中国四国あぐりレター 第549号 2024(令和6)年9月5日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
【新着】令和7年度農林水産予算概算要求
農林水産省は、令和6年8月30日、令和7年度農林水産予算概算要求を取りまとめました。
食料・農業・農村基本法の改正を踏まえ、食料安全保障の強化、環境と調和のとれた食料システムの確立、農業の持続的な発展、農村の振興等を図るため、農業の構造転換の実現に向けた施策を初動の5年間で集中的に実行するとともに、農林水産業の持続可能な成長を推進するための農林水産予算を要求しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r7yokyu.html
【新着】政府備蓄米の無償交付の運用改善
農林水産省では食育の一環として、こども食堂・こども宅食への政府備蓄米の無償交付を行っています。
今般、本制度をさらに利用しやすくし、食品アクセスの向上を図る観点から、交付申請窓口の拡大と交付申請の受付を通年とする運用改善を行いました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/b_taisaku/240830.html
食料・農業・農村基本法改正法が公布・施行
食料・農業・農村基本法改正法は、6月5日に公布・施行されました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
【新着】新たな食料・農業・農村基本計画の策定に係る審議
農林水産省は、令和6年8月29日に食料・農業・農村政策審議会及び企画部会の合同会議を開催しました。
この合同会議において、農林水産大臣から審議会会長へ「食料・農業・農村基本計画の変更について」諮問し、「新たな食料・農業・農村基本計画の策定について」を議題として審議が行われました。
審議会資料及び議事の概要等は、審議会終了後に次のURLページで公開することとしております。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html
みどりの食料システム戦略関係
農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月12日に生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、中長期的な観点から、調達、生産、加工・流通、消費の各段階におけるカーボンニュートラル等の環境負荷低減事業活動を推進しています。
また、農林水産省全ての補助事業等に対して、環境負荷低減のクロスコンプライアンスを導入することとし、農林水産省の補助金等の交付を受ける場合には、環境負荷低減の取組の実践が必須となります。
【新着】令和6年8月30日に、農林水産大臣を本部長とする「みどりの食料システム戦略本部」の第14回会合を開催しました。
【新着】基盤確立事業実施計画については、令和6年8月23日と9月3日に各1事業者が認定され、計82事業者となりました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(みどりの食料システム戦略本部に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/honbu.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
(環境負荷低減のクロスコンプライアンス)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/kurokon.html
(農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html
(「みどりの食料システム戦略」全般に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
豚熱及びアフリカ豚熱の発生防止
当管内では、飼養豚での豚熱感染はありませんが、野生イノシシでの感染が未感染地域において拡大しており、感染防止に向けた取り組みが求められています。
また、日本では未発生のアフリカ豚熱が、韓国などのアジア地域の飼養豚で発生していることから、入国者におかれては、病原体の国内持ち込み防止にご協力をお願いします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
(アフリカ豚熱に関する情報(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
農業経営基盤強化準備金制度
令和7年度以降、農業経営基盤強化準備金を積み立てる場合、市町村が策定する地域計画において農業を担う者として位置づけられていることが必須となります。皆さんの地域で地域計画が作成されているか、自分の名前が地域計画に位置づけられているか、不安な方は、市町村担当者にご相談ください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_seido/junbikin_tetuduki_shiryou.html
2【イベント】
中国四国農政局食育セミナーの開催
中国四国農政局は、YouTubeやInstagramを活用した配信の仕方や注意すべきポイントを学ぶことを目的とする「令和6年度 農林水産省食育イベント全国キャラバン「中国四国農政局食育セミナー」YouTube&Instagramであなたの“好き”を発信しよう!~今すぐ実践できるデジタル食育のコツ~」を開催します。
食育に関心がある方など、どなたでも是非ご参加ください!
