東北農政局メールマガジン 令和6年1月22日発行(第889号)
トピックス
□ 「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」の募集を始めました!
農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」を新たに実施します。
東北農政局では、地方ブロック段階の実施要領として「第1回みどり戦略学生チャレンジ(全国版)東北ブロック実施要領」を定めました。
優秀作品は表彰予定です。是非ご応募ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/kikaku/240117.html
□ 果樹農業における「みどりの食料システム戦略」の取組推進セミナーの開催について
東北管内はりんごをはじめとして落葉果樹の栽培が盛んであり、樹園地における草生栽培や堆肥・バイオ炭施用等を促進することで炭素貯留能力を高めるなど、果樹農業の維持・拡大を通じてGHG(温室効果ガス)の削減に貢献することが期待されます。このため、果樹生産者の皆様に、果樹農業における「みどりの食料システム戦略」の取組を具体的にイメージしていただくため、「みどりの食料システム戦略」の取組推進セミナーを開催し、各地の様々な取組を御紹介します。
開催日時 令和6年2月21日(水曜日)13時30分~16時00分
開催方法 Web会議形式(Microsoft Teams)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/tokusan/240119_3.html
□ 「国内肥料資源の利用拡大に向けたマッチングフォーラム in 東北」の開催について
下水汚泥資源や畜産堆肥などの肥料原料を供給する事業者や肥料メーカー、肥料販売事業者、それら肥料を活用する耕種農家等の幅広い関係者が一堂に会し、関係事業者同士の情報交換や連携づくりの場となる「国内肥料資源の利用拡大に向けたマッチングフォーラム in 東北」を開催いたします。
開催日時 令和6年1月31日(水曜日) 13時00分~17時00分(開場 12時30分)
開催場所 夢メッセみやぎ 展示ホールC(宮城県仙台市宮城野区港3-1-7)
⇒ https://www.kokunai-hiryo.com/
□ 日本スタートアップ大賞2024の募集を開始しました!
農林水産省では、農林水産分野での起業に対する意識の高揚を図るとともにイノベーションの創出を促すため、農林水産業・食品産業に係る起業家やスタートアップを対象に、「日本スタートアップ大賞2024」において「農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)」の表彰を行います。
応募された案件の中から、有識者等からなる審査委員が受賞者を決定します。
自薦・他薦ともにございますので、是非御応募ください。
募集期間 令和6年1月15日(月曜日)~令和6年2月16日(金曜日)(必着)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/240115.html
■ 「令和5年度 東北そば研究会」(令和6年2月9日開催)について東北地域は、そばの作付面積が17,900ヘクタール(令和4年)で、北海道に次ぐ国内有数の産地となっています。
東北地域のそば振興のためには、生産の安定化、実需者ニーズに沿った品質の確保などが重要です。
また、新たな販路を開拓し、産地の知名度の向上等を図りつつ地域振興に向けて取り組むことも重要です。
このため、東北そば産地の振興方策について意見交換を行う場として、「令和5年度東北そば研究会」を開催します。
開催日時 令和6年2月9日(金曜日) 13時30分~15時30分
開催方法 Web会議形式(Microsoft Teams)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/soba/sobaken_kaisai.html
「東北農政局消費者展示コーナー」(1月)の御案内
野生鳥獣による農作物被害は、営農意欲の減退、耕作放棄・離農の増加、加えて森林の下草や低木等が失われる等による土壌流出、希少植物の食害等をもたらしており、被害額として数字に表れる以上に農山漁村に深刻な影響を及ぼしています。このため、鳥獣の捕獲、侵入防止柵の設置、放任果樹の伐採といった総合的な対策が必要となります。
一方で、東北管内では、原子力発電所事故の影響により、野生鳥獣は出荷制限等が行われていますが、それらの制限も一部で解除されており、捕獲鳥獣を地域資源としてジビエ等に有効活用する取組も徐々に進んでいます。
このようなことから、今回は、東北管内における野生鳥獣による農作物被害の現状と被害防止対策、捕獲鳥獣を有効活用した東北管内及び全国の取組事例について、パネル展示や動画放映を行います。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/press/syouan/syouhiseikatsu/231222.html
■ 東北農政局では、その時期の食料、農林水産業、農山漁村に関係するさまざまな情報について、わかりやすく提供するため、「食・農ひとくち情報」を毎月作成しています。(1月号を掲載しました。)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/hitokuti/index.html#202401
■ みどりの食料システム戦略トップページ
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
東北管内の「堆肥供給者」「汚泥肥料登録者」「食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者(肥料化事業)」のMAP情報を掲載しました。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html#taihi_map
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html
<東北農政局「みどりの食料システム戦略」栽培技術相談窓口>
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html#m_contact
■ 鳥インフルエンザに関する皆様に知っていただきたい情報について(「ご安心ください、店頭の鶏肉・鶏卵は安全です」ほか)
我が国においては、鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の鶏は全て殺処分されるなどの家畜防疫上の措置が行われるため、本ウイルスに感染した鶏等が市場に出回ることはありません。
私達が普段口にしている鶏卵は公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が実施されており、洗卵・消毒されています。
▽ 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/
▽ 高病原性鳥インフルエンザについて(内閣府 食品安全委員会)
⇒ https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
■ 豚熱(CSF)に関する情報
【消費者のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。
仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
【畜産農家のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。
畜産農家の方は、飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。
▽ 農林水産省web_豚熱(CSF)について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/
■ 食料・農業・農村基本法の検証・見直しについて
今般、食料・農業・農村政策審議会において、基本法検証部会を設置し、食料安全保障の強化を背景とした食料・農業・農村基本法の検証・見直しに向けた議論が開始されました。
農林水産省では、食や農をめぐる今日的な課題の検討・解決に向けて、広くコンセンサスを得ながら進めていくことが重要であることから、関係者との意見交換等を幅広く展開し、国民的な関心、理解、共感を深めたいと考えています。
【食料・農業・農村基本法のページを開設しました(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
【食料・農業・農村政策審議会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html
【基本法検証部会(農林水産省Web)】
⇒ https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
■ 原油価格・物価高騰等対策について
原油価格・物価高騰等の対策について掲載しました。
詳細については、それぞれのページをご確認ください。
<原油価格高騰に対する緊急対策について>
⇒ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/genyubukka_koutoutaiskau.html
■ ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口
