中国四国あぐりレター 第564号 2025(令和7)年4月21日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
【新着】新たな「食料・農業・農村基本計画」の閣議決定について
「食料・農業・農村基本計画」(以下「基本計画」という。)は、食料・農業・農村基本法(以下「基本法」という。)に基づき政府が策定するものであり、概ね5年ごとに変更することとされています。
令和6年に改正された基本法に基づく、初の基本計画が閣議決定されました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/index.html
みどりの食料システム戦略関係
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、中長期的な観点から、調達、生産、加工・流通、消費の各段階におけるカーボンニュートラル等の環境負荷低減事業活動を推進しています。
また、農林水産省全ての補助事業等に対して、環境負荷低減のクロスコンプライアンスを導入することとし、農林水産省の補助金等の交付を受ける場合には、環境負荷低減の取組の実践が必須となります。
【新着】みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定について
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
(「みどりの食料システム戦略」全般に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
(環境負荷低減のクロスコンプライアンス)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/kurokon.html
(農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html
(みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定について)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/250411.html
2【イベント】
【新着】中国四国農政局は、瀬戸中央自動車道与島パーキングエリアで開催される「せとうち島旅フェス2025」に参加します
中国四国農政局は、観光・文化、農業・農山漁村の振興及び情報発信などを進めることにより、瀬戸内地域を中心とした中国四国地方の地域社会の活性化・交流促進に寄与することを目的に、本州四国連絡高速道路株式会社が主催する「せとうち島旅フェス2025~アートと学びの島々~」において、有機野菜、ジビエ商品、農福連携商品のマルシェブース及び農政局政策PRブースを出展します。
【開催日時】
令和7年5月17日(土曜日)9:30~16:00
令和7年5月18日(日曜日)9:30~16:00
【開催場所】
瀬戸中央自動車道与島パーキングエリア
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
- (本州四国連絡高速道路株式会社ウェブサイト(せとうち魅力発見))
URL:https://www.love-setouchi.jp/ - (中国四国農政局ウェブサイト)
URL:https://www.maff.go.jp/chushi/press/tosi_noson/250417.html
3【お知らせ】
【新着】農業経営発展計画制度が始まりました
令和7年4月1日より、農業経営発展計画制度が始まりました。
この制度は、農地所有適格法人が、出資により食品事業者等との連携措置を通じて農業経営を発展させるための計画(農業経営発展計画)について、農林水産大臣の認定を受けた場合に、議決権要件を特例的に緩和できるものです。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/241017.html
【新着】「令和7年産水稲の10a当たり平年収量」について
農林水産省は、令和7年産水稲の全国農業地域別・都道府県別10a当たり平年収量を有識者のご意見を聴取した上で、決定しました。
なお、令和7年産水稲の作柄表示地帯別10a当たり平年収量については、6月末頃を目途に決定します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/250411.html
【新着】カドミウム基準値の超過を受けて自主回収を進めているコメの流通情報について
食品衛生法で定めるカドミウム基準値を超えるコメの流通が確認されたことを受け、秋田県からの要請に基づき(農)熊谷農進が進める自主回収について、農林水産省は関係機関と連携し、当該コメの流通実態(小売店舗名及び商品名)の把握を進め、順次公表することとしております。当該コメの流通実態をとりまとめたため、商品名(全6商品)とともに、小売店名をお知らせします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/250411.html
【新着】「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」、「家畜改良増殖目標」、「鶏の改良増殖目標」、「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」及び「養豚農業の振興に関する基本方針」の公表について
農林水産省は、「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」、「家畜改良増殖目標」、「鶏の改良増殖目標」、「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」及び「養豚農業の振興に関する基本方針」について公表しました。
なお、官報については後日掲載を予定しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/suisin/250411.html
【新着】令和7年度(第21回)「若手農林水産研究者表彰」における候補者の募集を開始します
農林水産省は、令和7年度(第21回)「若手農林水産研究者表彰」の候補者の募集を開始します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/250411.html
【新着】令和7年度(第26回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」における候補者の募集を開始します
農林水産省は、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会と共催で、令和7年度(第26回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」の候補者の募集を開始します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/250411_1.html
【新着】遺伝子組換え農作物の第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント) について
農林水産省は、遺伝子組換え農作物の隔離ほ場試験(1件)及び一般使用(3件)に関する承認申請を受け、申請書類の内容の妥当性を確認し、審査報告書をまとめました。当該審査報告書について、国民の皆様からの御意見をいただくため、令和7年5月10日(土曜日)までの間、パブリックコメントを実施します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/250411.html
【新着】病害虫発生予報第1号を発表
農林水産省は、令和7年4月16日に「令和7年度 病害虫発生予報第1号」を発表しました。中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。
果樹・茶では、かんきつのかいよう病の発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されています。
この他、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意してください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/250416.html
野菜や山菜と似た「有毒植物」にご注意
