プレスリリース
香港向け家きん由来製品の輸出再開について(茨城県、埼玉県及び鹿児島県)
本日より、茨城県、埼玉県及び鹿児島県からの香港向けの家きん由来製品の輸出が再開されましたのでお知らせします。
概要
令和5年11月25日に高病原性鳥インフルエンザの今シーズン国内一例目が佐賀県で確認されて以降、輸出相手国・地域との間で地域主義の適用について協議を行い、主な輸出先である香港、シンガポール、米国、ベトナム、マカオ当局からは、非発生県からの家きん由来製品の輸出継続が認められています。
これまで、発生県からの輸出再開について協議を行ってきたところ、今般、我が国の家きん由来製品の最大の輸出先である香港の当局との間で、高病原性鳥インフルエンザに関する清浄性が認められた茨城県、埼玉県及び鹿児島県からの家きん由来製品の輸出再開について合意しました。
これにより、本日から、動物検疫所において香港向けの輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開しました。
また、今回の協議により、香港向け輸出については、防疫措置完了から28日が経過した日(茨城県:令和5年12月29日、埼玉県:令和5年12月31日、鹿児島県:令和6年1月2日)に遡って、同日以降に生産・処理された家きん由来製品の輸出が認められたため、「同日以降に生産・処理された家きん由来製品」について、輸出検疫証明書の交付が可能です。
なお、同県からの、シンガポール、米国、ベトナム及びマカオ向けの家きん由来製品の輸出は再開済みです。
<2023年1-11月の輸出額>
鶏肉の総輸出額:23億円
(うち、香港:20億円)
鶏卵の総輸出額:64億円
(うち、香港:61億円)
出典:財務省「貿易統計」
<これまでの経過>
令和5年11月27日:茨城県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認(茨城県からの家きん由来製品の輸出が一時停止)
令和5年11月30日:埼玉県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認(埼玉県からの家きん由来製品の輸出が一時停止)
令和5年12月3日:鹿児島県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認(鹿児島県からの家きん由来製品の輸出が一時停止)
令和5年12月29日:茨城県が、防疫措置完了から続発なく28日経過したため再度清浄エリアとなる
令和5年12月31日:埼玉県が、防疫措置完了から続発なく28日経過したため再度清浄エリアとなる
令和6年1月2日:鹿児島県が、防疫措置完了から続発なく28日経過したため再度清浄エリアとなる
参考
- 各国の家きん由来製品の輸出停止状況については、以下のページよりご確認いただけます。
- URL: https://www.maff.go.jp/aqs/topix/exkakin_teishi.html
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:阿南、三原
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295