このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

簗農林水産大臣記者会見概要

日時 令和8年9月25日(金曜日)10時44分~10時54分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)台風第25号への対応状況について
  • 米のPOSデータと需給緩和への対応について
  • 米国産一般流通用生鮮ばれいしょの輸入検疫協議について
  • 台風第25号による農林水産業被害への対応について
  • 「越前がに」に係る地理的表示(GI)の不正使用について
  • LGBTなど性的少数者に対する大臣の過去の発言について

冒頭発言

大臣

   本日、私から1点、御報告がございます。
    1点目は、台風第25号の被害及び対応状況についてです。
   まず、お亡くなりになった方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われた全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。
   農林水産省では、昨日24日までに延べ49名の職員を千葉県、神奈川県にMAFF-SATとして派遣をし、被害状況調査や早期復旧に向けた技術支援などを進めています。農林水産関係の被害については、本日25日8時時点で、茨城県、千葉県、神奈川県において、農地・農業用施設等57か所、林地4か所の被害などが確認をされています。
   また、千葉県の印旛沼においては、堤防が決壊し、周辺の農地等で広範囲の冠水が発生しています。農林水産省では、22日から印旛沼にMAFF-SATを派遣して被災状況を確認するとともに、国土交通省や千葉県、印旛沼土地改良区等の関係機関と対応策について協議を行っているところです。
   引き続き、現地との連携を密にして、被害状況を迅速に把握するとともに、被災した農地や農業用施設等を一日も早く復旧させるべく、全力で取り組んでまいります。
   本日、私からは以上であります。


質疑応答

記者

   お米の価格についてお伺いいたします。
   スーパーにおける米の販売価格が先週の金曜日に公表されまして、平均価格が2,971円と、2年ぶりに3,000円台を下回る結果となりました。米価が下落傾向となっている現状への受け止めと、需給緩和への対応についてお伺いいたします。


大臣

   今、御指摘のように、9月18日金曜日に公表したPOSデータでは、9月7日から13日までの週の全平均価格が、前週に比べて32円低下し、2,971円、5キロあたり、こういう数字になっています。
   概ね低下傾向で推移しているという状況がありまして、3,000円を下回る水準となったということ、このことについては、需給のバランス、こういったものをこれからしっかりと安定化させていかなければいけないというふうに思っています。
   ただ、民間の取引環境の中でこの価格というものが決まってくるものですので、常々、私、申しておりますけれども、国としては、あくまでも需給の安定化に対して、万全の対策を、引き続き、講じていくと、このように考えているところでございます。
   いずれにしましても、生産者の再生産・再投資、こういうものが可能な水準、こういうものをしっかり確保する、コスト割れというものが起きないと、これが食料システム法で定めた理念でありますので、この趣旨がしっかりと徹底されるように対応してまいりたいというふうに思っています。
   消費者においても、やはり、理解してもらえる、納得できる水準であるということも重要でありますので、こういったことについては、今、高市政権全体として、物価高対策、これをしっかり講じるということで、給付付き税額控除に向けて制度設計を進めるとともに、それまでのつなぎの2年間においては、飲食料品の消費税を減税するという対応もこれから取るところであります。
   そうしたことも含めて、総合的に対策を講じて、生産者、消費者、双方が理解を得て、そして営農が継続できる、生産者サイドもしっかりと生産基盤を守って米づくりが継続できる、そういう環境を実現してまいりたいというふうに思っております。


記者

    2点目に、米国産一般流通用生鮮ばれいしょの輸入解禁をめぐる手続きについてお伺いいたします。
   先週の金曜日18日に、輸入検疫協議について行われた全国説明会では、参加者から輸入解禁について反対の声などが上がりました。
   今後、手続きを進めていく上で、主要産地の関係者の方々に理解を得るためにどのように農水省として説明をしていくのか、また、今後の手続きの進捗や見通しについてお伺いいたします。


