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関東農政局

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2022年 フォトレポートギャラリー

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関東農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証を授与 +プラス
実施日:2022年12月20日、21日    場所:千葉県柏市、南房総市、鋸南町

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:20日、「手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会」へ授与。中央は活動の中心的役割を担う油原祐貴さん[合同会社 EDGE HAUS 代表社員](於:道の駅しょうなん)
:21日、「株式会社ちば南房総」へ授与。中央は代表取締役副社長の鈴木賢二さん(於:道の駅とみうら)
[小窓の写真はいずれも先方より提供]

   内閣官房及び当省は、「強い農林水産業」「美しく活力有る農山漁村」の実現に向けて農山漁村のポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』として平成26年度から毎年度選定しており、当農政局においても平成29年度から同趣旨の下、上記の中央選定以外の優れた取組について選定しています。
   今年度についても11月、中央で37件、当農政局で7件が選定されたところであり、前者の選定者が総理大臣官邸に集った交流会(12月19日)を待った20日と21日、当拠点は後者のうち千葉県内の選定2者を現地に訪問し、選定証を授与しました。
      手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会(柏市)
      株式会社ちば南房総(南房総市)

   また、千葉県内からは中央においても1件、選定されており、同21日に現地を訪問してお祝いをお伝えしました。
      きょなん株式会社(鋸南町)
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   以上、それぞれ詳細については以下のリンクからご覧下さい。
   たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

関東農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定結果について:関東農政局 
ディスカバー農山漁村(むら)の宝:関東農政局 
ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード 
令和4年12月19日 「ディスカバー農山漁村の宝」交流会 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ  ←[5枚目の写真にきょなん(株)の豊島さん。テーブルには製造販売されているクラフトビールも。]

大山千枚田、川代柿ノ木代棚田を訪問して意見交換
訪問日:2022年12月12日    場所:千葉県鴨川市

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左サイド:NPO法人大山千枚田保存会の石田三示理事長(中央)と浅田大輔事務局長(右)。この時期は例年「棚田のあかり」で多くの人々を魅了します。
右サイド:川代集落代表の庄司祐輔さん(左)。今年も賑やかに開催された「どろりんぴっく」ではサッカーやバレーボール、ビーチフラッグなどに子供も大人も皆泥んこ笑顔。
なお、訪問当日はいずれも鴨川市農林水産課さんにご同行いただきました。
[※イベントの写真はいずれも先方より提供。]

  千葉県内における棚田地域振興法に基づく指定棚田地域の棚田であり、令和4年3月には「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」としての認定もされた2箇所の棚田を訪問し、管理等を担う方々と情報共有、意見交換しました。
   両棚田とも棚田のオーナー制度や、それぞれの地形特性等を活かした特徴あるイベントをいろいろと開催し、県内外からの来訪者との交流等を通じて地域の発展に取り組まれています。
   千葉県拠点からは、棚田保全に係る課題の解決やご苦労の軽減に参考となるよう、当省はもとより他府省庁が所管する支援制度について紹介するなど、これからも引き続き棚田地域の振興に関わって参ります。

NPO法人 大山千枚田保存会-公式サイト – 棚田の保全と都市農村交流による共生 
つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~の認定について:農林水産省 

「見学&体験 長生(ながいき)農業バスツアー」にご一緒しました
開催日:2022年12月11日(日曜日)  場所:千葉県長生郡一宮町、長生村、白子町

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1:一宮町役場前で開会挨拶される小髙陽一「長生農業独立支援センター」協議会長(長生村長)とツアー用バス、2:梨農家の秋山孝さん【一宮町】、3:「JAグリーンウェーブ長生」でのトマト選果【同】、4:就農間もないイチゴ農家の都築ゆかりさん。先日無事に初出荷【長生村】

昼食は「JA長生 ながいき市場」にて【茂原市】

5:トマト栽培経営を研修中の前川英人さんと受け入れ農家の田邊一也さん【白子町】、6:ネギ農家の齋藤一成さん。お土産にネギ掘りも体験【長生村】、7:ネギ選果場。エアでの皮剥きも体験【白子町】、8:「JAグリーンウェーブ長生」会議室での意見交換会。参加者一人一人からツアーの感想や就農へ向けた質疑、思いなどが語られました【一宮町】

   主催者である長生農業独立支援センターからお声かけいただき、今年で3回目となる「見学&体験 長生(ながいき)農業バスツアー」に初めてご一緒する機会をいただきました。
   同ツアーは、地域における新規就農者を募集し、相談・研修・育成・就農後までの一貫した支援体制を長生郡一宮町、長生村、白子町及びJA長生が県長生農業事務所らと構築している同センターが企画、実施しているもので、今年も県内外から書類選考を通過した20名を超える方々が集結。朝8時30分の開会式から7カ所の見学&体験、夕方の意見交換会までの豊富な行程メニューを通じて、就農への将来をイメージしつつ農業そのものについて、長生地域についての理解、関心を深めていました。
   皆さん、ツアー訪問先で迎えてくれた、就農したばかりのイチゴ農家さんや、トマト農家で修行中の研修生さんと受け入れ農家さん、地域ブランドでもある「ながいき梨」や「長生(ながいき)ネギ」のベテラン農家さん達、更には同センターを構成するホスト側の方々の取組姿勢や言葉、熱意、親身な対応に、少なからず感銘を受けられた様子。
   今後、この中から少しでも多くの方が、本地域での農業人生に踏み出していただけたら、当方としても非常に嬉しい限りです。

長生農業独立支援センター     バスツアーの動画も
農林水産業への就業支援/千葉県
新規就農の促進:農林水産省

当農政局長が農業、水産業の現地を訪問、意見交換
訪問日:2022年12月8日     場所:千葉県銚子市、旭市

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:震災復旧を契機に高度な衛生管理を確立された「銚子漁港第1卸売市場」を視察(銚子市漁協の常世田さん・間渕さん、県銚子水産事務所の鈴木さんご案内)【銚子市】
:担い手の育成等を通じて地域農業の発展に長年貢献されている「向後農園」の向後正さんとの意見交換(ここ以降、県海匝農業事務所の本宮所長さんはじめ深澤さん・木内さん・村中さん・太田さんご案内)【同】
:お昼ご飯は先月開店したばかりの「-お野菜クリニック-とまりこ食堂」にて。オーナーは、非常に多品種の野菜栽培を手掛ける「Lindo-tomaco,Farm(株)」代表、石毛麻里子さん。この日は妹さんとお二人で心温まるコースランチをご用意いただきました【同】
:WCS用稲や大麦、飼料用トウモロコシを耕作放棄地も活用する等して大規模に生産し、耕畜連携を深めて地域の農畜産業の振興に取り組む「海上(うなかみ)自給飼料生産組合」を視察。ご案内は石橋福兆さん【旭市】

