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農林水産省

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鈴木農林水産大臣記者会見概要

日時 令和8年7月21日(火曜日)9時19分~9時27分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)神奈川県への出張について
  • (大臣から)北海道への出張について
  • 令和7年産米の6月の相対取引価格について
  • 骨太の方針における新たな投資枠の活用について
  • クビアカツヤカミキリの対策本部立ち上げについて

冒頭発言

大臣

   本日、私から2点、御報告がございます。
    1点目は、本日午後、神奈川県に出張をいたします。獣医系大学の麻布大学を訪問をさせていただきます。獣医学生の皆さんと意見交換を行います。
   畜産物の安定的な供給において、家畜の診療や防疫に従事をいたします産業動物獣医師は重要な役割を担っております。しかしながら、地域によって産業動物獣医師の確保の状況に偏りがあるなどの課題があることから、各地域の畜産業を支える産業動物獣医師の確保に、何が必要なのか、私自身で、直接、学生の皆さんのお話を伺い、今後の政策検討に活かしてまいりたいというふうに考えております。詳細は、この後、プレスリリースいたします。
    2点目は、北海道への出張についてです。明日7月22日水曜日に、北海道の標津町のサケのふ化放流施設や農業高校を訪問し、サケの関係者や高校生との意見交換を行います。
   北海道は、日本一のサケの漁獲量を誇る一方で、近年、その漁獲量が減少してきております。今回の出張を通じて、関係者の皆様が抱いている課題を、直接、伺いまして、厳しいと聞いている現場の実態の理解を深めてまいりたいというふうに考えております。併せて、地域の農業を担う農業高校の生徒とも意見交換を行い、農業人材の育成に関わるアイディアを得たいというふうに考えております。詳細は、この後、プレスリリースいたします。
   本日、私からは以上となります。


質疑応答

記者

   先週金曜日17日に、2025年産米の6月の相対取引価格が公表されました。前月の5月と比べ1,800円以上安く、下落幅・下落率ともに過去最大となりましたが、受け止めと、今後の価格見通しについて教えてください。


大臣

   17日金曜日に公表いたしました令和7年産米の6月の相対取引価格ですが、60キログラム当たり3万1,305円と、前月比で1,859円の低下となりました。この水準は、令和6年産米に比べて、依然として高いものの、前の月と比べた時の下げ幅では、平成18年の調査開始以来、最大となりました。
   今後の見通しについて予断を持って申し上げることはできませんが、米穀機構が公表しております米の取引関係者を対象とした調査では、価格水準については「今後、価格が低下していく」との見方が更に強まっております。
   こうした状況に留意しつつ、生産者の再生産・再投資が可能で、かつ、消費者にも御理解が得られるよう、引き続き、需給と価格の動向を注視してまいります。


記者

   骨太の方針についてお伺いします。
    8月にも概算要求をされると思いますが、骨太の方針の中では、要求の上限を設けない投資枠を新たに設ける見通しです。総理は、危機管理投資の一つの中に食料安保を掲げている御発言もありましたが、大臣としては、要求上限を設けない投資枠の中で、どのような事業・対策を要求していくお考えか、お聞かせください。


大臣

   骨太の方針ですが、「危機管理投資・成長投資を始め、国内投資を通じた潜在成長率の引上げに繋がる施策を予見可能性を持って実施できるよう、通常の歳出とは別に、『「強く豊かな日本」投資枠』を創設する」と記載されるように調整されているというふうに承知をしております。こうした投資枠の活用も含む予算要求については、今後、十分に省内でも検討し、その内容を具体化をしていきます。
   日本成長戦略にも、様々な施策、今後、我々として考えておりますので、そうしたこともよく踏まえて、この投資枠を活用させていただきたいというふうに考えております。


記者

   もう1点ですが、クビアカツヤカミキリについてお伺いします。
   今、非常に発生が拡大していますけれども、大臣は先日、国会で、環境大臣と一緒に対策本部長を務める対策本部を設けるというお話をされていましたが、改めて、この対策本部設置のねらいと、どのようなポイントを、問題意識を持って議論していくかということを教えてください。


大臣

   クビアカツヤカミキリにつきましては、飛翔などの移動能力や繁殖能力が高く、拡散しやすいため、まん延防止のためには、発生地域であるか否かにかかわらず、農地以外の街路樹や公共施設のサクラなども含め、防除や侵入防止対策に取り組む必要があるというふうに考えております。
   このため、現在、急ピッチで準備を進めています、クビアカツヤカミキリ対策本部、これを立ち上げをすべく準備を進めておりますが、これについては、環境省などの関係省庁に加えて、全国知事会や全国市長会、そして全国町村会にも幅広く参画を呼びかけ、地域一体となった防除体制を構築できるよう検討しております。対策本部におきましては、地域住民の皆様への対策の必要性の周知のほか、関係者が連携した効果的な一斉防除の実施、さらに、より効果的な防除方法の研究開発など、様々な課題に対応できるよう、総合的に検討を進めていきたいというふうに考えております。
   山下副大臣にも、現地に行っていただきましたけれども、かなり、例えば、梅の産地などではもう被害が広がっているという現状を目の当たりにしております。
   正直言って、私も副大臣時代に、これは大阪の桜の木でしたけれども、地元の府会議員の先生から、要するに危機的だということで、現場を拝見をさせていただいて以来、この数年間ですごい勢いで拡大をしているというのが私の危機感でありますので、これは特に農作物への被害というのが、一度入ってしまうとなかなか、今のところ、最も効果的にこれをやればいいというのが、本当に人的なマンパワーを入れるということ以外にはなかなか難しいというのが現状かなというふうに思いますので、そうした危機感の下に、これ以上、虫が拡大しないように、しっかりやっていきたいというふうに考えております。


報道官

  よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。

以上