農作業中の熱中症対策について(平成30年4月25日)
30生産第318号
平成30年4月25日
各行政機関の長 殿
各団体の長 殿
農林水産省生産局技術普及課長
農作業中の熱中症対策について
農作業中の熱中症による死亡者数は、毎年20人前後で推移し、7、8月に70~80代の方が屋外作業を行うときに集中して発生しています。また、昨年は5月の気温が高かったこともあり、ビニールハウス内での作業中に熱中症による死亡事故が発生しています。
気象庁の発表によると、昨年同様、5月及び3ヶ月予報(6~8月)では全国的に平均気温が高い見込みとされており、今夏も暑熱環境下での農作業中の熱中症対策が重要です。
農業従事者の中には熱中症の具体的な症状が分からず、知らず知らずに熱中症にかかっている方が多くいます。特に高齢農業従事者は発汗量が多く脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行う等、重点的な対策が必要です。
つきましては、熱中症の発生が急増する時期を迎える前に、農業従事者等に対し、あらゆる機会を利用して幅広く別紙の内容を周知し、熱中症予防に取り組んでいただくようお願いします。また、このことが取り組まれるよう貴局管下都府県に対して指導願います。
お問合せ先
生産局技術普及課生産資材対策室
担当:安全指導班
代表:03-3502-8111(内線4774)
ダイヤルイン:03-6744-2111