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東海農政局

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とうかいほっとメール第428号(令和6年1月10日発行)

目次

  1. 東海農政局長あいさつ
  2. みどりの食料システム関連情報
  3. 消費者の部屋からお知らせ
  4. 地域まるっと!イノベーション
  5. お知らせします「統計情報」

1.東海農政局長あいさつ

はじめに、令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。農林水産省といたしましても、関係省庁・自治体と連携しながら、被害状況の把握と早期の復旧に向けて全力で取り組んでおります。

現在、農林水産省においては、食料・農業・農村を取り巻く環境の大きな変化(世界の食料安全保障環境、カーボンニュートラル等の持続可能性への関心の高まり、我が国における人口減少社会の本格化)を踏まえ、食料・農業・農村基本法の見直しを進めています。昨年9月に食料・農業・農村政策審議会で取りまとめられた最終答申を踏まえ、施策の具体化を進めるとともに、本年の通常国会での基本法の改正案提出に向けて準備が進められています。

【食料安全保障の強化】
燃料、肥料、飼料など生産資材の価格高騰は、農業経営に大きな影響を与えています。関係機関と連携しつつ、国内資源のさらなる活用と価格高騰対策を着実に推進してまいります。
併せて、食料安全保障の強化を図るため、小麦や大豆、飼料作物などの海外依存度の高い品目の生産拡大や米粉の利用拡大等に取り組みます。

【農林水産物・食品の輸出促進】
人口減少に伴い国内市場の縮小が見込まれる中、国内の農業生産基盤の維持を図るためにも、農林水産物・食品の輸出促進が重要です。「東海農政局輸出産地支援対策本部」の下、局全体で連携しつつ輸出促進体制の強化による輸出事業者の裾野拡大、輸出事業計画の目標に向けた支援等を行っていきます。

【みどりの食料システム戦略の推進】
「みどりの食料システム戦略」に基づき、有機農業の拡大、消費者の選択を容易にする環境負荷低減の取り組みの「見える化」等の施策を着実に実施し、将来にわたり持続可能な食料システムの確立を図っていきます。

【スマート農業の推進】
労働力不足の解消や生産性向上等を実現するため、ロボットやAI、ICTなどを活用したスマート農業技術により農作業を省力化していくことが重要です。東海地域の高い技術力を生かし、地域の大学や企業等とも連携を図りながら、スマート農業技術の推進を通じて、この地域が発展していくよう取り組んでまいります。
また、農林水産物・食品分野において効率的な物流を実現するため、物流DXを活用し、物流2024年問題にも対応できるよう取り組んでまいります。

【農村や農業インフラの維持】
地域の新たな就業機会を確保するための取り組みを進めるとともに、用排水路などを管理しやすいものに整備し、農業インフラを地域全体で維持管理していく取り組みを進めます。

【鳥インフルエンザ対策】
1月5日、岐阜県山県市の家きん農場で、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認(今シーズン国内6例目)されました。
関係機関が迅速に対応していただき、防疫措置は1月7日に完了しました。
養鶏業等に携わる関係者の皆さまにおかれましては、引き続き飼養衛生管理の徹底と一層の警戒をお願いします。
また、東海農政局は、適切な農場の分割管理等に取り組むための環境整備や施設整備に対する支援を行っていきます。

東海農政局としましては、施策の推進にあたり、現場の声に耳を傾け、誠心誠意取り組んでまいります。

東海農政局長 森 重樹

2.みどりの食料システム関連情報

「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」実施中!

「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」は2030年のSDGs達成を目指し、持続可能な生産消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです。
農林水産省・消費者庁・環境省は、あふの環プロジェクトメンバーと共に、食や農林水産業のサステナビリティを考える勉強会・交流会、持続可能な消費を盛り上げるサステナウィーク、サステナブルな取り組みを表彰するサステナアワード等を通じ、持続可能な食と農林水産業の生産・消費を促進しています。
あふの環プロジェクトメンバーは随時募集しています。詳細は以下のWebサイトよりご確認ください。

東海農政局地下食堂で化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を使ったメニューを提供しています

東海農政局は、環境に配慮した生産活動を応援するため、東海農政局地下食堂 運営事業者 「中京クッキング」の協力の下、化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を使ったメニューを原則月2回、第2および第4水曜日に提供しています。
具体的な実施日時やメニューについては、東海農政局Webサイト「みどりの広場」でお知らせします。

3.「消費者の部屋」からお知らせ
https://www.maff.go.jp/tokai/seisaku/shohi/index.htmll

名古屋城、名古屋能楽堂など近くにお越しの際は、立ち寄ってみませんか。
《 東海農政局「消費者の部屋」のご案内  平日10時から17時まで(土・日祝日を除く)》
手指消毒用のアルコールを入口に設置しておりますのでご利用ください。

