プレスリリース
「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」の第3回会合を開催しました
~日パラオ両国は、官民一体で農業協力の更なる促進に取り組んでいます!~
本日、「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」の第3回会合を官民が参加して開催し、両国の農業協力の現状を踏まえた今後の協力の計画等について議論を行ったので、結果概要をお知らせします。
結果概要
「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」は、令和3年5月に「日パラオ農業協力に関する覚書」に基づいて設置されました。また、「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」会合は、日パラオ両国の官民の関係者が農業協力の取組の進捗や成果、今後の協力に向けた議論を深めることを目的として開催されるものであり、今回の第3回会合は、パラオ共和国からスティーブン・ビクトル農業・漁業・環境大臣が来日され、タスクフォースが設置された令和3年以降初めての東京での対面開催となりました。
会合には、日本側から折笠弘維駐パラオ共和国日本国大使、山口博之輸出・国際局審議官のほか、沖縄県、JICAなど、パラオ共和国側からスティーブン・ビクトル農業・漁業・環境大臣、クリスチャン・エピソン・ニコレスク駐日パラオ共和国大使館公使参事官、パラオ短期大学、コロール州政府などの関係者が出席しました。
会合では、折笠弘維駐パラオ共和国日本国大使、スティーブン・ビクトル農業・漁業・環境大臣による開会挨拶の後、日パラオ双方から畜産人材の育成やミバエ防除対策等のこれまでの農業協力の取組状況の報告、今後の農業協力に関する提案・意見交換が行われるとともに、引き続きタスクフォース会合を定期的に開催し、農業協力の促進に向けて議論を継続していくことで合意しました。
また、当会合に先立ち、スティーブン・ビクトル農業・漁業・環境大臣による鈴木憲和農林水産副大臣への表敬が行われ、引き続き日パラオ両国が連携し、農業協力の促進のために取り組んでいくことが確認されました。

(写真:タスクフォース会合)

(写真:スティーブン・ビクトル農業・漁業・環境大臣による鈴木憲和農林水産副大臣への表敬)
【参考:「日パラオ農業協力に関する覚書」及びタスクフォース】
(1)令和3年5月21日、野上農林水産大臣(当時)とウィップス大統領との間で「日パラオ農業協力に関する覚書(以下、覚書)」を署名締結。同日、覚書に基づき「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」を設置し、第1回会合を開催(オンライン開催)。
(参考)野上農林水産大臣とウィップス・パラオ共和国大統領、日パラオ農業協力に関する覚書を締結(令和3年5月21日プレスリリース)
(2)令和4年10月25日、「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」第2回会合を開催(パラオでの対面開催)。
(参考)「日パラオ農業協力促進のためのタスクフォース」の第2回会合を開催しました
お問合せ先
輸出・国際局国際地域課
担当者:平林、馬場
代表:03-3502-8111(内線3512)
ダイヤルイン:03-3502-5914