   千葉県のご案内の下、関東農政局の大角局長が、県内屈指の農業生産地帯と、日本随一の水揚量を誇る銚子漁港を擁する同県海匝地域を訪問し、地域農業の振興に寄与する野菜生産者や自給飼料生産組合、水産業を牽引する漁協組合の皆さんから、取り組まれている実態やご苦労されている点などの貴重なお話をいただき、有意義な意見交換を行いました。

銚子水産事務所/千葉県
銚子市漁業協同組合
海匝農業事務所/千葉県
Lindo-tomaco.Farm(リンドトマコファーム)|千葉県銚子市の野菜生産・販売と農家レストラン運営(lindo-tomaco-farm.com)

千葉県産農産物の銘柄設定に係る意見聴取会が開催
開催日:2022年12月7日     場所:千葉県千葉市(千葉県拠点)

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銘柄設定の対象として申請された「里のほほえみ」。右下は会の模様(関東農政局生産振興課瀬下検査技術指導官[会の座長]の挨拶)

   当省では農産物検査法に基づく農産物規格規定に定める「銘柄」の設定等を行うに当たり、同法に基づき、農産物検査に関し学識経験を有する者、都道府県、生産者団体、実需者団体等に参集いただき、意見を聴取しています。
   先般、千葉県から新たに大豆品種「里のほほえみ」について銘柄設定の申請があり、この度の意見聴取会の結果、「いずれの要件も満たしており、新たな銘柄として設定に向けて手続きを進めることが妥当」とされました。

国内産農産物の銘柄設定等について:関東農政局   

『アグリサポーターズちば』令和4年度秋季総会が開催
開催日:2022年11月29日    場所:千葉県茂原市(茂原樟陽高校文化ホール)

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農業教育の充実に向けた様々な報告や意見交換がなされた会議の模様。右上は『アグリサポーターズちば』伊藤周会長(千葉県農業教育拠点校:県立茂原樟陽高校校長)

   千葉県内の農業関係高校をはじめとする各教育機関、行政機関及び地域の諸団体等で構成される「農業関係高校人材育成支援組織『アグリサポーターズちば』」(以下「アグサポ」)の秋季総会が開催され、各機関からの情報提供、インターンシップ実施など令和4年度における取組の中間報告や今後の活動予定、アグサポの更なる取組の充実に向けた意見交換などが実施されました。
   当拠点からは新規就農支援施策、みどりの食料システム戦略に関するPR資料の提供と、関東農政局が募集を予定している同戦略を実践する「学生チャレンジ」の案内、アグサポの取組充実に関する意見等を行いました。

消費者団体との「みどりの食料システム戦略」意見交換会を開催
開催日:2022年11月21日    場所:千葉県船橋市(千葉県消費者センター)

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右上円:関東農政局西村消費・安全部長、左下円:同小林消費生活課長

   千葉県消費者団体連絡協議会和田三千代会長ほか同協議会傘下の諸団体代表の方々にご参加いただき、「みどりの食料システム戦略」に係る意見交換会を開催しました。
   会では関東農政局西村消費・安全部長から同戦略の内容や、消費者の皆様が取り組める事柄としてエシカル消費、食品ロスの削減、有機食品の選択、地産地消、国産食材の選択による食糧自給率の向上等が説明された後、熱心な質疑応答が行われました。
   当拠点は今後も、消費者の皆様と協力・連携を図りながら、同戦略の推進に取り組んで参ります。

みどりの食料システム戦略パンフレット(消費者向け):関東農政局
みどりの食料システム戦略トップページ:農林水産省

千葉県庁から講師をお招きし「特定家畜伝染病防疫研修会」を開催
開催日:2022年11月21日    場所:千葉県千葉市(千葉県拠点)

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1.冒頭挨拶する筧支局長、2.講義する県畜産課家畜衛生対策室の岡本副主査、 3.同石原副主査、4.質疑に応答する同笠井主幹、5.メイン会場の様子

   千葉県拠点特定家畜伝染病対策本部として、高病原性鳥インフルエンザ等の発生時における対応体制の確立・強化を図るため、当拠点内部の研修会を例年同様に開催しました。
   災害対策室をメイン会場に、Skype参加も含めて約50名が参加。講師として千葉県畜産課家畜衛生対策室から3名をお招きし、(ア)「急性悪性家畜伝染病の発生状況」、(イ)「急性悪性家畜伝染病における防疫措置について」と題して有益な講義をいただきました。
   今シーズンの高病原性鳥インフルエンザについては全国的に前例を見ない早いペースで発生が続いており、例年以上に警戒が必要な状況であると認識しています。

家畜の病気を防ぐために:農林水産省
畜産課/千葉県

米の生産者や取扱い事業者さんの集会に参加しました
開催日:2022年11月11日    場所:千葉県木更津市

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会を主催した(株)泉屋の泉雅晴代表[左写真奥]、農政に関する情報提供等をする当拠点 増田[右写真]

   水稲生産者、米穀販売業者、米穀卸売業者が一堂に会し、令和5年産に向けた米作りについて話し合う集会に参加し、情報提供・意見交換しました。
   会では、令和4年産米の生産を振り返り、生産者それぞれの栽培手法や収穫結果等について情報を共有。流通に関わる事業者からは、令和4年産の販売状況や令和5年産米の生産に向けて販売を強化したい品種等の情報提供があり、令和5年産の作付体系等を総合的に整理。
   千葉県拠点からは、皆さんの計画検討に参考となるよう、米をめぐる状況、水田活用直接支払交付金などの事業制度等について情報提供するとともに、需要に応じた生産を一層推進していただくようお話しました。

実証成果に確かな手応え。水田輪作のスマート化を普及・拡大へ
開催日:2022年11月8日     場所:千葉県神崎町

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A.室内での講演会の模様。右下は関東農政局生産部郡部長(実演会にも参加)の来賓挨拶、B.実演会の模様【自動運転トラクタ】、C.同【無人運転田植機】、D.同【汎用ロボットコンバイン】、E.同【遠隔水管理システム】