大臣

   まず、私の発言として、繰り返しになっておりますけれども、これはWTOのSPS協定に基づいて、科学的・技術的にしっかりと対応していくということであります。
   産地の皆さん中心に、懸念の声をいただいているところでございますけれども、これについては、この貿易協定上のルールに基づいてしっかりと対応していくということでありまして、国内の生産に影響を与えるような病害虫、こういったものがひとたび入れば、生産基盤は大変なことになりますので、こういったものの侵入は絶対に許さないと、当然ですけれども、そういう姿勢でこの協議には臨んでいくと、科学的知見に基づいて徹底して、リスク管理を行っていくと、そのことに尽きるというふうに思っております。
   生産者の皆様中心に、産地の説明会、これを行っているところでございまして、9月1日に北海道を皮切りに6か所で開催をしています。9月18日に全国説明会を開催して、リスク評価の結果等を公表したところでありまして、これからも丁寧に、現場の皆さんの不安にしっかりと対応しながら、我が国の取組姿勢、こういうったものをお伝えして、しっかりとした生産基盤を守るべく、農水省として対応してまいりたいというふうに思っています。


記者

   冒頭、千葉の豪雨被害についてのお話ありましたけれども、千葉に限らず、今年、特に大雨、豪雨、台風の被害が非常に頻発していて、農業被害もかなり甚大なものになっていますが、こういった被害に対して、新たな対策ですとか、そういったものを検討するお考えがあるか、教えてください。


大臣

   先ほど、冒頭に申し上げた台風25号については、まずは、被災自治体としっかりと連携をして、被害の全容把握を進めているところであります。まずは、これが我々として、今、最も注力しているところでございまして、これに基づいて、適切な対応をしてまいりたいというふうに思っております。


記者

   「越前がに」についてお伺いいたします。
   ふるさと納税サイトで、福井県越前町が「越前がに」と表示していた返礼品について、原材料の半分以上に他のカニが使われていたとして、地理的表示保護制度違反で、昨日、農水省が措置命令を出されました。こちらについての、措置命令に関する大臣の受け止めと、農水省としての今後の対応について教えてください。


大臣

   昨日、地理的表示、GI産品「越前がに」について、GIの不正使用を行った福井県越前町に対して、地理的表示法、GI法に基づく措置命令を行ったところでございます。
   こうしたGIの不正使用は、GI産品のブランド価値を毀損するものでありまして、誠に遺憾だというふうに考えております。
   農林水産省としましては、今般の事案を契機に、GIの使用に関するガイドラインの再周知等を通じて、適正使用の徹底を呼びかけるとともに、今後とも、GIの保護のため、不正使用を厳正に取り締まる、こういった対応を講じてまいりたいというふうに考えております。


記者

   就任会見でもございました、大臣の過去のLGBTなど性的少数者についての発言についてお伺いします。
   生物学的に種の保存に反するとした発言について、改めて事実関係をお聞かせください。


大臣

   これは就任会見で申し上げております。
   会議の形式が、非公開というものでありました。これは私の発言等のみならず、全ての関係者、こういった皆さんにも関係する話でありますので、非公開というルールが定められている以上、私は、これを公の場で申しておりません。


記者

   非公開の場なので控えるということですが、発言が報じられた2021年当時、当時の下村博文政調会長は記者会見の中で、マスコミクローズの中で発言していることに対しては、本人が外に出て発言するのは自由だが、党内における他の方の発言は議会人としてはルール違反になるのではないかということで私の方からも注意したと述べています。
   当時の政調会長も、自分自身の発言は非公開の場であっても発信自由との見解でした。
   非公開の場だったので答えないというのは理由になっていないのではないでしょうか。大臣の御見解をお願いします。


大臣

   それは私の考えとして、非公開というルールであれば、それは自身の発言であったとしても表ではしゃべらないと、私はこの考えでありますので、そのように対応しているというところであります。


報道官

  よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。

以上