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中国四国農政局

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    フォトレポート(高知県)令和5年度

    高知県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

    令和5年度 
    7月6月5月4月

    7月

    早くも新米出荷!(令和5年産早期米進発式)

    • 撮影場所:高知県高知市
    • 撮影日:令和5年7月28日

    テープカットを行う関係者
    テープカットを行う関係者

    精米された早期米「南国そだち」
    精米された早期米「南国そだち」


       7月28日、JA高知県統括本部において「令和5年産早期米進発式」が行われ、関係者によるテープカットのあと、トラックに積み込まれた高知県産の極早生品種「南国そだち」が出荷されました。
       JA高知県によると本年の早期米は、「梅雨時期に日照が少なかった影響で、いもち病の発生が見られたが、全体的には天候に恵まれ、平年並みの出来」ということです。
       あいさつに立ったJA高知県  秦泉寺組合長は、「ここ数年低迷していた米価は、本年産は持ち直しがみられるが、資材価格が上昇しており、農業経営は厳しい環境にある。米の生産を続けていくためには再生産可能な価格で販売する必要があり、皆様のご理解とご協力をお願いしたい。」と適正な価格形成への理解を訴えました。また、「新米は粘りもあり香りも良いので、多くの人に食べてもらいたい。」と話していました。
       早期米は関西方面等の県外に出荷されるほか、県内の米穀店や量販店でも販売されています。
       “お米を食べて、農家を応援しましょ!”

    【関連リンク】
    米の消費拡大情報サイト「やっぱりごはんでしょ!」(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/gohan.html

    JA高知県ホームページ  県産米の紹介サイト
    https://ja-kochi.or.jp/agriculture/products/rice/837/

    “夏休みこどもフェス”を開催しました!

    • 撮影場所:高知県高知市
    • 撮影日:令和5年7月26日

    ミニ講座のクイズに挑戦
    ミニ講座のクイズに挑戦

    お米ができるまでの説明を熱心に聞く様子
    お米ができるまでの説明を熱心に聞く様子

    千歯で稲穂から脱穀体験
    千歯で稲穂から脱穀体験

    ミニ精米機で玄米の搗精(とうせい)体験
    ミニ精米機で玄米の搗精(とうせい)体験

      中国四国農政局高知県拠点は令和5年7月26日、高知みらい科学館において高知地方合同庁舎(高知市本町)に入居する中国四国農政局高知県拠点、高知地方気象台、高知行政監視行政相談センター及びハローワークジョブセンターほんまちと連携し、「令和5年度  本町合庁プレゼンツ  夏休みこどもフェス」を開催しました。
      本イベントは、主に夏休みの小学生を対象に、国の仕事を見て聞いて体験して楽しく学んでもらうプログラムを実施することで、国の機関が行っている様々な仕事を知り、社会の仕組みについて勉強する一つのきっかけとしてもらうことを目的として開催しており、新型コロナウイルス感染症の影響から、4年ぶりの開催となりました。当日の高知みらい科学館には約750名の来館者(プラネタリウムなど館内全ての施設利用者を含む来館者数)があり、本イベントにも多数ご参加いただきました。
      農政局のブースでは、食と農のSDGsに関するミニ講座やパネル展示を行ったほか、稲穂からお米(精米)になるまでの体験を実施しました。体験コーナーでは職員に教えてもらいながら小学生が脱穀、籾摺り、搗精(とうせい)といった一連の作業を体験しました。参加したこどもたちは、「稲刈りはしたことがあるけど、その後の食べられるお米になるまでのことは知らなかった。面白かった。」など感想を話してくれました。



    高知産ぶどうで高知のワインを!(井上ワイナリー株式会社)