例年、春先から初夏にかけて、野菜や食べられる山菜・野草と間違えて、「有毒な成分を含む植物」を食べてしまうことによる食中毒が数多く発生しています。食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(中国四国農政局ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/seisan/yuudoku.html
外来種被害防止行動計画第2版を公表
「外来種被害防止行動計画」(平成27年3月環境省・農林水産省・国土交通省作成)について、近年の国内外における外来種への対応強化の動き等を踏まえ、令和12年までの目標を定めた改定計画である「外来種被害防止行動計画第2版」を策定しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/250328.html
「農山漁村」インパクト可視化ガイダンスを公表
農林水産省は、企業の農山漁村への参画を促すため、「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクトの一環として、「「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス」を作成しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nousei/250328.html
生態系ネットワーク形成を支援
農林水産省は、国土交通省及び環境省と共同で、川・森・農地・海を基軸とした生態系ネットワーク形成の取組を進めています。このたび、生態系ネットワーク形成に活用できる支援制度を紹介したパンフレットを公表しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/250328_1.html
スマート農業技術活用促進法に基づく生産方式革新実施計画を認定
中国四国農政局は、「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づき、5件の生産方式革新実施計画を認定しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(中国四国農政局ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/250321.html
食品アクセス問題に関するアンケート調査結果を公表
農林水産省は、令和6年10月に全国の市町村を対象に実施した、食品アクセス問題(買物困難者)に関するアンケート調査の結果を取りまとめました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ryutu/250321.html
「中国四国みえるらべるMAP」を掲載
中国四国農政局は、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」について一層の推進を図るため、中国四国地域で「みえるらべる」を取得された農業者等の取組事例を取りまとめた「中国四国みえるらべるMAP」を掲載しました。事例では具体的な取組内容や販売場所等を掲載しており、今後も取組事例の充実を行っていく予定です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(中国四国農政局ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kankyo/mieruka/mieruka.html#torikumisyoukai
「食に関するお役立ちBOOK」を配信中
中国四国農政局では、これから新生活を始める(始めた)若い方や単身者の方などへ、新生活が始まる前に知っておいてほしい、知っていると便利な知識を提供し、健康を維持して楽しい新生活を送ってほしいという思いから、「これから新生活が始まる皆さんへ食に関するお役立ちBOOK~健康を維持して楽しい新生活を!~」を作成しましたので、是非ご活用ください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(中国四国農政局ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/chushi/syokuiku/katudou/oyakudati.html
4 【消費者の部屋】
テーマ:生産者と消費者で取り組む持続可能な農業~みどりの食料システム戦略のご紹介~
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」に基づく様々な取組を進めています。今回の展示では、「みどりの食料システム戦略」の紹介をはじめ、環境に優しい農業の“見える化”の取組などをパネルや動画等でご紹介します。
- 【開催期間】
令和7年4月21日(月曜日)~5月9日(金曜日)9時00分~17時00分
(土曜日、日曜日、祝日を除く。最終日は13時まで)
【開催場所】
岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー - 詳しくは、こちらをご覧ください。(中国四国農政局ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/250407.html
5 【ひとことメッセージ】
春の食中毒にご注意ください
消費・安全部消費・安全管理官 大森 勝
食中毒は夏場のみならず、実は年間を通して発生しています。主な食中毒の原因は、細菌、ウィルス、寄生虫ですが、自然毒や化学物質などによる食中毒も一定数発生しています。
寒い季節(12月~3月)にはノロウイルスなど、ウィルス性の食中毒の発生が見られますが、春先から初夏にかけては、有毒な成分を含む山野草や家庭菜園と鑑賞用の植物を誤って食する食中毒が毎年発生します。身近なスイセンもニラの葉とよく似ていることから、家庭菜園や畑などで食用野菜と同じ或いは近いところに観賞植物を栽培している方は注意が必要となります。
春になるとハイキングや登山などに出かけ、タンポポやツクシ、ヨモギやクレソンなどを摘み取り、天ぷらやおひたし、サラダなどで春を味わっている方も多いと思いますが、山野草にも有毒な植物が多くあります。不安なものや疑わしいものは絶対に採らない、食べない、人にあげないようにお願いします。
また、「ふき」や「ふきのとう」なども人気ですが、ピロリジジンアルカロイド類という天然毒素が含まれていますので、調理前にしっかり灰汁(あく)抜きをしてから食べるようにして、春を満喫してください。
6【ふるさと元気だより】
「愛媛県人の命の源 石鎚山」
愛媛県拠点
瀬戸内海と太平洋に囲まれた四国の愛媛県西条市と久万高原町の境界にそびえる標高1982メートルの石鎚山は、西日本最高峰です。
瀬戸内海や太平洋から運ばれる大気中の水分は、雲や霧、雨となり石鎚山に辿り着き樹々を濡らし岩肌を侵食したり伏流しながら下界へ向かい、仁淀川、加茂川等の清流や地下水となります。その豊かで清らかな水は生活用水であり、また、四国最大規模の西条市の工業地帯を支えるとともに、農地にそそがれ農畜産物が育まれることで人々の暮らしを支えます。
名水百選にも選ばれた西条市に自噴する「うちぬき」と、良質の米で仕込まれる西条地区の日本酒は、人々の心を癒し様々な文化形成に寄与するだけでなく、海外に輸出され評価も上々です。人々の生活や命を支えた水は、瀬戸内海や太平洋に開放され豊かな水産物を育みながら、再び海水から大気に還元して石鎚山に辿り着く水の循環が構築されています。
最近の登山ブームにより国内外から多くの観光客が訪れる石鎚山。一度、訪れてみてはいかがでしょう。
7 【ウェブサイトの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和7年4月)
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/vegetable/sijyou_mitousi/index.html
【統計情報】
令和6年産そば(乾燥子実)の作付面積及び収穫量(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/#y18
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ウェブサイト新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
新年度に入り早くも4月後半となりました、もうすぐゴールデンウイークが始まりますが今年は、大阪・関西万博へ行かれる方も多いのではないでしょうか。
私も機会があれば行きたいです。(イ)
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