を徹底してください。
家きん飼養者の皆さまには、農場敷地内や鶏舎周囲などの消毒と防鳥ネットの点検・修繕、ねずみの駆除など、飼養衛生管理の徹底に取り組んでいただくようお願いします。
飼養家きんの毎日の健康観察を念入りに行い、異状を見つけた場合は、直ちに家畜保健衛生所に連絡してください。
なお、感染が確認された鶏の肉や卵が市場に出回ることはありません。

愛知県豊橋市において高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認について

12月5日、愛知県豊橋市の家きん農場で、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(今シーズン国内25例目)が確認されました。
東海農政局では、鳥インフルエンザ対策本部会議を開催し、今後の方針を決定しました。

今後の対応方針
(1)高病原性鳥インフルエンザの防疫対応等に的確に対応するため、東海農政局の職員を現地に派遣
(2)愛知県の防疫作業を支援するため、防疫作業員を派遣
(3)消費者等に向けた正確な情報の提供
(4)消費者相談窓口の周知

当該農場は、農家から通報があった時点から飼養家きん等の移動を自粛しています。なお、我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないと考えています。

令和4年度農林水産関係第2次補正予算案の概要について

令和4年11月8日に令和4年度第2次補正予算案が閣議決定されました。
本予算の重点事項は、「1 物価高騰等の影響緩和対策」「2 食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」「3「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」「4 持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」「5 防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目となっています。

「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて

食料・農業・農村基本法は、制定から約20年が経過し、その間に、国内市場の縮小や生産者の減少・高齢化など、農業構造が大きく変化しています。昨今では、世界的な食料事情の変化に伴う食料安全保障上のリスクの高まりや、気候変動、海外の市場の拡大等、我が国農業をとりまく情勢が制定時には想定されなかったレベルで変化しています。
このような状況を踏まえ、食料・農業・農村基本法について、制定後約20年間で初めての法改正を見据え、総合的な検証・見直しを行います。
各方面からのさまざまなご意見を伺い、国民的コンセンサスをしっかり形成していくことが重要であることから、食料・農業・農村政策審議会の下に基本法検証部会を設置し、同部会において検証・見直しの検討を月2回程度のペースで進めます。
食料・農業・農村基本法の検証・見直しについて、ご意見やご要望がありましたら、東海農政局又は最寄りの県拠点にご連絡ください。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定結果について

農林水産省及び内閣官房は、11月7日に農山漁村活性化の優良事例である「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回選定として37地区を選定しました。このうち東海3県から4地区が選ばれ、個人部門では高木幹夫氏が特別賞に選ばれました。
また、東海農政局は「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回選定に応募いただいた東海管内(岐阜県・愛知県・三重県)66地区のうち、全国選定された4地区を除いた中から東海農政局版優良事例として3地区を選定しました。

【全国選定】
〇ビジネス・イノベーション部門
株式会社恵那川上屋(岐阜県恵那市)
〇コミュニティ・地産地消部門
岡崎市ぬかたブランド協議会(愛知県岡崎市)
株式会社ココトモファーム(愛知県犬山市)
〇個人部門
高木幹夫氏(愛知県大府市)

【東海農政局選定】
〇ビジネス・イノベーション部門
九鬼産業株式会社(三重県四日市市)
〇コミュニティ・地産地消部門
株式会社山共forenta事業部(岐阜県加茂郡東白川村)
〇個人部門
ひょうたんマダム 竹内蘭氏(岐阜県養老郡養老町)

2.東海イベント

食の安全に関するセミナーの参加者募集!

東海農政局は、「東海地域の未来のために、エシカルな消費を進めてみませんか」をテーマにセミナーを開催します。
このセミナーでは、幅広い意味を持つエシカル消費の具体的な事例の紹介やパネルディスカッションによりエシカル消費への理解を深めていただくことで、皆さまの消費行動が「エシカル」なものとなることを目的としています。
オンライン、会場、どちらでもご参加いただけます。ぜひご参加ください。
また、参加いただく皆さまから「エシカル消費(※)」を進めるアイデアを募集し、そのうちいくつかをパネルディスカッションのテーマに取り上げます。皆さまからのアイデアをお待ちしています。
東海地域の未来のために、エシカル消費について、ぜひ一緒に考えてみませんか。
(※)エシカル消費
         地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動

日時:12月22日(木曜日)13時00分から15時30分
募集人数:会場参加50名、オンライン参加(Zoom)450名
参加費:無料
場所:AP名古屋 8階 B・C会議室 (名古屋市中村区名駅4丁目10-25 名駅IMAIビル)
申込期限:12月20日(火曜日)17時00分

    3.みどりの食料システム関連情報

    みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定について

    農林水産省は、みどりの食料システム法(※)に基づき、事業者から申請された基盤確立事業実施計画の認定を随時行っており、11月1日に第1弾の認定を行いました。
    基盤確立事業とは、農林漁業由来の環境負荷の低減を図るために行う取り組みの基盤を確立するために行う事業であり、事業者による先端技術の開発・実証、販路開拓等の事業を推進するものです。
    今後、各事業者において、認定された実施計画に基づき、化学肥料・化学農薬の使用低減や有機農業の拡大に寄与する農業用機械の普及、ペレット堆肥の広域流通等が図られることが期待されます。
    (※)みどりの食料システム法
            環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律

