中国四国あぐりレター 第507号 2022(令和4)年12月5日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
令和4年度農林水産関係第2次補正予算の概要について
政府の令和4年度第2次補正予算が令和4年12月2日に成立し、農林水産予算は総額8,206億円を計上しました。
本予算の重点事項は、「1 物価高騰等の影響緩和対策」「2 食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」「3「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」「4 持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」「5 防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r4hosei.html
鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
令和4年10月28日に岡山県内の養鶏場において、今シーズン国内で初めて、過去最も早い時期での高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されて以降、香川県内で3事例、岡山県で3事例、鳥取県で1事例と、中国四国地域の養鶏場において計7事例の疑似患畜が確認され、まん延を防止するため、防疫措置が行われました。
国内でも相次いで発生しており、本病に対する厳重な警戒が必要です。
また、中国四国地域においては豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
このため、家きん及び豚の飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱(CSF)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しの検討について
食料・農業・農村政策審議会は、令和4年9月29日に農業・農村基本法の検証・見直しに向けた基本法検証部会を設置しました。
同部会は10月以降、月2回程度のペースで開催されており、食料の安定供給の確保(食料安全保障、輸出促進を含む。)、農業の持続的な発展、農村の振興、多面的機能の発揮の各テーマごとに、有識者ヒアリング、施策の検証、意見交換等を実施しています。
- 食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会開催状況
第1回:令和4年10月18日
議題:食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
(今後の進め方、有識者ヒアリング テーマ:食料の輸入リスク) - 第2回:令和4年11月2日
議題:食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
(有識者ヒアリング テーマ:国内市場の将来展望と輸出の役割) - 第3回:令和4年11月11日
議題:食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
(有識者ヒアリング テーマ:国際的な食料安全保障に関する考え方) - 第4回:令和4年11月25日
議題:食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
(有識者ヒアリング テーマ:人口減少下における担い手の確保) - 食料・農業・農村政策審議会については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html - 基本法検証部会については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
みどりの食料システム法の運用について
農林水産省は、みどりの食料システム戦略を実現するための法制度である「みどりの食料システム法」について、税制特例等の支援措置を受けるために必要となる計画の認定申請の受付などを行っています。
- 滋賀県と県内全19市町村が作成した「滋賀県みどりの食料システム基本計画」については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kihonkeikaku.html - 環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、11月30日に新しく5事業者が認定され、計11事業者となりました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html - みどりの食料システム法については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
- 「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.2.0)については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html - 「みどりの食料システム戦略」全体に関する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
消費税インボイス制度について
令和5年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されることとなっています。
インボイス制度においては、原則として、消費税の仕入税額控除のためにインボイスの保存が必要になり、インボイスの交付を行うためには、税務署への「適格請求書発行事業者」としての登録申請が必要となるといった現行制度からの変更点があります。