    • 撮影場所:高知県香南市
    • 撮影日:令和5年7月18日

    井上ワイナリー(株)のいち醸造所
    井上ワイナリー(株)のいち醸造所

     のいち醸造所梶原所長
    のいち醸造所梶原所長

    香南市山北原料のワイン
    香南市山北原料のワイン

      令和5年7月18日、中国四国農政局高知県拠点は香南市の「井上ワイナリー(株)」を訪問し、のいち醸造所の梶原英正所長にお話を伺いました。
      平成28年4月に設立された井上ワイナリー(株)では、「耕作放棄地の減少、地域の活性化、雇用の創出」を目指し、南国市・香南市・香美市・梼原町・佐川町・土佐町・大月町の7市町の自社農場にてぶどうを栽培し、ワインをつくっています。当初は「高温多湿な高知でぶどうを栽培してワインづくり?」という声もありましたが、ぶどうは順調に育ち、今年6月、国内の優れたワイナリーを表彰する「日本ワイナリーアワード」で四国では初となる三つ星を獲得し、「日本ワインコンクール」においても「銅」賞を獲得されました。ぶどうは7月末に収穫され、のいち醸造所にてワインが醸造されます。他では珍しい「山北みかんワインスパークリング」もお勧めとのことです。皆さんも、一度、高知ワインをご賞味あれ!

    【関連リンク】
    井上ワイナリー株式会社  ホームページ
    https://www.tosawine.com

    枠にとらわれない自由な発想で!新しい農業の”カタチ”(中里自然農園)

    • 撮影場所:高知県中土佐町
    • 撮影日:令和5年7月14日

    中里自然農園との意見交換の様子
    中里自然農園との意見交換の様子

    ほ場の様子
    ほ場の様子

      中土佐町において有機農業による野菜の生産・販売を営む「中里自然農園」を訪問し、中里拓也さん、早紀子さんご夫妻にお話を伺いました。
      農園では、少量多品目(約50品目)の露地野菜を栽培し、ふるさと納税返礼品、飲食店のほか、自社ECサイトや生産者通販サイト等を通じ、季節の野菜を販売しています。
      きっかけは、拓也さんが植物研究など20年の米国生活を経て、約10年前に祖母の住む中土佐町へIターンし農業を始めたこと、営業は早紀子さんが広告代理店勤務の経験を活かし、SNSで情報発信し、顧客とコミュニケーションを取るなど、お二人で心から楽しみながら農業に取り組んでいることが伝わってきました。
      今後の目標としては、「引き続き、久礼大正町市場の鮮魚店から出るカツオのアラと高知競馬場の敷きわら・馬厩肥を混ぜ合わせた自家製カツオ堆肥を利用するなど、小さいコミュニティで循環させる持続可能な有機農業を継続していきたい。」とのこと。地域資源を生かし、地球環境にも優しい自給自足的生活スタイルはめっちゃカッコ良かったです花丸

    【関連リンク】
    中里自然農園  ホームページ
    https://farmnakazato.theshop.jp/


    祝!生見オーガニックトマトファームが「令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」中国四国農政局長賞を受賞されました!

    • 撮影場所:高知県東洋町
    • 撮影日:令和5年7月10日

    北岡智哉氏
    北岡智哉氏

    緑肥のギニアグラス
    緑肥のギニアグラス

      中国四国農政局は、7月10日、生見オーガニックトマトファーム(以下「生見ファーム」という。)において、「令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール(有機農業・環境保全型農業部門)」に係る中国四国農政局長賞の表彰式を開催しました。
      受賞された生見ファームの北岡智哉氏は平成19年に神奈川県横浜市から移住し、促成栽培トマトの有機農業に取組み、平成23年には有機JASの認証を取得しています。トマトの栽培では、収穫中にギニアグラスを播種し、収穫後の残渣やギニアグラスをすき込むことにより、土づくりと害虫(センチュウ)対策を行っています。
      北岡氏からは、「これまでの取組が表彰を通じて広がればと思い、今回応募した。一人でできることには限りがあるため、他の人の力も借りながら有機農業を広めていきたい。」と熱い思いを聞くことができました。

    【関連リンク】
    (プレスリリース)令和4年度中国四国地域未来につながる持続可能な農業推進コンクール中国四国農政局長賞表彰式(有機農業・環境保全型農業部門)の開催について
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/230630.html


    6月

    次世代型ハウスでパプリカを栽培(株式会社南国スタイル)

