更新日:平成25年6月21日
担当:消費・安全局
国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査結果について(平成23年度)
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調査目的と結果
農薬の適正使用の推進、農産物の安全性の向上に関する施策の企画立案のための基礎資料を得ることを目的として、農産物を生産している農家における農薬の使用状況及び産地段階における農産物への農薬の残留状況の調査を実施しました。
(1)農薬の使用状況
4,665戸の農家について、記入又は聞き取りにより農薬の使用状況の調査を行いました。
その結果、これまでと同様、ほぼすべての農家で農薬が適正に使用されており、生産現場における農薬の適正使用についての意識が高いと考えられますが、一部には不適正な使用が16戸(0.34%)見られました。
なお、本来の使用回数を上回って使用するなど不適正な使用のあった農家に対しては、地方農政局及び都道府県が農薬の適正使用について指導を行いました。
(2)農薬の残留状況
1,190検体の農産物について残留農薬の分析を行いました。
その結果、すべての農作物において、農薬の残留濃度は食品衛生法による残留基準値を超えていませんでした。
調査結果を受けた対応
(1)都道府県等にこの結果を連絡し、農薬の適正使用の推進のための農家等への指導に活用していただく予定です。
(2)農林水産省は、農薬の適正使用の指導に資するため、本調査を継続します。
<添付資料>
お問合せ先
消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
農薬指導班
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965
FAX:03-3501-3774