特別展示

1月22日(月曜日)まで、「知って!楽しむ!ジビエ」をテーマに特別展示を行っています。
「ジビエ」とは、フランス語で野生鳥獣(シカ、イノシシ、クマなど)の食肉のことをいいます。
日本では、シカやイノシシなど野生鳥獣による農作物被害が大きな問題となっており、農作物への被害防止等を目的に捕獲が進められるとともに、食文化を豊かにするジビエとしての利用も広がっています。
今回の特別展示では、野生鳥獣による農産物被害の現状やジビエ利用拡大の取り組み、ジビエを使った商品や料理レシピを紹介します。ぜひ、お越しください。
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/tokubetsu/index.html

常設展示

東海3県(岐阜・愛知・三重)の農林水産業を、統計データを使いながら分かりやすく紹介しています。
1月は、「図でわかる東海3県の農林水産業」(乳用牛・肉用牛)を展示します。
なお、東海農政局Webサイトからは、これまでの常設展示内容も含め参照することができます。ぜひ、ご活用ください。
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/josetsu/index.html

4.「地域まるっと!イノベーション」
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/renkei/6ji/index.html

地産地消の推進

東海農政局の直売所訪問記に岐阜県白川町にある「白川野菜村チャオ」を追加しました!

東海農政局は、地産地消の取り組みの一環として「直売所訪問記」と題し、直売所の取組内容や魅力的な商品などを紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

イノベーション(6次産業化)の推進

農山漁村発イノベーション(6次産業化)サポート体制について

農林水産省は、農山漁村発イノベーション(6次産業化)に取り組む農林漁業者等の経営改善に資するため、各県を通じた間接補助事業を推進し、サポートセンターや総合相談窓口を設置しています。

6次産業化や地産地消に取り組む皆さま向けの情報を随時配信中です

地域の活性化(農泊・農福連携の推進等)

農泊地域の取り組みを紹介します!

~紀北町海山地区渚泊推進協議会(三重県北牟婁郡紀北町)~
旅先で美味しいものを食べたい!地域の4店舗が地元産食材を使った味も量も値段もさまざまなオリジナルの海鮮丼「海山丼(みやまどん)」を開発しました。4店舗を巡っての食べ比べがおすすめです。底引き網漁でしか獲れない絶品のクモエビ(オオコシオリエビ)に出会えるかもしれません!詳しくは海山丼MAPをご覧ください。

農福連携による再犯防止の取り組みを動画で紹介!(法務省制作)

タレントの陣内智則さん、タケトさんが、犯罪や非行をした人を雇用し農福連携に取り組む農園を訪問しました。
少年院に入っていた経験のある当事者や、支援者へのインタビューを通じて、再犯防止における民間事業者の取り組みを学ぶ内容となっています。

津駅ビル「CHUM(チャム)」と「津松菱百貨店」でノウフクマルシェを開催します

三重県は、地元団体と連携し、ノウフクマルシェを開催します。
農福連携によって生産される農林水産物やその加工品の販売を通じて、農福連携の取り組みを紹介します。ぜひ、お立ち寄りください。

開催日時:1月18日(木曜日)、19日(金曜日)11時から19時まで
場 所:津駅ビル「CHUM(チャム)」1階イベントスペース
(三重県津市羽所町官有地)

開催日時:1月27日(土曜日)、28日(日曜日)10時から17時まで
場 所:「津松菱百貨店」1階特設会場
(三重県津市東丸之内4-10)

  • (一社)三重県障がい者就農促進協議会(外部リンク)
    http://www.mieshuno.net/
  • ノウフクマルシェの案内チラシ(外部リンク)
    https://mieshuno.net/marche12-3.pdf

「まち」と「むら」をつないでいく。

「まちむら交流きこう」は、都市と農山漁村の交流を通じた地域活性化の支援を行う専門集団です。
まちむら交流きこうのWebサイトでは、直売所情報や農家レストラン情報など、これからの季節にピッタリの情報が紹介されています。

5.お知らせします「統計情報」
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/index.html

2023年漁業センサスを実施しています

令和5年11月1日現在(海面漁業調査と内水面漁業調査)および令和6年1月1日現在(流通加工調査)で「2023年漁業センサス」を実施しています。
調査へのご理解とご協力をお願いします。
2023年漁業センサスの実施に当たり、キャンペーンページを公開しています。

地域の農業を見て・知って活かすDB

農林水産省は、農業集落(全国約15万)を単位として、農林業センサスの結果と各種情報を組み合わせて独自に加工したデータベース「地域の農業を見て・知って・活かすDB」を提供しています。
併せて提供する農業集落境界データとともに、地理情報システム(GIS)に取り込ませることで、地図を可視化することができます。

詳しくはこちら

「令和4年農業産出額及び生産農業所得」および「令和5年産水稲の収穫量」を公表しました

https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/kohyo/schedule/index.htm

「令和5年市町村別耕地面積(東海3県)」および「令和5年産水稲市町村別収穫量(東海3県)」を公表しました

https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/kohyo/shichoson.htm

農林水産統計だより2023年12月(No.41)を掲載しました

https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/dayori/dayori.htm

東海3県(岐阜・愛知・三重)の農業の特徴や市町村別のデータを掲載していますのでご活用ください

https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/bunseki/index.html

お問合せ先

企画調整室

担当者:広報班
代表:052-201-7271(内線2316)
ダイヤルイン:052-223-4610

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