とうかいほっとメール第441号(令和6年10月7日発行)
1.東海農政局からのお知らせ
スマート農業技術の実装や開発を支援する新たな制度がスタートしました
なごや環境大学は、「持続可能な地球社会」を支える「人づくり・人の輪づくり」を進め、行動する市民、協働する市民として農林水産省は、「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく新たな計画認定制度の運用を10月1日にスタートしました。計画の認定を受けることで、日本政策金融公庫の長期低利融資や税制上の優遇措置等を受けることができます。
スマート農業技術活用促進法について(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/houritsu.html
令和6年度「豊かなむらづくり全国表彰事業(東海ブロック)」の受賞団体が決定しました
豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村における「むらづくり」の優良事例を表彰し、その業績を広く紹介することで、むらづくりの全国的な展開につなげていくことを目的として、昭和54年度から農林水産祭(※)の表彰行事の一部門として実施されています。
令和6年度は、東海農政局管内(岐阜県・愛知県・三重県)から「東地区集楽環境保全会」(岐阜県下呂市)が農林水産大臣賞を受賞しました。
また、「鞍掛山麓千枚田保存会」(愛知県新城市)および「株式会社七転八倒」(三重県伊賀市)が東海農政局長賞を受賞しました。
(※)昭和37年から毎年11月23日の勤労感謝の日を中心として、全国民の農林水産業に対する認識を深め、農林水産業者の技術改善および経営発展の意欲の高揚を図るため、国民的な祭典として行われています。
https://www.maff.go.jp/tokai/press/noson_keikaku/241002.html
令和6年度(第63回)農林水産祭天皇杯等の選賞について(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/241002.html
GAP(農業生産工程管理)の優れた取り組みを募集します
農林水産省は、「令和6年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。
持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善、普及等に取り組んでいる農業者、農業団体、流通・加工業者、自治体、教育機関等を表彰するもので、今年度はGAP部門を対象として募集します。
令和6年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールについて(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/240830.html
過去の受賞者(GAP部門)(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/g_data1.html
2.募集中のイベント
あいちウィークの期間中、秋まふり@東海農政局を開催します
東海農政局は、あいちウィークの期間中に合わせて、親子向けキッズプロジェクト「秋まふり@東海農政局」を開催します。稲わらを使った「しめ縄」、「クリスマスリース」を作るワークショップや、ラディッシュの栽培キットを使った小さな農業が体験できます。親子で楽しみながら、農業に触れあってみませんか。皆さんの参加をお待ちしています。
開催日時:11月22日(金曜日)10時00分から11時30分
会場:東海農政局第6会議室(名古屋市中区三の丸1-2-2)
対象者:小学生とその家族(保護者同伴)
定員:親子15組
参加費:無料
応募締切:11月8日(金曜日)
https://www.maff.go.jp/tokai/press/seikatsu/240910.html
シンガポールへの輸出をテーマにした「海外輸出セミナー」の参加者を募集します
東海農政局は、輸出にチャレンジする東海地域の農林水産事業者・食品事業者に向けて「海外輸出セミナー」を開催しています。今回は、輸出先国の候補として頻繁に取り上げられるシンガポールをテーマに、同国の事情を熟知する専門家を講師に迎え、消費者トレンドや嗜好、商習慣等の講演を行います。
輸出に少しでも興味がある方や輸出に向けて取り組んでいる方は、お気軽にご参加ください。
入門編第3回「シンガポールへの輸出~現地トレンドやニーズの紹介~」
開催日時:10月25日(金曜日)13時30分から15時00分
方法:オンライン(Microsoft Teams)
講師:根岸 健 氏(株式会社 WeAgri 会長)
参加費:無料
応募締切:10月18日(金曜日)
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/renkei/export/events.html#basic3
3.「消費者の部屋」から
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/access/index.html
開設時間
月曜日から金曜日の10時00分から17時00分(祝祭日および年末年始は除く)
特別展示
テーマ:農業と緑を守るために「植物防疫所の仕事」(輸入検疫、輸出検疫、国内検疫など植物防疫所の業務の紹介)
期間:9月20日(金曜日)から10月8日(火曜日)
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/tokubetsu/index.html
次回テーマは「10月は食品ロス削減月間」を予定しています。
展示は10月10日(木曜日)から10月28日(月曜日)まで。
常設展示
10月のテーマは図でわかる東海3県(岐阜・愛知・三重)の農林水産業「林業」です。
https://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/josetsu/index.html
4.東海農政局管内の出来事
フォトレポート
(最近の主な掲載事項)
- 「OKBアグリビジネス助成金2024」贈呈式が行われました(8月22日:岐阜市)