    • 撮影場所:高知県南国市
    • 撮影日:令和5年6月21日

    次世代型ハウスでの栽培について説明する中村専務(右)
    次世代型ハウスでの栽培について説明する中村専務(右)

    色鮮やかなパプリカ
    色鮮やかなパプリカ

      令和5年6月21日、中国四国農政局高知県拠点は南国市の農業生産法人「株式会社南国スタイル」を訪問し、意見交換を行うと共に次世代型ハウスの見学を行いました。
      平成29年に建設された次世代型ハウス(約70アール)では、パプリカが栽培されており、ハウス内は、温度、湿度、CO2濃度、日射量、養液組成等がデジタルで見える化され、パプリカの栽培にとって最適な環境制御管理が自動で徹底されています。また、電解水素水(還元水)を使い、収量増や野菜が持つ機能性を高める栽培を実践しているとの説明を受けました。
      今後も高知県が生産者に向けて開発した、営農支援サービスIOP(Internet of Plants)クラウド(通称「SAWACHI(サワチ)」)を活用し、南国スタイルのパプリカ栽培は「次世代型」から「Next次世代型」へ更に進化していきます。

    【関連リンク】
    株式会社南国スタイル  ホームページ
    「地域の農業を未来へつなぐ希望の光に」
    http://nangoku-style.co.jp/

    「弁当の日」の取組を実施しました。

    • 撮影場所:高知県高知市
    • 撮影日:令和5年6月19日


    持ち寄ったお弁当


    共食の様子

      農林水産省では、食育月間の取組の一環として、6月19日を「弁当の日」として、弁当を持ち寄り、職場の仲間で共食をする取組を行っています。中国四国農政局高知県拠点でもコロナ禍でしばらく出来ていなかった本取組を数年ぶりに実施しました。
      家族が作ってくれたお弁当、自分で好きなものだけ詰めたお弁当、ダイエット弁当、人それぞれ、多様なお弁当が集まりました。中には、「写真撮るがやったらもっと見ばあようするがやったに!(土佐弁:写真を撮るんだったらもっと彩りよくしたのに)」と慌てる人も。お願いはしていたと思うのですが、、、
      共食では密にならないよう、少人数ごとに集まっての食事となりました。黙食が習慣化してきている昨今ですが、顔を突き合わせるとちらほら笑いの花が咲き、共食風景に彩りを添えていました。

    【関連リンク】
    「食育月間」について(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/

    共食をするとどんないいことがあるの? (農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/togo/html/part4-1.html

    堆肥を使いやすく。加工用機械の製造メーカーと意見交換(株式会社ソイルファーム)

    • 撮影場所:高知県四万十市
    • 撮影日:令和5年6月12日


    パン型造粒機(最も小型のもの)


    意見交換の様子


    有機物炭化装置及びプラント

      中国四国農政局高知県拠点は6月12日、農業用育苗培土製造機器・有機物炭化装置及びプラントの設計、製造、販売を行う、株式会社ソイルファームを訪問し、みどりの食料システム戦略の説明と意見交換を行いました。

    同社では、パン型造粒機で培土を製造するための関連機器(原料均質化機器)を各種製造し、相手先に応じたオーダーメイドのプラント設計をしており、各機器は国内原料の肥料化の取組にも使用されています。

    同社代表取締役は、「堆肥や汚泥等の加工についての相談も増えており、どのような原料でも造粒することは可能だが、コストをかけるだけの販路が確保できるかが課題。ペレット堆肥を使えばバラ堆肥より農作業が省力化できるので、普及してほしい。」と話されていました。

    地方応援隊が参りました!