また、制度開始の令和5年10月1日から登録を受けるためには、令和5年3月31日までに登録申請手続きをする必要があります。
インボイス制度について、農業関係事業者等がグループで説明会の開催を希望される場合には、国税局等から無料で講師派遣される制度がありますので、ご相談ください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/syohizei_invoice.html - 国税庁のインボイス制度特設サイトは、こちらをご覧ください。(国税庁ホームページ)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
2【イベント】
【新着】おかやま有機農業フェアの開催について
岡山有機農業フェア実行委員会(岡山県農業協同組合中央会、岡山県、中国四国農政局)は、岡山県における環境に配慮した、持続可能な農業の実現に向けて、消費者をはじめ流通事業者や小売事業者、飲食店等の皆様の有機農業への関心を高め、有機農産物等の需要と消費拡大を図ることを目的として、「おかやま有機農業フェア」を開催します。
- 【開催日時】
令和4年12月24日(土曜日) 11時~15時 - 【開催会場】
JR岡山駅 エキチカひろば - 【開催内容】
有機JAS認証の農産物・加工食品の販売
有機農業のPR展示(パネル展示、パンフレット配布等) - 【主催】
岡山有機農業フェア実行委員会
(岡山県農業協同組合岡山中央会、岡山県、中国四国農政局)
【新着】農村RMO推進フォーラムの開催について(会場とオンラインの同時開催)
中国四国農政局は、農村型地域運営組織(農村RMO)の普及啓発及び農村RMOに取り組もうとする関係者の知見の向上を図るために、農村RMO推進フォーラムを開催します。
農村型地域運営組織(農村RMO:Region Management Organization)とは、複数の集落の機能を補完して、農用地保全活動や農業を核とした経済活動と併せて、生活支援等地域コミュニティの維持に資する取組を行う組織のことです。農村地域、特に中山間地域では、高齢化や人口減少により集落機能が低下しており、農村RMOの形成が急務となっております。
- 【開催日時】
令和4年12月13日(火曜日)13時30分~17時 - 【開催場所】
岡山コンベンションセンター展示ホール(先着50名)
(岡山県岡山市北区駅元町14-1)
オンライン(Zoom)での同時配信(先着500名) - 【申込締切】
令和4年12月9日(金曜日)17時まで - 【主催等】
中国四国農政局、時事通信社 - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/shinko/221130.html
【新着】「第2回えひめの食農の未来とイノベーション シンポジウム2022」の開催について(会場とオンラインの同時開催)
中国四国農政局は、愛媛大学と共催で「食と農に関する産業のイノベーションと未来を支え発展させる若者や地域専門人材の育成の推進」をテーマとした「第2回えひめの食農の未来とイノベーション シンポジウム2022」を開催します。
当日は、全国の高校生と保護者の皆さんに向けて、農業を取り巻く環境に対する愛媛大学の先端研究や国が推進する持続可能な農業を目指す取組をご紹介するとともに、愛媛大学大学院生、愛媛県下の高校生の皆さんと農林水産省の若手職員が、活躍状況や食と農の未来への期待を語ります。
- 【開催日時】
令和4年12月17日(土曜日)13時~15時30分 - 【開催場所】
愛媛大学農学部大講義室(先着100名)
(愛媛県松山市樽味3丁目5)
オンライン(YouTube)での同時配信(先着200名) - 【申込締切】
令和4年12月15日(木曜日)17時まで - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/221125.html
「裸麦が創る食と農の未来フォーラム2022~裸麦の可能性を探る~」の開催について(会場とオンラインの同時開催)
裸麦の食文化を継承、発展させるためには、裸麦の幅広い利用を考え、需要拡大を図ることが不可欠です。
このため、中国四国農政局は、裸麦の利用拡大や消費拡大を図るきっかけとすることを目的に愛媛大学、松山大学及びえひめ産業振興財団と共催で「裸麦が創る食と農の未来フォーラム2022~裸麦の可能性を探る~」を開催します。
- 【開催日時】
令和4年12月10日(土曜日)13時30分~15時30分 - 【開催場所】
愛媛大学城北キャンパス南加記念ホール(先着130名)
(愛媛県松山市文京町3番)
オンライン(Zoom)での同時配信(先着300名) - 【申込締切】
令和4年12月6日(火曜日)12時まで - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/221116.html
令和4年度中国四国地域飼料増産推進研修会の開催について(会場とオンラインの同時開催)
中国四国農政局及び(一社)日本草地畜産種子協会は、令和4年12月21日に「令和4年度中国四国地域飼料増産推進研修会~子実用を含む飼料用とうもろこしの生産が繋ぐ耕畜連携~」を開催します。
本研修会は、国内の飼料生産基盤の強化につながる飼料用とうもろこしの生産技術や、地域の実情に合った耕畜連携体制を構築し飼料用とうもろこしの生産に取り組んでいる事例を紹介することで、飼料自給率向上に資することを目的としています。
- 【開催日時】
令和4年12月21日(水曜日)13時30分~17時 - 【開催場所】
岡山第2合同庁舎10階A・B会議室(50名程度)
(岡山市北区下石井1-4-1)
オンライン(Zoom)での同時配信(80名程度) - 【申込締切】
令和4年12月9日(金曜日)17時まで - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_chikusan/221111.html
3【お知らせ】
【新着】寒い時期に栄養たっぷりの牛乳料理を食べませんか?
