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九州農政局

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水田の整備

将来の農業生産を担う経営体を中心とした望ましい農業構造を確立するため、地域のニーズに応じた生産基盤の整備を実施するとともに、整備を契機とした農地の利用集積や経営体の育成を図ります。

  • 水田整備のポイント
水田整備のポイント
  • 整備の状況

整備の状況

水田の整備率は全国平均で6割に達していますが、水稲収穫量の上位10件のうち半数が全国平均の整備率に達していないなど、水田整備の現状には地域ごとのばらつきがあります。

  • 水田整備の現状
水田整備の現状

1haを超えるような区画の大型化は、大型機械の導入などによって、生産性の飛躍的な向上をもたらします。

  • 農業生産の向上
農業生産の向上

生産基盤の整備を契機として、農地の利用集積を図ります。併せて公共用地を生み出すなど、地域の計画的な土地利用を実現します。

  • 経営体への農地の利用集積

事業実施前

  • 分散している農地
  • 経営規模が拡大が困難
事業実施前

事業実施後

  • 集積された農地
  • 経営規模の拡大
事業実施後

排水路や暗渠排水(地下水位を調整するための地中に埋めた有効パイプ)の整備により、水田の水はけが良くなり、麦・大豆等の畑作物の栽培にも利用できる汎用性の高い農地となります。

  • 水田の汎用性イメージ
水田の汎用化イメージ

水田の汎用性によって、地域の自然条件や構想のもと、ニーズに応じた生産が選択的に行える条件が整備されます。

  • 経営選択性の拡大

多様な作物の作付けが進んだ水田
多様な作物の作付けが進んだ水田

水田整備の新たな展開方向
整備を契機とした経営体の育成
  • 整備を契機とした経営体の育成

水田整備は、地域の農業に変革をもたらす好機となります。このため経営体の育成や、農地の利用集積等の成果を重視した事業のしくみに転換するなど、「育成すべき農業経営」への施策の集中化・重点化を図っています。

地域のニーズに柔軟に対応した整備
  • 地域のニーズに柔軟に対応した整備

これまでの水田の整備により優良な農地が着実に蓄積されてきている一方で、年数の経過により補修等を要する農地が今後急速に増加すると考えられます。このため、施設の老朽化等に対応した更新整備や新たな区画整理を、地域のニーズに応じ柔軟かつ弾力的に実施します。

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