   当省が令和元年度から進める「スマート農業実証プロジェクト」に、同年度~2年度で取り組んだ「神崎町スマート農業実証プロジェクト」の成果等についての講演会および実演会が、実証農業者である農事組合法人神崎東部や実証代表機関である神崎町等の主催により開催されました。
   同実証では、大規模な水田輪作(水稲・小麦・大豆)体系における生産コストや営農作業時間の低減、収量向上について、様々なスマート農業技術を導入することで検証。今後はその成果を踏まえ、関係機関が引き続き連携して経営の一層の安定化、周辺地区への普及・拡大を目指します。
   秋晴れの当日、神崎ふれあいプラザで行われた講演会では(国研)農研機構や実証主体等からの報告があり、また、場所を水田に移した実演会では実証で使用された各種のスマート農機についてメーカー((株)クボタ)から紹介され、多くの参加者が関心を寄せていました。

実証の成果
実証の概要(初年度[H元年度]時点)
「スマート農業実証プロジェクト」について:農林水産技術会議

JAグループ千葉へ谷局次長が「みどり戦略」について講演
開催日:2022年10月28日   場所:千葉県農業会館

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左上:会議冒頭でご挨拶されるJAグループ千葉 林茂壽会長、右上:講演中の関東農政局 谷むつえ次長、下:1時間半にわたる同講演を終始静聴される参加者の皆さん

   JA千葉中央会からのご依頼を受け、JAグループ千葉を構成する県下17JAの代表理事組合長はじめ各役員並びにJA千葉中央会、JA全農ちば、JA共済連千葉、農林中央金庫千葉支店、JA千葉厚生連、千葉県農業信用基金協会、千葉県JA情報センターの各役員等、計約100名(Web参加者を含む)の方々が参加されての「県下JA常勤理事・参事合同会議」において、関東農政局谷むつえ次長が「みどりの食料システム戦略の実現に向けて」と題し講演しました。
   JAグループ千葉ではかねてより同戦略の重要性を強く認識され、その実践に尽力いただいており、当拠点としても今後引き続き協力・連携を図りながら同戦略の推進に取り組んで参ります。

令和4年度米粉用米の情報交換会[関東ブロック]が開催されました
開催日:2022年10月27日   場所:千葉県千葉市

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上:主催者である日本米粉協会はじめ関東農政局管内の米粉製粉事業者、米粉用米生産サイド、国・県行政等が参集 
下:開催地国機関として冒頭挨拶する当拠点 筧、その右隣は会議全体を取り仕切った農林水産本省農産局穀物課 小俣課長補佐

   日本米粉協会主催「令和4年度米粉用米の情報交換会」が千葉県千葉市において開催され、参集の米粉製粉事業者【(株)波里、日の本穀粉(株)、みたけ食品工業(株)、千葉製粉(株)】等、米粉用米生産サイド【全農本所、全農県本部(茨城、栃木、千葉)、各県(同)】及び当省が、情報・意見交換しました。
   今年度で5年目となるこの交換会は、消費者ニーズに応える米粉製品の製造と需要に応じた米粉用米の生産の安定確保に資することを目的としており、輸入小麦調達に係る困難性、不安定性が顕在化している昨今、その利用の有用性が広く脚光を浴びている「米粉」のプレゼンスをより一層高める取組が求められており、当省では、今後更に各関係者間の連携を強化していくことが重要と考えています。

日本米粉協会
広がる!米粉の世界:農林水産省

「水産流通適正化法」が本年12月1日から施行されます!
撮影日:2022年10月25日  場所:千葉県銚子市

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1.イオンリテール株式会社イオン銚子店にて周知・普及用リーフレットを手交。(左)同店の南條食品課長さん、(右)当拠点 菊地  2.水産流通適正化制度の周知・普及用リーフレット[小売販売事業者向け]

小売販売事業者向けリーフレット(PDF : 527KB) 

   当省各都道府県拠点の消費・安全チームでは、食品表示法、米トレーサビリティ法、牛トレーサビリティ法(牛肉)、食糧法、農産物検査法、JAS法(有機JAS関係)に基づく食品表示・情報の伝達に関する監視・指導を実施することで、食品の流通と表示の適正化を図り、消費者の皆様からの信頼を確保しています。
   本年12月1日から新たに「特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律」(水産流通適正化法)が施行され、アワビ、ナマコ及びそれらの加工品が同様に監視・指導の対象になります。
   同法律は、加工、流通段階で違法な漁業(密漁)に由来する水産物を排除する仕組を構築することで、国内において違法に採捕された水産物の流通を防止し、違法漁獲物の国内市場への流入を防ぎ、流通事業者等の取り扱う水産物の信頼性の向上や取引の円滑化を図り、もって水産資源の持続的な利用に寄与し、漁業及びその関連産業の健全な発展に資することを目的としています。

特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律:水産庁

ついに開催叶う!落花生のメッカ~八街に歓喜の風
開催日:2022年10月23日 場所:千葉県八街市

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:多くの人々を惹き付ける、小出義雄さんゆかりのゲストランナー吉田香織さん、:スタートを前に気持ちが昂る当拠点飯髙、:落花生はもちろんいろんな地元関連産品の販売が好評、:八街市のイメージキャラクター ピーちゃん、ナッちゃんもかなり嬉しそう

   国内産落花生の約8割を生産する千葉県の中でも随一の産地である八街市が、同県佐倉市出身のマラソン名監督、小出義雄さんとの縁から構想されたこの「小出義雄杯八街落花生マラソン大会」。迎えた令和元年の第1回はなんと台風21号の影響で直前に中止。その後は2年続きで新型コロナ禍により延期。そしてようやく晴れて今回、地元の皆さんが待ち望んだ最初の開催が実現しました。
   マラソン愛好家として参加せずにはおれない当拠点職員、飯髙。秋晴れの風そよぐ中、多くのランナー達と共に喜びを分かち合い、地中に結実する落花生のごとく地に足をしっかり踏み込みながら、10kmのコースを満喫です。
   今年も美味しい旬の落花生が豊富に出回っています。是非、いろんな品種を様々な調理方法や加工食品で愉しんでみて下さい。