    • 撮影場所:高知県安田町
    • 撮影日:令和5年6月5日

    地方応援隊のふたり
    地方応援隊のふたり

    地元関係者との意見交換会
    地元関係者との意見交換会

      農林水産省では、国土交通省とともに「地方応援隊」を編成し、条件不利地域の市町村をサポートしています。各隊員は市町村における課題を具体的に整理し、その解決に向けた取組の方向性を市町村に提示するとともに、市町村職員と関係を構築し、地方応援隊が市町村にとって身近な相談窓口になることを目指しています。
      昨年に続き地方応援隊2名(霞が関で働く農林水産省農村振興局と、国土交通省国土政策局の若手職員)が、6月5から6日にかけて高知県安田町に出向き、安田町長、役場職員、地元関係者らと、安田町中山地区の現状の課題や今後の取組について意見交換を行いました。
      農林水産省の隊員は「安田町は自然薯、鮎、ゆず等の素晴らしい特産品があり、住民がみんな元気で魅力的な町。今回の意見交換での課題をきちんと整理、理解して安田町をPR出来るよう、地方応援隊として頑張っていきたい。」と話していました。

    農産物検査員育成研修生への制度説明

    • 撮影場所:高知県南国市
    • 撮影日:令和5年6月5日

    説明を行う職員
    説明を行う職員

    研修の様子
    研修の様子

      中国四国農政局高知県拠点は6月5日、JAグループ高知農産物検査協議会が実施した令和5年度国内産農産物検査員育成研修会において、「経営所得安定対策等」及び「米トレーサビリティ法」の講義を行いました。
      経営所得安定対策等については、国内農産物の需要に応じた生産・販売の推進や、交付金の対象となる農産物の数量確認において基本的に「農産物検査」の証明が必要な事業があること、令和5年産以降の飼料用米の数量払い等に関するルール変更等、制度の概要を説明しました。
      米トレーサビリティ法については、米穀等の取引等の記録を作成・保存すること、産地情報を取引先や一般消費者に伝達することが義務付けられていること等の説明を行いました。

    【関連リンク】
    「経営所得安定対策等の概要(令和5年度版)」パンフレット(A4両面52ページ)(農林水産省ホームページ)

    全体版一括ダウンロード(PDF:6,377KB)

    【分割してダウンロード】
    表紙~7ページ(PDF : 1,670KB)
    8~17ページ(PDF : 2,257KB)
    18~23ページ(PDF : 1,441KB)
    24~38ページ(PDF : 2,259KB)
    39~44ページ(PDF : 2,237KB)
    45~52ページ(PDF : 2,339KB)

    米トレーサビリティ法について(農林水産省ホームページ)

    5月

    地域防災フェスティバルで、災害に備えた家庭での食料備蓄を啓発

    • 撮影場所:高知県奈半利町
    • 撮影日:令和5年5月28日

    訓練の様子
    訓練の様子
    (写真提供:高知県危機管理部)

    食料備蓄について説明する職員
    食料備蓄について説明する職員

      中国四国農政局高知県拠点は、5月28日、南海トラフ地震や風水害を想定した高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバルに出展し、「家庭での食料備蓄の重要性」について、実物の備蓄食料品やパネルの展示によりPRを行いました。
      地域防災フェスティバルは、住民が楽しみながら参加し、地域における防災意識の高揚を図ることを目的として、総合防災訓練と併せて高知県の主催で開催されています。
      来場者からは、災害支援物資が被災地に到着するまでの目安とされる3日分の食料品の見本を見て、意外な量の多さに驚いたり、自分の家族の必要量を想像したりしていました。
      また、普段から少し多めに買い置きしておき、賞味期限の古いものから消費し買い足していくローリングストックの手法に関心が寄せられていました。

    4月

    高知平野で早期米の田植え始まる

    • 撮影場所:高知県高知市
    • 撮影日:令和5年4月4日

    田植え前の田園風景
    田植え前の田園風景

    田植えの様子
    田植えの様子

      県中央部に位置する高知平野で、早期米の主要品種である「コシヒカリ」の田植えが始まりました。
      高知市介良地区で、丁寧な機械操作で田植えを行っている作業中の農家の方にお話しを聞くと「コシヒカリの田植え時期は平年並み」とのことです。
      高知県内では例年、3月中旬から極早生品種の「南国そだち」や「よさ恋美人」の田植えが始まり、「コシヒカリ」の田植えは4月中旬頃に最盛期を迎え順調に生育すれば7月下旬から収穫期を迎えます。

    お問合せ先

    高知県拠点

    ダイヤルイン:088-875-2151