https://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/photo/dekigoto/index.html#s20240822 - 「第2回学校給食セミナー」を開催しました(8月21日:岐阜市)
https://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/photo/dekigoto/index.html#s20240821
地方参事官ニュース
(最近の主な掲載事項)
【岐阜県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/gifu/index.html#reiwa6gifu
- 岐阜県農業会議主催の常設審議委員会において、「改正食料・農業・農村基本法」の説明を行いました(8月19日)
【愛知県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/aichi/index.html#reiwa6aichi
- 四谷の千枚田において産官民が連携した環境保全活動に参加しました(9月12日)
- 愛知県農業会議の研修会において、「改正食料・農業・農村基本法」等の講演を行いました(9月6日(稲沢市)、10日(知立市)および12日(豊川市))
- 若手女性農業者と意見交換を行いました(9月3日)
【三重県拠点】https://www.maff.go.jp/tokai/area/mie/index.html#reiwa6mie
- 丸山千枚田「稲刈りの集い」に秋葉東海農政局長と加藤局次長、齋藤地方参事官(三重県担当)が参加しました(9月14日)
- 鳥羽商船高等専門学校と包括的連携協定を締結しました(9月4日)
5.統計情報
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/index.html
「地域の農業を見て・知って活かすデータベース」(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/shuraku_data/index.html
「東海の分析事例等」
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/ikasudb/index.html
県別・市町村別データ集を9月に更新しました
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/mini.html
市町村別累年ファイルを9月に更新しました
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/ruinen/index.html
農林水産統計だより2024年9月号を発行しました
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/dayori/dayori.html
東海3県(岐阜・愛知・三重)の農業の特徴や市町村別のデータを掲載していますのでご活用ください。
https://www.maff.go.jp/tokai/tokei/bunseki/index.html
6.農政ひと口メモ
政府備蓄米の無償交付について(その2)
農林水産省では、米の備蓄制度への理解促進やごはん食を通じた食育の推進を図るため、学校給食のほか食事提供団体(こども食堂)や食材提供団体(こども宅食)において使用する米の一部に対し、政府備蓄米を無償で交付しています。そのポイントについてQ&A形式で紹介します。
Q4)「こども宅食」(食材提供団体)の取り組み内容は、どういうものでしょうか。
A4)「こども宅食」は、政府備蓄米を活用して、子育て家庭にお米と他の食材(副食用)を配付する取り組み(弁当を含むことも可)をいいます。「こども宅食」は、子育て家庭に対し、定期的な食品配付による生活支援をしながら、見守りを行い、必要な場合は支援サービス等につなげる活動です。「こども宅食」では、子育て家庭に食材配付を行う際に、こどもにごはん食の魅力が伝わるチラシやレシピなどを配付することが必要です。これは、子育て家庭において、炊いたごはんを食べつつ、ごはん食の重要性などをこどもに伝える食育の活動を行うことにつながります。
「こども宅食」の交付対象者の要件は、都道府県や市区町村等と連携し、子育て家庭に関する情報を元に活動している団体または公的支援を受けている団体であること、既に子育て家庭に直接、食事または食材の提供を行っている団体であることが必要です。食事提供団体(こども食堂)は、本来、集会所や飲食店等に集まったこどもに、食事の提供を行う取り組みであることから、基本的に食材提供団体(こども宅食)の交付対象となりません。また、子育て家庭に直接配付しない場合や、配付先を持たずに単に無作為に食材を配布する場合は、対象になりませんので、ご注意願います。
Q5)食材提供団体(こども宅食)の交付数量の上限を教えてください。
A5)食材提供団体(こども宅食)における交付数量の上限は、1交付申請につき450kgです。交付申請数量は、開催予定等を踏まえ、「1回に配付するこども1人分の数量」に、「配付1回当たりのこどもの人数(※)」と「配付回数」を乗じて算出してください。※こどもだけではなく、食事をともにする同居者等の人数を加えることができます。
Q6)食育の取り組みとして、配付する食材に食育につながる資料を同封しようと思いますが、毎回、資料を同封する必要があるのですか。
A6)食育の取り組みとして、配付する食材に食育用の資料を同封する場合は、交付された政府備蓄米を使い切るまでに、同一の配付先に少なくとも1回以上同封してください。なお、食育につながる資料は、農林水産省のWebサイトにも掲載していますので、必要に応じてご活用ください。(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/bichikumai.html#syokuiku
政府備蓄米の無償交付に関する運用改善はこちらから(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/b_taisaku/240830.html
【 Q&Aは次号に続きます 】(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/bichikumai.html#qa
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