八街産落花生site - 千葉県八街市ホームページ
落花生|旬鮮図鑑/千葉県

長生地域での新規就農支援について現地で意見交換
訪問日:2022年10月18日   場所:千葉県長生郡一宮町、白子町、長生村

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a: 長生村でいちご農家として新規就農したばかりの都築ゆかりさん(中央)。左から県長生農業事務所企画振興課 山本清美主事、長生農業独立支援センター 内山孝夫センター長、JA長生担い手支援課 渡邉和洋課長、当拠点 筧、右から当拠点 枡本、JA長生同課 大越一雄アドバイザー、当拠点 羽賀、松尾。映える4棟のハウスでの高設栽培でいろんな品種を手掛ける。
b:一宮町でネギ農家としての1年間の実践研修も終盤の末続広樹さん(右端)と、受入農家の間地真さん(右から4人目)。県立農業大学校農業研修科に学ぶ2名(左から2、3人目)も短期で実習中。ネギのポット播種作業の様子。
c:長生村でネギを主体に本格的な新規就農を控える黎明さん(中央)。農地確保や農機使用の面で協力いただいている方のお住まいと畑をバックに。
d:白子町でトマト農家として今年5月から2年をかけて実践研修中の前川英人さん(左端)と、受入農家の田邉一也さん(左から3人目)。トマトのロックウール栽培に関するノウハウを学びまくる。

   長生農業独立支援センター(以下「支援センター」という)さんから「新規就農者等の現状を是非見ていただきたい」とのお声かけにより、いずれも支援センターが関わって、同研修を経て就農した2名、新規就農を目指し実践研修中の2名、同研修を受け入れている農家さん2名を訪問し、お話をお聞きしました。
   支援センターは2019年6月にJA長生、一宮町、白子町及び長生村の4者で設立(県長生農業事務所がオブザーバー参加)。地域での新規就農希望者を確保し、担い手を育成する活動を進めています。設立から約3年で新規就農者の実績は7名、現在4名が実践研修中です。
   就農した2名:「千葉県には成田空港があり、羽田空港のある東京都との距離が近く、農産物の流通ルートやインバウンド需要を見込める魅力ある場所であると思い千葉県での就農を考えた。」、「国の新規就農者に向けた各種支援制度は、新規就農への第一歩となる大きな事業であると感じている。また、支援センターから手厚いサポートを受けられたことで、自分でも就農できるかなと考えた。」
   研修中の2名:「支援センターのワンストップでの手厚いサポート体制に惹かれ、お世話になることを決意した。研修先や就農のための農地も支援センターから紹介してもらえた。」、「参加した新・農業人フェアで、以前から趣味であるマリンスポーツで既知であった一宮町が目に止まり支援センターのブースで相談した。」
   受け入れ農家の2名:「自分が就農した頃は支援センターはなく、農地や住居など全て自分で探した。研修においては、自分の失敗を含めた経験を伝えつつ、研修生の成長の支えとなれるようにしている。」、「トマト施設栽培におけるあらゆるノウハウを年間通して伝えていきたいと考えている。」
   今回このように皆さんから貴重なご意見等をいただきました。新規就農に係る当省施策の一層の改善、充実に役立てていきたいと思います。

長生農業独立支援センター
新規就農の促進:農林水産省

命に敬意。全頭利活用を旨とする狩猟ビジネスの普及・拡大を目指す
訪問日:2022年10月5日    場所:千葉県君津市

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a.廃校(旧香木原小学校)の校舎やグランドを丸ごと使って事業を展開する「猟師工房ランド」のエントランス、b.熱い思いを熱く語る猟師工房代表原田祐介さん。お店の中の世界観もすごい、c.右から当拠点筧、原田代表、こもの工房代表苅込太郎さん(同業のお仲間)、当拠点大胡、増田

   山野での生態バランスの変化から、ただ生きようとしている野生鳥獣が我々人間にとって「有害」なものとして駆除せざるを得ない現状のなか、ある意味「被害者」でもある彼らの大切な命をいただく有り難み、敬意を込めて「100%利活用」を目指して活動している「猟師工房」さん。加工処理や販売部門などを擁する「猟師工房ランド」では、様々な野生獣肉や皮革製品等を手に入れることができます。
   長くこの世界に魅了されてきた代表の原田さんは、同じ志を持つ全国各地の仲間とも協調しつつ、様々な機会を捉えて行う「命の授業」にも力を入れており、子供達を中心とした様々な世代に向け、里山の現状から鳥獣捕獲の本質、生き物の命を頂くことの意味などを啓蒙しながら、広く社会に共感される狩猟ビジネスの普及・拡大を目指しています。

鳥獣被害対策コーナー:農林水産省

「梨の里しろい」笑顔で走って健康づくり!
開催日:2022年10月2日    場所:千葉県白井市

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1.歓迎ゲート、2.開会式の模様(市のマスコットキャラクター『なし坊ファミリー』から「なし坊」と「かおり」も参加)、3.白井市梨業組合による梨の直売、4.コラボ飲料商品の無料配布。梨がシャキシャキです、5.青空を駆け抜けた佐藤総括(参加賞の梨を手に)

   「白井梨マラソン大会」が3年ぶりに開催され、約2,000人のランナーとともに当拠点佐藤が参加してきました。
   千葉県は日本なしの栽培面積、収穫量、産出額いずれも全国1位。その中でも白井市が県内のトップランナーです。
   会場内では地元産のおいしい梨の直売や、飲料メーカーとのコラボ商品の無料配布などがあり盛況でした。
   清々しい秋風の中(ちょっと気温は高かったですが)、白井市の自然の恵みを感じながら、梨の消費拡大へ少しでも貢献できたとしたら幸いです。
   今年の収穫・出荷シーズンも終盤を迎えています。みなさま是非、みずみずしい梨をご賞味下さい。

しろいの梨/白井市
梨|旬鮮図鑑/千葉県

有機農業約35年の実績。ノウハウを次世代につなぐ!
訪問日:2022年9月28日    場所:千葉県山武市

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農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク施設にて、(右)さんぶ野菜ネットワークの川島課長さん。(左)当拠点 羽賀。
   
農事組合法人さんぶ野菜ネットワークさんは、1988年にJAの有機部会として発足。その後、2005年に農事組合法人として独立し有機農業を中心に活動を続けています。
   現在、正組合員41名、准組合員15名、研修生2名。また、ほ場面積は全体で75.6haであり、内訳は有機JAS栽培ほ場41.4ha、特別栽培ほ場34.2haです。
   長年の有機農業の実績が信用となり、大手宅配サービス会社や生協等に対し野菜等の契約販売を行っています。
   また、有機農業で就農を目指す研修生を積極的に受入れており、生産技術や農業経営を伝授するだけでなく、農地取得の相談に乗るなど、きめ細かいフォローでこれまでに33組以上の就農実績があります。
   後日、研修生に話しを聞いたところ「健康が一番大切と考え、農薬を使用しない有機農業を実践している同法人で研修を受けている。また信頼できる販売先があるので安心して農業経営を始められる」とのこと。
   発足当時のメンバーの高齢化を受けて、有機農業のノウハウや農地の継承が課題となっていますが、「みどりの食料システム戦略推進交付金」を活用した有機農業指導者の育成などを検討しており、今後、益々の発展が期待されます。