- 【開催日時】
令和6年9月25日(水曜日)13時00分~15時30分
【開催場所】
岡山国際交流センター5階会議室およびオンライン(Zoom)
【申込期限】
令和6年9月20日(金曜日)17時00分
会場50名、オンライン100名(いずれも申込み先着順) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240820.html
スマート農業技術活用促進法に関する県別説明会の開催
中国四国農政局は、スマート農業技術活用促進法について、本法に基づく計画の認定制度や、その制度運用の考え方を示す基本方針(案)等を説明する県別の説明会を開催します。
- 【開催日時】
山口県:9月12日(木曜日)、徳島県:9月17日(火曜日)、高知県:9月18日(水曜日)、岡山県:9月19日(木曜日)、広島県:9月20日(金曜日)、島根県:未定 各県共通14時00分~15時30分
会場及びオンライン、いずれも申込先着順 - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/240809.html
3【お知らせ】
【新着】食品ロス削減の取組を募集
農林水産省は、本年10月の「食品ロス削減月間」に向けて、ポスターや動画など啓発コンテンツを活用した「てまえどり」など消費者啓発の取組を募集し、その内容を農林水産省ホームページで公表します。
- 【応募締切】
令和6年10月16日(金曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/240830.html
【新着】GAP(農業生産工程管理)の優れた取組を募集
農林水産省は、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善、普及等に取り組んでいる農業者、農業団体、流通・加工業者、自治体、教育機関等を表彰する「令和6年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します(本年度は、「GAP部門」のみ募集)。
- 【応募締切】
令和6年10月31日(木曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/240830.html
【新着】BUZZ MAFF新作動画を公開
農林水産省職員が、その人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネル(BUZZ MAFF)に「高知を愛しちゅう」の新作動画を公開しました。
- ちゅうちゅうNEWS号外(米なすの丸焼き)
- (公開URL:YouTube)
https://www.youtube.com/shorts/GQGvNyL6J00
国内肥料資源の利用拡大に向けたマッチングフォーラムの開催
農林水産省の補助事業を活用し、国内肥料原料の供給事業者やメーカー、販売事業者、利用する耕種農家等の関係者が一堂に会し、情報交換や連携づくりの場となる「国内肥料資源の利用拡大に向けたマッチングフォーラムin中国四国」が開催されます。
- 【開催日時】
令和6年9月25日(水曜日)12時00分~17時00分
【開催場所】
広島県立広島産業会館 東展示館
- 来場申込ほか詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kankyo/matching.html
全国ジビエフェア参加店舗の募集
ジビエ等への関心を高め、飲食店等での利用を促進するとともに、ジビエメニューを提供する飲食店やジビエの精肉、加工品、ペットフード、皮革製品などの商品を販売する店舗等の情報を取りまとめてPRする「全国ジビエフェア」を11月より開催することとし、参加店舗の募集を開始しました。
- 【応募締切】
令和7年2月14日(金曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/240809.html
食料自給率・食料自給力指標を公表
農林水産省は、令和5年度食料自給率及び食料自給力指標について、公表しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240808.html
「フラッグシップ輸出産地」認定証授与式の開催
農林水産省が選定した「フラッグシップ輸出産地」のうち、中国四国農政局管内の5産地について、農林水産大臣名の認定証の授与式を開催します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_zigyo/240809.html
サステナアワード2024の募集
農林水産省は、消費者庁、環境省と連携し、「あふの環(わ)2030プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトにおいて、食や農林水産業に関わるサステナブルな取組動画を表彰する「サステナアワード2024」の募集を行っています。
- 【応募締切】
令和6年11月15日(金曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240806.html
所有者不明農地制度と相続登記の申請義務化
所有者不明農地の利活用を促進するため、農地バンクを経由して最長40年間借りられる「所有者不明農地制度」があります。
一方、所有者不明土地の発生を予防するため、不動産登記法の改正により、令和6年4月から、農地を含めて相続登記の申請が義務化となりました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(所有者不明農地制度(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/souzokumitouki.html
(相続登記の申請義務化(法務省ホームページ))
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00590.html
農地の貸し借り(売買)の手続きを変更
令和7年4月から、農地の貸し借り(売買)は原則として農地バンクを経由した方法に一本化することとなります。
「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
農林水産統計を公表
農林水産省は、令和6年8月30日に「令和6年産水稲の8月15日現在における作柄概況」、「2023年漁業センサス結果の概要(概数値)」、「令和5年新規就農者調査結果」、「令和5年産大豆生産費(個別経営体・組織法人経営体)」、「令和5年産そば生産費」等を公表しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html#t
4 【消費者の部屋】
テーマ: 私たちが取り組む防災対策~災害が起きる前に、災害が起きてしまったら~
今回の展示では、災害への備えと防災意識の向上を目的に、近年の災害と復興状況、農林水産省の補助事業や災害発生時の職員派遣等支援に関する取組、ローリングストックなど家庭でもできる食品等の備蓄方法、災害時に活用できるレシピ等をご紹介します。
- 【開催期間】
令和6年9月9日(月曜日)~9月20日(金曜日)9時00分~17時00分
(土曜日、日曜日、祝日は除く。最終日は13時まで)
【開催場所】
岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240826.html
移動消費者の部屋in愛媛:巻き起こせ!農山漁村発イノベーション!!