⇒ https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html
東日本大震災に関する情報
【1】請戸川地区取水堰等における放射性セシウムの調査結果について(令和4年)(令和5年12月25日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/syusuizeki_kekka/r4.html
【2】大柿ダムにおける放射性セシウムの調査結果について(令和4年)(令和5年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/oogaki_kekka/r04.html
【3】令和4年度福島県内のため池等の放射性物質の調査結果について(令和5年3月31日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou/230331_matome.html
【4】震災復興室から「震災復興室だより(第40号)」を掲載しました。(令和5年3月30日掲載)
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/higai_taisaku/hukkou_zyoukyou.html#sinsai_tayori
農政の動き
★ 東北農政局から
■ 東北地域の加工・業務用野菜に関するオンラインセミナー・情報交換会を開催します
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/yasai/gyomu_yasai/index.html#yasai_seminar
■ 東北地域食料自給率を更新しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/syokuryou/zikyuritu/index.html
★ 農林水産省から
□ 「つなぐ棚田遺産」感謝状贈呈式について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/240119.html
□ 令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうち農林水産研究の推進(委託プロジェクト研究)」の公募及び公募説明会の開催について
⇒ https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/240119.html
□ 香港向け家きん由来製品の輸出再開について(茨城県、埼玉県及び鹿児島県)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/240119.html
□ スターゼン株式会社の産業競争力強化法に基づく事業適応計画の認定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/shokuniku/240118.html
□ 「餃子から日本を考える。味の素冷凍食品もニッポンフードシフト」
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240118.html
□ 「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」の第3回会合を開催しました
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chiiki/240117.html
□ 高橋農林水産大臣政務官の海外出張概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kaki/240117.html
□ 「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」、 JR東日本クロスステーション・全国農業協同組合連合会・ 農林中央金庫との連携プロジェクトをスタート
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240117_7.html
□ 「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」、 遊べる本屋「ヴィレッジヴァンガード」との 連携プロジェクトをスタート
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240117.html
□ 「第7回インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定し、表彰式を開催します。
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/sekkei/240116.html
□ 加工食品のカーボンフットプリント(CFP)の算定実証の開始について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240116.html
□ 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律に基づく措置命令について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chizai/240116.html
□ 国産ジビエ認証施設の第35号認証について(俵山猪鹿工房 想)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/240115.html
□ アイリスオーヤマ株式会社の産業競争力強化法に基づく事業適応計画の変更の認定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/b_taisaku/240112.html
□ フードテック官民協議会ビジネスコンテスト 本選大会のご案内
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/kikaku/240112.html
□ 食育推進フォーラム2024を開催します!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/240112.html
□ 令和5年度林業イノベーション現場実装シンポジウムを開催します
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/ken_sidou/240112.html
□ 「大豆単収の向上に関するシンポジウム」を開催します
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kokumotu/240111.html
□ 「餃子から日本を考える。餃子の王将もニッポンフードシフト」
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240111_12.html
□ 令和6年能登半島地震による災害における「大規模災害時の災害査定の効率化」の対象について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/saigai/240111_9.html
□ 令和6年能登半島地震による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/saigai/240111.html
□ 餃子から日本を考える。「餃子会議」本格始動!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240111.html
□ 岐阜県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内6例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/240110_3.html
□ 群馬県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内5例目)の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/240110.html
□ 香港向け家きん由来製品の輸出再開について(佐賀県)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/240109.html
□「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」の参加登録を開始します!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/240109.html
■ 「令和5年度鳥獣対策優良活動表彰式」及び「第11回全国鳥獣被害対策サミット」の開催並びに資機材展示等の募集について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/231227.html
■ 令和6年度農林水産予算概算決定の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/231222.html
■ 令和6年度世界かんがい施設遺産の国内申請受付開始について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/231222.html
■ 「海業の推進に取り組む地区」を募集します!