農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク
みどりの食料システム戦略 (農林水産省へリンク)

令和4年度の水稲作況調査も無事完了です
調査期間:2022年7~9月   場所:千葉県下各地および千葉県拠点

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   当省各都道府県拠点の統計チームでは、毎年、水稲の作況調査を実施しています。 
   本年、当方千葉拠点での同調査も無事完了しました。
   では、具体的にどのように行っているのか、状況写真とともに手順を追いながらご紹介します。
    こちらをご覧下さい  ⇒    令和4年度の水稲作況調査の様子 千葉県拠点(PDF : 1,846KB)   

調査の目的や結果の詳細については以下の当省HPでご覧いただけます。
作況調査(水陸稲、麦類、豆類、かんしょ、飼料作物、工芸農作物) (農林水産省へリンク)

農林中央金庫の千葉支店等との「みどりの食料システム戦略」勉強会を開催
開催日:2022年9月27日   場所:千葉県千葉市同支店

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   農林中央金庫千葉支店からのご依頼を受け、同支店ほか前橋支店、宇都宮支店、関東業務部・営業企画部及び千葉県農業者総合支援センターから、湯山千葉支店長はじめ計約80人の方々が参加(Web参加を含む)されての「みどりの食料システム戦略」に係る勉強会を開催しました。
   講師は関東農政局生産部の漆間生産振興課長が務め、同戦略の内容や「みどりの食料システム法」による認定制度等についてお話しし、熱心な質疑応答も行われました。
   同支店と当拠点とは今後も引き続き協力・連携を図りながら、同戦略の推進に取り組んで参ります。 

佐倉市産の有機農産物が「ちばのいち」でお披露目
開催日:2022年9月23日(祝)   場所:千葉県千葉市【JR千葉駅】

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「部会」員である有機農家:丹上徹さん(帽子姿)の野菜達、同じく三門増雄さんのアイガモ農法米などが佐倉市の名産品の一角として並べられ、街ゆくたくさんの人々の目を引いていました。

   秋分の日、心地よい日和のなか、JR千葉駅で賑やかに開催された「ちばのいち~佐倉~」(主催:(株)千葉ステーションビル、東日本旅行鉄道(株)千葉支社)に行ってきました。
   佐倉市役所の皆さん達が法被衣装で獅子奮迅の会場中心には、当千葉県拠点もオブザーバーとして参加する「佐倉市オーガニックビレッジ検討部会」が出店。部会員農家さんも直接店先に立ち、自慢の農産物を広く知ってもらおうと意気揚々。
   このフェアは日中いっぱい行われ、たくさんの市民の皆さんにPRが叶ったとのこと。
   次は佐倉市内のソメイノファーマーズマーケットさん(10月22,23日)、佐倉草ぶえの丘での産業大博覧会(11月12,13日)、東京スクエアガーデンでのオーガニックフェスタ(11月26日)への出店が予定されています。

佐倉市オーガニックビレッジ検討部会/千葉県佐倉市公式ウェブサイト
オーガニックビレッジのページ:農林水産省

安全・安心は大鉄則。美味しい「ジビエ」をたくさんお届けしたい!
訪問日:2022年9月21日 場所:千葉県茂原市

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a.ジビエ工房茂原さんにて右から当拠点:筧、同工房:秋葉課長代理さん、小嶌施設長さん、当拠点:羽賀、枡本、b.会議スペースでの意見交換、c.施設内各所の監視用モニター。画像が鮮明!、d.運搬用檻、e.運搬用車、f.訪問に先立ちお昼ご飯。同工房から加工・出荷されたジビエを多彩なお料理で楽しめる、茂原市内のお店にてしっかりと。

   ALSOK千葉株式会社さんでは平成25年からイノシシ等鳥獣害駆除にも事業を拡大。その後、捕獲される個体をジビエとして利活用すべきと令和2年7月に「ジビエ工房茂原」を開設し、ジビエ加工・販売事業を開始しました。令和4年6月には当省の「国産ジビエ認証制度」によって食肉処理施設(第30号)の認証を受けています。
   同工房では、安全・安心を徹底するため、自ら出張回収・搬入した生体のみをHACCPに沿った衛生管理により加工処理しており、そのため新鮮で臭みのない仕上がりがセールスポイント。
   同社はもとよりALSOK本社としても、この事業によって高齢化が進む農家の罠の見回りや捕獲獣を運搬・埋設処分する猟師の負担軽減に役立つだけでなく、鳥獣被害から農地を守り、貴重な資源であるジビエの利活用を拡大することで食料自給率を向上させるなど、幅広く社会に貢献していくことを目指しており、全国各地への同種事業の展開も計画されています。

ALSOK千葉株式会社|ジビエ工房茂原
「房総ジビエ」/千葉県
ジビエ利用拡大コーナー  (農林水産省へリンク)

令和5年度農林水産関係予算概算要求Web説明会を開催
開催日:2022年9月15、16、20日  場所:千葉県拠点

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   当拠点としては初の、県内各関係機関に一斉参加いただいての会合となる「令和5年度農林水産関係予算概算要求Web説明会」を開催し、地方参事官室の各員から「農」のみならず「林」「水」に関しても広範囲に同要求内容を紹介しました。
   3回実施した説明会はいずれも同じ内容で、市町村をはじめJAグループほか諸団体、県(本庁・農業事務所)から合計約170名もの方々に参加いだだきました。貴重なお時間を充てていただき、誠にありがとうございました。
   これを受け、9月下旬~11月頃にかけて例年同様、各地区担当がそれぞれの関係機関を訪問し、情報交換、現場での課題とその解決方策などについての意見交換を進めてまいります。

令和5年度農林水産予算概算要求の概要 (農林水産省へリンク)

「落花生作況調査及び需給懇談会」が3年ぶりに開催
日時:2022年9月15日   場所:千葉県八街市ほか

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様々な品種(a:ナカテユタカ b:千葉半立 c:おおまさりネオ) d:参加者に熱く説く農林総合研究センター本場落花生研究室の落花生研究室研究員 e:洗浄作業 f:焙煎作業 g:選別作業 h:需給懇談会の様子 i:説明に当たる農林水産省穀物課の高宮係長