今回の移動展示では、地域資源を活用した農泊の取組、生産・加工・販売を一体的に行う6次産業化の事例などを、パネルで分かりやすくご紹介します。
- 【開催期間】
令和6年9月3日(火曜日)~9月18日(水曜日)9時00分~17時30分
(9月9日及び17日は休館日。初日は15時から、最終日は13時まで)
【開催場所】
愛媛県松山市上野町甲650
愛媛県生涯学習センター 1階アトリウム - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240820_25.html
移動消費者の部屋in岡山:「食育」知っていますか?~こんなことも「食育」です!~
今回の移動展示では、これから新生活を始める(始めた)方向けに、知っておいてほしい、知っていると便利な知識を掲載した「食に関するお役立ちBOOK」を活用し、「食育」や「食生活」についてどなたにでも分かりやすくお伝えします。
- 【開催期間】
令和6年8月21日(水曜日)~9月16日(月曜日・祝日)9時00分~19時00分
(祝日を除き月曜日は休館日。土曜日、日曜日、祝日は10時00分~18時00分)
【開催場所】
岡山県岡山市北区丸の内2-6-30
岡山県立図書館2階閲覧室 - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240807.html
5 【ひとことメッセージ】
癒しを求めて
業務管理課長 大森勝
新型コロナ感染症の影響で、思うような観光収入が得られなかった観光地。5類に格下げとなって以降、これまでの鬱憤を晴らすかのように、国内外を問わず観光客を誘致しようと躍起になっている。今では円安の効果も大きく、ひとたび観光地へ足を踏み入れてみると外国人観光客の多さに驚かされる。
いつしかのテレビ番組で、約10万円もする神戸牛のステーキを食していた外国人夫婦の観光客に、価格が高いか安いかをインタビューしていた。少し高い程度と答える外国人夫婦に、私との金銭感覚のずれを感じながらも、飲食店の戦略としては外国人観光客をターゲットに絞っていることも頷ける。
一方、観光地だけでなく農山漁村も魅力が満載である。豊かな自然に囲まれ、見て・食べて・泊まって・感じることで、日常の慌ただしさからも解放され、癒しの効果を得ることもできる。
農山漁村に活力を与えることは容易ではないが、まずは、その良さを知った方々自らが情報発信源となって、SNS等で多方面へ情報を拡散させ人を呼び寄せる。自宅に帰ってからはリピーターとなって農山漁村の産物を購入するなど、地道な取り組みが拡大できれば、日本のふるさとを守ることができるかもしれない。
6 【ふるさと元気だより】
いちじく「蓬莱柿(ほうらいし)」出荷が本格化
広島県拠点
尾道市の特産品で県内一の出荷量を誇る「蓬莱柿」は8月上旬から出荷を開始し、現在、出荷最盛期を迎えています。
尾道市内の約270戸の生産者が、出荷当日の朝に収穫し、やわらかい皮がむけないように手作業で丁寧にもぎ取ります。
果実はやや小さめで、皮が薄く柔らかく、甘さの中にも絶妙な酸味のバランスと果肉のプチプチ感が評判です。
かつては、鮮度の保持が困難なことから、主に地元で消費されていましたが、今では流通方法が改善され大阪、名古屋、岡山などにも出荷されようになりました。
蓬莱柿を担当するJA尾道市の益永さんは、「出荷は10月下旬まで続く予定で、今年は昨年並みの215トンを見込んでいます。」と語って下さいました。
7 【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和6年9月)
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/vegetable/sijyou_mitousi/index.html
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
サンマ豊漁ですね。ブドウも多くの品種が並んでいて、私の好きなポポーも見かけるようになりました。秋の気配が、、(ソ)
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中国四国農政局 ホームページURL
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編集 〒700-8532 岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎
中国四国農政局 企画調整室
電話:086-224-4511(代)(内線2111)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
企画調整室
代表:086-224-4511(内線2111)
ダイヤルイン:086-224-9400