    「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.2.0)を公開しました

    農林水産省は、みどりの食料システム戦略の実現に向け、戦略の各目標に貢献し、現場への普及が期待される技術を「みどりの食料システム戦略」技術カタログとして取りまとめています。今回、2030年までに利用可能な技術を作目別に81件追加した「カタログ(Ver.2.0)」を作成しました。
    技術開発の目指す姿・目的、期待される効果、みどりの食料システム戦略における貢献分野(温室効果ガス削減等)、これまでの研究開発成果・進捗状況、今後のスケジュール、技術の問い合わせ先などを記載しています。

    見つけて!温室効果ガス削減の「見える化」ラベルのWebサイトオープンしました

    農林水産省は、農業由来の温室効果ガスの削減に効果的な、化石燃料、化学肥料や化学農薬の削減等の環境負荷低減の取り組みについて、削減効果を星の数で表示する見える化の実証を行っています。
    星が付いた農産物(令和4年度はコメ、トマト、キュウリ)は、どのような栽培をしているか、そしてその販売先はどこかについて、「見つけて!温室効果ガス削減の「見える化」ラベル」Webサイトに掲載しています。
    星が付いたコメ、トマト、キュウリを選んで、「温室効果ガスを減らすおかいもの」に取り組んでみませんか。

      東海農政局地下食堂で化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を使ったメニューを提供します

      東海農政局は、環境に配慮した生産活動を応援するため、東海農政局地下食堂 運営事業者 「中京クッキング」の協力の下、 化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を使ったメニューを提供しています。
      化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を使ったメニューは、今後も原則として月2回実施していきます。具体的な実施予定については、東海農政局Webサイト「みどりの広場」でお知らせします。
      東海農政局の地下食堂は、どなたでも利用可能です。皆さまのご利用をお待ちしています。

        4.「消費者の部屋」をのぞいてみませんか
        https://www.maff.go.jp/tokai/seisaku/shohi/index.htmll

        東海農政局「消費者の部屋」は、平日10時から17時まで開設しています。(土・日・祝日を除く)
        来室の際には、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用、手指のアルコール消毒、3密回避、来訪者記録票へのご記入にご協力ください。

        特別展示

        消費者、生産者、環境にとって、「Good」な農業の取り組みのことをGAP(ギャップ)といいます。
        GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業の取り組み」という意味ですが、「農業生産工程管理(※)」と呼ばれています。
        GAPに取り組む生産者を応援することは、わたしたちが口にする食品の安全や、自然環境の保全、生産者の労働安全や人権の保護に配慮することにつながります。
        今回の特別展示では、GAPを取り組むメリット、経営に与える効果および東海3県の取り組みなどについてパネルや動画で紹介します。
        ぜひ展示をご覧いただき、GAPに取り組む生産者を応援してみませんか。
        (※)農業生産工程管理
                 農業生産の各工程の実施、記録、点検および評価を行うことによる持続的な改善活動であり、食品の安全性向上、
                 環境の保全、労働安全 の確保等に資するとともに、農業経営の改善や効率化につながる取り組みです。

        展示期間:12月8日(木曜日)から12月23日(金曜日)まで
        https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/tokubetsu/index.html

        常設展示

        東海3県の農林水産業を、統計データを使って整理し分かりやすく紹介しています。
        12月は、「図でわかる東海3県の農林水産業(耕地面積)及び(漁業・養殖業)」を展示します。
        なお、東海農政局Webサイトからは、これまでの常設展示内容も含め参照することができます。ぜひ、ご活用ください。

        https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/josetsu/index.html

        「消費者の部屋」展示資材を貸し出しています

        東海農政局「消費者の部屋」では、農林水産業や食品安全および食生活などに関心をお持ちで、地域のイベントなどで情報発信に取り組む方への支援を目的に展示資材(食品サンプル、ポスター)の無料貸し出し、「災害用備蓄食品活用レシピ」の提供などを行っています。皆さまのご利用をお待ちしています。
        https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/rental/index.html

        5.こちら、6サポとうかいです。「6次産業化」
        https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/renkei/6ji/index.html

        総合化事業計画認定事業者の商品を紹介します

        岐阜県恵那市の有限会社水戸屋は、自然薯専業農家として2004年の創業以来、高品質の自然薯やその加工品を生産販売しています。
        ミシン目で簡単に切り離してご利用いただける「じねんじょ冷凍とろろ」は、自然薯の魅力である強い粘りや独特の風味を味わうことができます。また、お好みの薬味や食材をトッピングする事で見た目も味も幅広く楽しめます。この他、自然薯のフランクフルトやピクルスなどの加工品も販売しています。
        ぜひ、お試しください。
        https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/renkei/6ji/mall/messe_2.html#yasai

        6.お知らせします「統計情報」
        https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/index.html

        令和4年産水稲の作付面積及び10月25日現在の予想収穫量を公表しました

        https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/kohyo/schedule/index.html

        東海3県の農業の特徴や市町村別のデータを掲載していますのでご活用ください

        https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/bunseki/index.html

        図でわかる東海3県の農林水産業を更新しました

        「耕地面積」、「大豆」、「乳用牛」、「肉用牛」、「豚」、「採卵鶏」を更新しました
        https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/hon/index.html

        お問合せ先

        企画調整室

        担当者:Webサイト担当
        代表:052-201-7271(内線2320)
        ダイヤルイン:052-223-4609

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