   (一財)全国落花生協会では9月15日、全国第1位の生産量を誇る千葉県八街市ほかにおいて「落花生作況調査及び需給懇談会」を3年ぶりに開催しました。
   当日は、千葉県農林総合研究センター本場落花生研究室にて作況調査を実施した後、成田東武ホテルエアポートにおいて需給懇談会を行って全国生産地での生育状況や需給見込み等を共有。参加者は同協会ほか落花生主産県連絡協議会、(一社)日本ピーナッツ協会、落花生輸入商社協議会、農林水産省から計56人と盛況で、「落花生の消費拡大に向けて名称を『落花生』から『ピーナッツ』に名称を統一して現在のナッツブームに乗り遅れないようにすべき」等の意見が交わされました。

一般財団法人 全国落花生協会
落花生|旬鮮図鑑/千葉県

「みどり戦略」に大きく先行。こんな世界で暮らせたら・・・
日時:2022年9月2日      場所:千葉県木更津市

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   全国から選び抜いたこの木更津の地で約10年にわたって有機農業、食品製造・販売、資源循環利用等の技術、ノウハウ等を蓄積・実践。「KURKKU FIELDS」を2019年11月に第1期オープン。その後も、そしてこれからもその進化は止まりそうにない。
   今回たくさんお話をして下さった、株式会社KURKKU FIELDSの新井洸真(あらいこうま)さん。若々しいスタッフの皆さん、どなたも活き活きと希望溢れる感じ。
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KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)

   なんでしょう。自分の言葉を駆使して説明文を起こすことがこんなに不適切で不必要だと感じたことは無かったです。
   今回訪問し、お話を伺った「KURKKU  FIELDS」さん(以下「クルックさん」)は、そんな場所でした。
   ですので、クルックさんに関するあらゆる事柄~どのような思いで、どのようなことに取組んで来られ、何を目指して進化し続けるのか~については、クルックさんの専用サイトでご覧下さい。
   そして是非とも、現地フィールドに足を運んでみて下さい。
   人々が永く、この地球で生きていく上での大切な要素を、いろいろ見つけ出すことができると思います。


「佐倉市オーガニックビレッジ検討部会」が先進地:木更津市を視察
日時:2022年8月22日    場所:千葉県木更津市

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会議室での取組説明の模様(木更津市松吉農林水産課長、滝沢農林調整係長)

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有機米ほ場にて、生産者  杉山 孝さんとの有意義な意見交換

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参加者全員での集合写真

   みどりの食料システム戦略に沿って本年5月に設置された「佐倉市オーガニックビレッジ検討部会」の皆さんが、千葉県内において先進的に地元産有機米を学校給食に広く導入している木更津市を視察。同部会のオブザーバーとして当拠点も参加しました。
   午前中は木更津市での当該取組について行政担当者から説明を聴き、質疑応答を、また午後には、収穫間近の有機米ほ場にて米生産者とも有意義な意見交換ができました。
   平成28年から既に「オーガニックなまちづくり」を推進する木更津市では、更に佐倉市と同じく本年度から「オーガニックビレッジ宣言」を目指して取組を深めているところであり、この度の両市の関係構築は、佐倉市内のみならず、県内有機農業の進展につながるものと期待されます。

オーガニックビレッジのページ (農林水産省へリンク)

千葉の「なし」は今年も間違いない!とっても美味しいです!
撮影期間:2022年6月~8月      場所:千葉県市川市ほか

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A.6月3日の降雹で傷付いてしまったなし(でもこれが・・・) B.収穫されたなしで賑わう選果場。史上初登場の「雹」等級 C.D.県内の青果店やスーパーの店頭でも人気 E.F.G.コロナ禍を超えて3年ぶりに催された市川市農産物等普及協議会主催の「市川のなし」フェア(行徳駅前)。開始前から長い行列で、用意された300袋はわずか30分で完売に H.当拠点職員も「雹」なしを手に小躍り〔Aの写真:千葉県提供   B.Fの写真:JAいちかわ提供〕

   千葉県の「日本なし」は栽培面積、収穫量、産出額いずれも日本一を誇ります。
   今年は6月3日の降雹によって思いがけない甚大な被害を受けましたが、傷付いてもなお逞しく生長し、期待に違わず美味しくて瑞々しい「なし」がたくさん出来ました。
   収穫・出荷シーズンは既に7月下旬からスタート。「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」等と品種を順次移しながら長く10月まで楽しむことができます。
   販売場所や購入方法についてはネット等で随時、様々に紹介、お知らせされていますので、機会を逃さず、是非ともご賞味下さい。

梨|旬鮮図鑑/千葉県
教えてちばの恵み - ホーム|Facebook

地域をより元気にする「館山ジビエ」の躍進に向けて
日時:2022年7月21日     場所:千葉県館山市

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a.左から当拠点 筧、館山市食のまちづくり推進課 勢見課長、館山ジビエセンター指定管理者の合同会社アルコ 沖浩志代表、同市同課 矢代主事、当拠点 大胡
b.会議室での意見交換、c.カット加工室、d.冷蔵庫で熟成中のイノシシ肉、e.廃棄部位と竹チップを使用したコンポスト、f.捕獲獣搬入口
G.この後のお昼ご飯は市内の洋食屋さんでお腹いっぱいジビエメニューを堪能しました!