農林水産省や酪農・乳業業界、牛乳でスマイルプロジェクトの参加メンバーは、牛乳の摂取量が少なくなりがちな寒い時期にあたたかい牛乳料理を広めるなど、様々な方法を通じて摂取を促すことで、健康的な食生活をサポートしてまいります。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/c_gyunyu/221129.html
【新着】被覆肥料の被覆原料表示の義務付けについて
令和4年11月27日に「肥料の品質の確保等に関する法律第二十一条第一項第一号及び第二号の規定に基づき普通肥料の表示の基準を定める件」が改正され、被覆肥料については、被覆のための原料として何が使用されているのかを、肥料の容器・包装等へ表示することが義務付けられました。
被覆原料の表示方法については、「この肥料には、被覆原料として○○が使用されています。」「被覆原料:○○」「○○コーティング肥料」(「○○」には、硫黄やプラスチック等、被覆原料を最も一般的な名称で記載)のいずれかによることとされています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/seisan/hiryou/hihuku.html
【新着】インバウンド消費の回復に向けた農泊食文化海外発信地域(SAVORJAPAN)の認定について
農林水産省は、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的に創設した「農泊食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN(セイバージャパン))」について、今年度は新たに4地域を認定し、令和4年12月7日(水曜日)に農林水産省7階講堂において、認定証授与式を開催します。
中国四国地域においては、広島県呉市(実行組織:音戸町魅力化推進協議会)を認定しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/221202.html
令和4年度「鳥獣被害防止に向けた集中捕獲キャンペーン」について
鳥獣被害のうち、シカとイノシシによる農作物への被害が深刻な状況となっている中で、平成25年に農林水産省と環境省が共同で取りまとめた「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」において、シカとイノシシの個体数を令和5年までに半減させる目標を策定しました。
これを踏まえ、農林水産省と環境省は、「鳥獣被害防止に向けた集中捕獲キャンペーン」を全国的に実施し、シカとイノシシの捕獲の強化を図ります。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/221115.html
令和4年度全国ジビエフェアの開催について
農林水産省では、ジビエ(野生鳥獣肉)の全国的な認知向上、普及、需要拡大に向けた取組を行っています。その一環として、ジビエ等に対する消費者の関心を高めるとともに、ジビエメニューを提供する飲食店やジビエ等商品を販売する店舗等の情報を特設サイトにとりまとめてPRする「全国ジビエフェア」を開催中です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(全国ジビエフェアホームページ)
https://www.gibier-fair.jp/
令和4年度技術講習会(食品表示に関する講習会)の開催について
(独)農林水産消費安全技術センター(FAMIC)神戸センターは、令和5年1月27日に、食品関連事業者で新たに食品表示に関する業務の担当となった方向けに、最近の動向を踏まえ、食品表示基準(品質事項)について解説する講習会を開催します。
- 【開催日時】
令和5年1月27日(金曜日)13時30分~16時 - 【実施方法】
Webex Meetingsによるオンライン方式(定員50名) - 【受講料】
1,000円 - 【申込締切】
令和4年12月19日(月曜日)17時 - 詳しくは、こちらをご覧ください。(FAMICホームページ)
http://www.famic.go.jp/event/
農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
4【消費者の部屋】
テーマ:はじめよう、農福連携!築こうWin-Winのつながり!~もっと知ろう!福祉の力~
農福連携とは、障がいがある人をはじめとする生きづらさを抱える多様な人が、農林水産業などの分野で活躍することで、持続可能な共生社会を生み出す取組です。
令和4年11月28日から開催の消費者の部屋特別展示では、障がい者と農業者の双方が連携して素晴らしい成果を挙げている事例をご紹介しています。
- 【開催期間】
令和4年11月28日(月曜日)~12月9日(金曜日)8時30分~17時15分
(土曜日、日曜日は除く。最終日は13時まで) - 【開催場所】
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
(岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/221117.html
テーマ:来て、見て、知って!お米・米粉の魅力
お米は日本人の主食ですが、その消費量は減少が続き、2020年度では、1人当たりの年間消費量は、ピークであった1962年度の半分以下となっているため、農林水産省では米の消費拡大を推進しています。
令和4年12月12日から開催の消費者の部屋特別展示では、ごはん(お米)をいただくことによる健康面での効用や大切な役割をご紹介します。また、グルテンを含まない特性をもつ「米粉」について、米粉製品の展示及び米粉の用途別基準やノングルテン米粉の認証制度と米粉レシピもあわせてご紹介します。
- 【開催期間】
令和4年12月12日(月曜日)~12月23日(金曜日)8時30分~17時15分
(土曜日、日曜日は除く。最終日は13時まで) - 【開催場所】