⇒ https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/keikaku/231204.html
■ 令和5年度農林水産関係補正予算の概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/231110.html
11月1日から「全国ジビエフェア2023」を開催します!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/231026.html
■ 令和4年度食料自給率・食料自給力指標について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/230807.html
■ 「2023年1-6月(上半期)の農林水産物・食品の輸出実績」について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/kikaku/230804.html
■ アニマルウェルフェアに関する新たな指針の公表について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/c_sinko/230726.html
■ 「農業技術の基本指針」(令和5年5月)の公表について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/230512.html
■ グリーンインフラの取組に活用可能な支援制度をとりまとめました
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230426.html
■ 日米貿易協定関連情報
⇒ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tag/index.html
■ 日EU・EPA関連情報
⇒ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/eu_epa/index.html
■ TPP関連情報
⇒ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tpp/index.html
お知らせ
★ 東北農政局から
□ 東北農政局調達情報メールマガジン(建設工事)配信のお知らせ
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/sinsei/nyusatu/tyoutatu_mg/kouji.html
□ 東北OPENゼミに係る情報を掲載しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/info/saiyou/2024_openzemi.html
□ 非補助農業基盤整備資金の「融資利率」が改定されました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/hihozyo/index.html
■ 「東北農政局管内のスマート農業機械を活用した農業支援サービス取組事例」を掲載しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/n_shien/index.html#sien_tohoku
■ 「地理的表示(GI)の使用に関するガイドライン」(令和5年4月版)を掲載しました
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/titekizaisan/index.html#mark
★ 農林水産省から
□ 令和5年産米の相対取引価格・数量について(令和5年12月)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/240119.html
□ 「ノウフク・アワード2023」選定結果を公表しました!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/240119.html
□ 令和5年度オープンイノベーション研究・実用化推進事業のうち緊急対応課題の第2回採択結果について
⇒ https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/240119_12.html
□ 令和5年度我が国周辺水域の水産資源に関する評価結果が公表されました(ゴマサバ、マサバ)
⇒ https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/240119.html
□ 輸出関係連絡協議会の結果概要について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/shien/240117.html
□ 米に関するマンスリーレポート(令和6年1月号)の公表について
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/240116.html
■ 令和5年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向について(令和5年11月末現在)
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/231227.html
■ 小学生向けに学習コンテンツを公開!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/230119.html
■ デジタル食育に興味のある方必見!
⇒ https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/220415.html
その他、報道発表資料及び新着・更新情報については、農林水産省のWebサイトを御参照ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/
地域からの便り
東北農政局青森拠点から ~寒風に揺られる丹色のカーテン~江戸時代から続く伝統の干し柿作り~[青森県・南部村]
青森県の東側、南部地域にある名久井(なくい)岳は、山の端正な姿から南部小富士と呼ばれています。
その名久井岳の麓にある南部町鳥舌内(ちょうしたない)地区では、妙丹柿(みょうたんがき)を使った干し柿作りが盛んに行われています。
妙丹柿は、長宝珠形をした小型の渋柿で、その昔、南部の殿様が参勤交代の帰り道、福島県会津地方から持ち帰ったと言われています。
枯れることがないよう大根に差して運ばれた一枝は、地域に根付き、冬場の農家の収入源として大切に守られてきました。
高さは十数メートル、樹齢200年を超える巨木が地域に点在し、晩秋、鮮やかな丹色(にいろ)の実を実らせています。
鳥舌内地区では、11月下旬になると一斉に干し柿作りが始まります。
六間(約11メートル)を超える長いはしごを使って収穫した妙丹柿は、一個一個皮をむき、一尺八寸(約55センチメートル)の竹串に横から10個刺し、それを10列にすだれのようにつなげます。
「ひとづら」、「ふたづら」と数えられ、屋根のかかった乾燥場で約一か月間外気により乾燥させます。
ずらりと並べられた柿は、まるで丹色のカーテンのようです。
寒風にさらすことで、ゆっくりと渋味が抜けて、甘みを増し、濃いあめ色に変わると干し柿は完成です。
伝統ある干し柿作りですが、柿は高木で折れやすく、はしごを使った収穫作業は危険を伴います。
柿の実は小さいながら重量感があり、運搬等は重労働。
最盛期には25軒余りで作っていましたが、高齢化や後継者不足により、今では2~3軒残るのみ。
お話を伺った70代の生産者は、「妙丹柿の干し柿は、繊維質が少なく、甘みが強いことが特徴。
若い頃は毎年1,200づら程度作っていたが、今は400づらが限界。体調が許す限り、作り続けていきたい。」と話していました。
南部町の干し柿は、町内の産直施設等で購入することができます。
素朴な甘さ、昔ながらの味をぜひ堪能してみてください。
お問合せ先:名川チェリーセンター
住所:青森県三戸郡南部町大字虎渡字西山27-1
電話:0178-75-0166
各県の地域からの便りは、こちらを御覧ください。
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/rin/index.html#tayori
統計情報
◆ 東北農政局管内の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/index.html
◆ 農林水産省(全国)の農林水産統計
⇒ https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html
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お問合せ先
企画調整室
代表:022-263-1111(内線4500)
ダイヤルイン:022-221-6107