   「食のまちづくり」に取組む館山市では、農作物等の鳥獣害対策にも直結するジビエ利活用を一層進めるべく、令和3年12月、ジビエ加工処理施設「館山ジビエセンター(TGC)」をオープン。捕獲者の埋設処理労力の削減にもなるTGCの利用は好調で、地域の貴重な資源である館山ジビエをブランドとして利活用した持続的な産業振興に大いに役立つことが期待されます。
   食味にもこだわって加工された食肉は様々なルートで販売されており、また、市が令和6年春にオープンを目指す新たな観光スポット「食のまちづくり拠点施設」においても、館山ジビエは大きな売りの一つとして計画されています。
   TGCの指定管理者を担う沖さんによれば、ジビエに関わる同業者間等では広く互いの繋がりもあるとのこと。房総地域全体でのジビエ利活用の高まりも予感できる訪問となりました。

館山食のまちづくり|館山市役所
館山ジビエセンター
「房総ジビエ」/千葉県
ジビエ利用拡大コーナー (農林水産省へリンク)

牛も楽、人も楽。スマート技術を活用した楽農(酪農)
日時:2022年7月20日     場所:千葉県館山市

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■中央の写真:左から当拠点筧、館山市和田経済観光部長、千原農水産課長、株式会社SO-up黒川代表、同じく安藤代表、館山市農水産課大山主幹、当拠点大胡
★左上から時計回り:哺乳舎内の生まれたばかりの子牛達、育成舎内の生後2~3カ月の子牛達、壁一面の換気扇、効果的ミスト装置、広大な畜舎内での食餌風景、ロボット搾乳機、搾乳された生乳の集乳設備の一角、外に配置された生乳保管タンクと発電機、大規模な堆肥舎、大規模な堆肥乾燥施設(堆肥は冬期を除き、全て自らの酪農場の敷料として循環利用)


   畜産クラスター事業により新設した次世代型の諸設備を擁する株式会社SO-upの酪農場「神余ファーム」。
  閉鎖型畜舎では壁全面および舎内に配置された400台超もの送風機と、ミスト装置を併用した強制換気システムで畜舎内の温度を調節し、牛たちのストレスを予防して暖候期においても乳質と乳量を確保。また、ロボット搾乳機を5台導入したことで約430頭の飼育牛を常時6~7名で管理可能に。
  体制再構築の甲斐あって計14名の従業員さんがしっかり休暇を取れる環境で事業が運営されています。
  千葉県みるく農業協同組合の現組合長も担う代表の安藤真人さん、「地域の酪農を守り続けたい」「酪農の新しい形を見て、若い後継者が育って欲しい」との思いを胸に、スタッフ共々、今日も明日も走り続けます。

畜産クラスター関係(農林水産省へリンク)
畜産クラスター事業/千葉県
生乳受託販売・配合飼料販売・授精指導|千葉県みるく農業協同組合(千葉県木更津市)

全国産地シンポジウム「2022ブルーベリーin木更津」が開催されました
日時:2022年7月1、2日    場所:千葉県木更津市

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a.オープニング:木更津市立富来田小6年生「青い鈴の音」合唱、b.開会式(枠内は、来賓挨拶する関東農政局郡生産部長)、c.渡辺市長講演、d.千葉商科大齊藤准教授講演、e.市内生産者4名をパネラーとしたPD、f.次回開催地:岩手県盛岡市の紹介、g,h,i.産地見学会の模様[市提供]で順にエザワフルーツランド、のらり・くらり、フルーツ街道夢農場

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BBに関わる地元生産者はじめ飲食品や生産資材、鳥獣害対策装置、栽培システムを扱う企業、社会経済活動を実践する大学など全国からの多様な展示・出店者 j.NPO法人一粒舎ほか、k.(株)常磐植物化学研究所、l.千葉商科大学人間社会学部齊藤ゼミ、m.ロイヤルベリーズファーム(有)、n.(有)アンナカ・(株)サウンズ、o.オーシャン貿易(株)、p.(株)ナルナル

   木更津市制施行80周年記念事業の一環として、一般社団法人日本ブルーベリー協会(江澤貞雄会長)と2022ブルーベリーin木更津大会実行委員会(同)の共催により、第22回目となる全国産地シンポジウムが開催されました。1日(金曜日)はかずさアカデミアホールにて講演会やパネルディスカッション、展示・出店、交流会が、2日(土曜日)は市内の観光農園等を巡る産地見学会が行われ、全国各地から、関心の高い多くの方々が集結しました。
   「オーガニックなまちづくり」を推進する同市では、代表的な特産品であるブルーベリーについても一層の産地形成と産業発展を目指し、地域創生に役立てたいとしています。

一大産地のブルーベリー|木更津市公式ホームページ
2022年全国産地シンポジウム開催情報-一般社団法人日本ブルーベリー協会
ブルーベリー|旬鮮図鑑/千葉県

日本政策金融公庫千葉支店との業務推進会議及び輸出促進学習会を開催
日時:2022年6月30日  場所:千葉県千葉市 同支店

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[業務推進会議の模様]
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[輸出促進学習会の模様]    

   前半の1時間は、 日本政策金融公庫千葉支店と当拠点との業務推進会議を開催し、農林水産物の輸出促進、新型コロナや原油価格・物価等高騰への対策、みどりの食料システム戦略の推進などについて意見交換を行いました。(出席者:公庫から井上支店長はじめ関係課長等、当拠点から筧地方参事官はじめ各総括。)
   また、後半の2時間は、同公庫のご担当者が多数加わっての輸出促進学習会を開催しました。関東農政局経営・事業支援部輸出産地サポーター室の高畠輸出促進専門官(右)と鷲津輸出産地サポーター(左)から詳細な最新動向や輸出ビジネスのポイント等について講演し、熱心な質疑応答が行われました。
   同支店と当拠点とは今後も引き続き協力・連携を図りながら、政策の推進に取り組みます。

千葉支店の詳細情報|店舗検索|日本政策金融公庫店舗検索(日本政策金融公庫千葉支店)
農林水産物・食品の輸出促進(関東農政局へリンク)

「房州びわ」の収穫、出荷・販売が最盛期!
撮影日時:2022年6月10日  場所:千葉県南房総市

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  千葉県を代表する農産品の一つである「房州びわ」。
  270年以上の歴史がある当県のびわは、長崎県に次ぐ全国2位の生産量を誇り、出荷は5月からの<ハウスびわ>から始まり、6月に入って<露地びわ>がその最盛期を迎えています。
  大粒でみずみずしいのが特徴で、明治42年から今日まで皇室献上もされている逸品です。
びわ|旬鮮図鑑/千葉県

令和4年度第1回佐倉市オーガニックビレッジ検討部会
日時:2022年5月18日  場所:千葉県佐倉市

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[左上]第1回会議の模様(部会長:佐倉市花島産業振興部長)    [右上]資料説明等を行う佐倉市産業振興部宮本理事
[左下]オブザーバーの千葉県拠点      [右下]佐倉ふるさと広場(佐倉市提供)

  佐倉市は、「みどりの食料システム戦略」に沿った有機農業産地づくりに向け、新たに農業者や事業者、地域住民が一体となった体制を構築し、生産から消費までの一貫した取組等を推進することを目的として「佐倉市オーガニックビレッジ検討部会」を立ち上げました。
  当拠点は同市からの要請に応じて千葉県庁らとともにオブザーバーとして第1回から参画。今後の同市オーガニックビレッジの宣言、取組みの進展をサポートして行きます。