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
(岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/221201.html
移動消費者の部屋in山口「持続可能な農業と消費について考えてみませんか~みどりの食料システム戦略~」
我が国の食料・農林水産業は、生産者の減少・高齢化、地域コミュニティの衰退、大規模自然災害・地球温暖化、新型コロナを契機としたサプライチェーンの混乱など、多くの課題に直面しています。
このような中、将来にわたり持続可能な食料システムを構築するため、農林水産省は、昨年、生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
この戦略の実現には、生産者だけでなく、事業者、消費者の理解と協働が必要です。
令和4年12月1日から開催の移動消費者の部屋では、この戦略についてパネル等によりご紹介します。
- 【開催期間】
令和4年12月1日(木曜日)~12月22日(木曜日)
(休館日:土曜日、日曜日) - 【開館時間】
8時30分~17時15分(初日は15時から。最終日は13時まで)
(新型コロナウイルスのまん延状況によっては、開館時間の短縮や臨時閉館となる場合があります。) - 【開催場所】
山口県健康づくりセンター(山口市吉敷下東3-1-1) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/221124.html
5【ひとことメッセージ】
さぬきうどんの地産地消
四国土地改良調査管理事務所長 佐々木 一郎
香川県に赴任して8か月。せっかくの機会なので、できるだけ多くのうどん屋に行くようにしている。そんな中、たまに「さぬきの夢使用」の表示を見かけることがある。
「さぬきの夢」は、香川県農業試験場がさぬきうどんのために開発した、県オリジナル小麦品種の総称で、「地元の小麦でさぬきうどんをつくりたい、食べたい」といった県内うどん業界やうどん愛好家の熱い思いをうけて誕生した、さぬきうどんのための小麦である。現在はさぬきの夢2000から後継品種の2009へと切り替わっており、収量性も高く、食味評価も上回っているとのことである。
県内の多くのうどん屋ではオーストラリア産小麦が使用されているが、「さぬきの夢」うどんの消費が拡大し、うどん県のブランド力が上がり、地産地消へとつながることに期待する昨今である。
6【ふるさと元気だより】
スマート農業技術導入で時代の先端を走る!加工・業務用野菜の新たなビジネスモデルを構築
岡山県拠点
笠岡市の干拓地で、スマート農業技術を駆使し、大規模な加工・業務用野菜の生産を行っているのが、有限会社エーアンドエスです。
(有)エーアンドエスは、国の実証事業を活用しながらスマート農業一貫体系を構築し、145ヘクタールという広大な面積で、キャベツ、たまねぎ、かぼちゃなどの野菜の生産を行っています。
スマート農業技術は、ほ場準備(排水・砕土)から、収穫までの様々な工程において活用されており、省力・精密化で国内需要に応える生産体制を確立した時代の先端を走る事例となっています。
また、干拓地の畜産農家の堆肥などを積極的に活用しており、化学肥料の施肥量は、岡山県平均の01月02日以下とするなど、環境配慮型の農業へのシフトも進めています。さらに、加工・業務用用途として実需者との契約栽培を基本とすることで、売上の安定化を図るなど、多角的な視点で農業経営を行っています。
今後は、たまねぎの輸出にも取り組むことともに、若い社員の登用も進めるなど、岡山県の農業をけん引する経営体として、注目されています。
7【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和4年12月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/221130.html
【統計情報】
「統計データでみる中国四国農林水産業の概要」を更新
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/chushi_nougyou.html
「作物統計調査 令和4年産はだか麦(子実用)の作付面積及び収穫量(中国地域・四国地域)」を掲載
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#d221129
「作物統計調査 令和4年産びわの収穫量における中国四国管内の全国順位」を掲載
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#d221130
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
先日未明に突然、経験したことがない腹痛があり、救急病院に行きました。「急性胆のう炎」と診断されて入院し、その日のうちに手術を受けました。
術後はお腹に小さな傷跡が4つできましたが、しばらくは身体を動かす度に痛くて、ベッドから起き上がるのも四苦八苦です。特にくしゃみをする時が恐ろしかったです。(く)
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https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161125.html - 中国四国農政局 ホームページURL
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電話:086-224-4511(代)(内線2111)
FAX:086-235-8115
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
企画調整室
代表:086-224-4511(内線2111)
ダイヤルイン:086-224-9400
FAX:086-235-8115