みどりの食料システム戦略 (農林水産省へリンク)
オーガニックビレッジ(仮称)創出に向けて

食品表示法に基づく食品表示監視業務を通じた「みどりの食料システム戦略」の普及啓発
日時:2022年5月12日  場所:千葉県船橋市

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 「みどりの食料システム戦略」の幅広い理解、浸透に向けた取り組みとして、当拠点の消費安全業務チームが行っている一般巡回調査の機会を活用し、食品・流通事業者等へパンフレット等を配布して、周知を進めることとしました。(今年度内、2百数十件程度を予定)
  同戦略の内容について、多くの方々に関心を持って実践していただけると幸いです。

みどりの食料システム戦略  (農林水産省へリンク)
食品表示に関する取組  (農林水産省へリンク)

「アグリサポーターズちば」令和4年度春季総会
日時:2022年5月10日 場所:千葉県教育会館

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[左上]冒頭挨拶に立つ伊藤会長(左)と県教育庁島崎副参事(右)
[右下]関連施策等を説明する筧地方参事官

  千葉県内の農業関係高校をはじめとする教育機関、関係する行政機関及び地域の諸団体が連携し、学校農業教育の充実等を図る「農業関係高校人材育成支援組織『アグリサポーターズちば』」(会長:伊藤周茂原樟陽高等学校長)の令和4年度春季総会が開催され、各機関からの情報提供、インターンシップの更なる活性化に向けての議論等が行われました。
  昨年度から組織会員となった当拠点からは、新規就農を支援する当省の施策や「みどりの食料システム戦略」の内容、出前授業等のサポートが可能であることについてPRしました。

飼料用米多収~関東農政局長賞の受賞、おめでとうございます
日時:2022年4月12日  場所:千葉県柏市

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 ご自宅にて(関根勝敏さんを中心に、左から当拠点小川、筧、布施、柏市農政課平川さん)
(写真撮影時のみマスクを外しています) 

  令和3年度「飼料用米多収日本一」コンテストにおいて関東農政局長賞を受賞された柏市の関根勝敏さんに賞状をお届けしました。
  平成28年度より一般社団法人 日本飼料用米振興協会及び農林水産省の主催で実施している同コンテストは、飼料用米の本作化の推進を目的として、単収向上に優れた取組を表彰し、その結果を広く紹介するものです。
  関根さんは地域の農業を牽引する篤農家のお一人として地元からの期待も大きく、今回の受賞を契機に益々ご活躍されることをお祈り致します。


飼料用米関連情報(農林水産省へリンク)

令和3年度「飼料用米多収日本一 関東農政局長賞」の受賞者の決定について

6次産業化総合化事業計画認定事業者  株式会社山本ファームの直営ショップがオープン
場所:千葉県八街市

     
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 [左上]来訪者を出迎える山本博幸代表(中央)ほかスタッフの皆さん
 [右下]丁寧にご説明いただいた山本代表(右)と筧地方参事官(左)

  6次産業化総合化事業計画の認定(令和2年7月31日、自社で生産するぶどうを使用したワインの製造・販売事業)を受けた株式会社山本ファーム(八街市)さんが、令和4年4月10日(予定)に自社ワイナリー「Sawa Wines」直営ショップをオープンします。
  プレオープンの令和4年3月24日、同ショップを訪問し、山本博幸代表取締役から併設するワイナリーや農園の詳細、今後の抱負等をお聞きしました。
  SNS等を活用した宣伝のみならず、近隣には集客施設(ゴルフ場、宿泊・入浴施設、店舗等)が集積しており、それらを訪れる方々の利用も見込まれます。
  同代表は今後、地域の若い世代等への社会見学・体験の機会の提供も視野にあり、ここ千葉でのぶどう栽培、ワイン造りの盛り上がりが期待されます。

   事業計画の概要(株式会社山本ファーム)(PDF : 2,645KB)

花であふれる魅力ある地元を復興させたい!    ~南房総市の取組みをご紹介~

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  現在の花畑の様子(南房総市千倉地区千田[R4年2月19日撮影])
  2006年頃(左上写真)と比べると所々に耕作放棄地が増えてきている

   南房総市千倉地区では、黒潮の影響で冬でも暖かく無霜地域の特性を生かした露地花栽培が大正時代から行われ、昭和40年代から花摘みなど観光でも大いに賑わいを見せていましたが、令和元年の房総半島台風はじめ2つの台風による甚大な被害、令和2年からの新型コロナウィルス感染症の影響等により来訪者が激減し、栽培農家の高齢化も相まって耕作放棄地も目立つようになってきました。
  そこで南房総市では、市内外の「南房総の花畑ファン」を増やすべく、近隣の道の駅等と連携し、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで資金を調達。今後、耕作放棄地の再整備、栽培体験等を取り入れた観光復興と担い手育成といった取組みを進めることとしており、地域の活力増進への効果が期待されています。

令和3年度6次産業化アワードの協議会奨励賞を受賞  ~ 株式会社ちば南房総(南房総市)~
日時:2022年1月21日

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中央の写真:株式会社ちば南房総 代表取締役 副社長 加藤文男さん(右)
取締役統括部長 鈴木賢二さん(左)  商品等の写真:株式会社ちば南房総より提供

   農林水産省が6次産業化推進協議会とともに行っている6次産業化アワードにおいて、「株式会社ちば南房総」さんが令和3年度6次産業化優良事例として協議会奨励賞を受賞し、令和4年1月21日(金曜日)に表彰されました。

受賞内容:株式会社ちば南房総(PDF : 1,201KB)

新生成田市公設地方卸売市場 開場記念式典
日時:2022年1月12日 場所:新生成田市公設地方卸売市場

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左の写真 上:祝辞を述べる下野農林水産大臣政務官
下:テープカット後の記念撮影
右の写真:成田市公設地方卸売市場(成田市ホームページより)

   「新生成田市公設地方卸売市場」(令和4年1月20日開場)の開場記念式典が開催されました。この度、成田空港の隣接地に移設された本市場は、農水産物の加工や海外への輸出に必要な手続きを市場内で完結するワンストップ輸出機能を備えた日本初の物流拠点であり、地域の生鮮食料品の安定供給はもとより、日本の食文化の提供、農林水産物の輸出促進を通じた農林水産業の発展に寄与することが期待されます。

成田市ホームページ(新生成田市場の開場について)