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農林水産省

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簗農林水産大臣記者会見概要

日時 令和8年10月2日(金曜日)11時16分~11時37分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)熊本県、石川県への出張について
  • 飲用牛乳、豆腐及び納豆のコスト指標作成について
  • 一部週刊誌報道について

冒頭発言

大臣

   本日、私から1点、御報告があります。
   熊本県及び石川県への出張についてです。
   明日3日に、藤木副大臣とともに、熊本県に出張し、令和8年熊本地震による農林水産業の被害状況を調査をします。
   また、4日には、保岡大臣政務官とともに、石川県に出張し、令和6年能登半島地震・奥能登豪雨による被害からの農林水産業の復旧・復興状況を調査します。
   いずれの出張に当たっても、関係者の皆様と意見交換をさせていただき、現場の生の声をお聞きをして、被災地における復旧・復興の加速化につなげる考えであります。詳細は、この後、プレスリリースをいたします。
   本日、私からは以上です。


質疑応答

記者

   コスト指標について伺います。
   農水省が認定した団体が、10月を目途に、牛乳、納豆・豆腐のコスト指標を公表すると聞いていますが、今の、現在の指標作成の進捗状況と、改めて、これらの品目についてコスト指標を作成する意義を教えてください。


大臣

   まず、飲用牛乳、豆腐・納豆のコスト指標作成団体につきましては、それぞれ本年4月、6月に、食料システム法に基づいて認定を行っているところでございます。
   それぞれのコスト指標作成団体においては、いずれも毎年10月を目途にコスト指標を公表することとしております。
   現在の進捗状況についてですけれども、飲用牛乳では、「低価格帯」と「高価格帯」の2つ、豆腐では、「カット豆腐」と「充填豆腐」の2つ、納豆では全体で1つの指標を作成する方針として、活用するデータや対外的な発信の方法等について、関係者による議論がそれぞれ進められているところと承知をしてございます。
   品目ごとにコスト指標を作成する意義についてでございますけれども、これらの品目について、それぞれコスト指標が作成され、品目に応じた各段階の費用が可視化される、こうしたことを通じて、売り手と買い手の双方の立場や事情を踏まえた誠実な協議が促進されることを期待したいというふうに考えてございます。


記者

   もう1問伺います。
   大臣の道路予算をめぐる発言について、木原官房長官が、9月30日の会見で、事実も含め調査中であると述べられました。一方、大臣は、大臣就任前の一議員の活動の事柄については回答を控えたいと述べられています。
   政府が公式に調査中であるという段階において、調査以外の理由で回答を控えるというのは、政府が公にした調査と矛盾するようにも見て取れます。
   確認ですが、回答を控えるというのは現時点において、我々に対してということなのか、調査には御自身で御説明されるのか、改めて確認させてください。


大臣

   これは昨日から申しておりますけれども、大臣就任前の、一議員としての活動に関わる事柄についてでございますので、大臣としてのコメントは控えたいと、そのように考えてございます。


記者

   調査に対してはどうでしょうか。


大臣

   コメントは控えたいというふうに思います。


記者

   週刊誌報道の関連で伺います。
   簗大臣が、ということではなく、一般的なお話として伺いたいのですけれども、選挙に協力しなかったから予算をカットするというような、政治家の利益誘導と取れる行動については、やっていいことだというふうにはお考えでしょうか。


大臣

   農林水産政策の所管外の話については、回答は控えたいと思います。


記者

   週刊誌の報道の関係でお尋ねします。
   今回、選挙で支援しなかった地方自治体の予算を恣意的に削減したというような報道ですけれども、事実であれば、省庁のトップとして、そんなことをしたということは、たとえ一議員時代の発言であっても、資質を問われるようなことになるかと思いますけれども、それでも、現時点で回答というのはできないということなのでしょうか。


大臣

   繰り返しになりますけれども、一議員としての活動に関わる事柄については、コメントは控えたいと思います。


記者

   加えまして、現在、大臣であるとともに、国会議員であるということには変わりはないかと思います。仮に大臣の就任前の発言であっても、今の任期中の発言であるということであれば、一議員として説明をする責務というのもあるかと思います。
   この場で御説明ができないということであれば、今後、どういう場で御説明する予定なのかということを伺えないでしょうか。


大臣

   繰り返しになりますけれども、大臣就任前の、一議員としての活動に関する事柄については、コメントは控えたいと思います。


記者

   一議員の時の活動のことは言えないということで、逃げおおすつもりかもしれませんが、農水大臣になった時も、今回、報道のような、権限を利用して一部の予算について発信をするのではないかとか、そもそも大臣としての、今、資質が問われることが、報道で出ております。
   否定できないということであれば、これは事実だということは、音声自身は、まさに大臣、自分自身だということはお認めになりますか。


大臣

   繰り返しになりますけれども、大臣就任前の、一議員としての活動に関する事柄については、回答は控えたいと思います。


記者

   そういう発言を繰り返すこと自体が、既に資質として欠けているというふうに国民の世論が判断しかねないと思いますし、今日、ここに多くの記者さん、おそらくその質問が大半だと思いますが、今のような、お経のような回答をずっと続けるおつもりでしょうか。


大臣

   回答は同じであります。


記者

   厳しく官房長官が調べるという話をしていますので、是非、政府として、そして御自身のやはり政治家としての資質含めて、その発言について反省すべきは反省し、発表すべきは発表すべきだと思いますが、その点、いかがですか。ずっとこれを、大臣でいる限り、この疑惑については、終始そのコメントでいくという覚悟なのでしょうか。


大臣

   同じコメントでございます。


記者

   週刊誌報道に関連する話ではあるのですけれども、官房長官も、一昨日の会見では、政治活動に関する事柄は、それぞれの政治家の責任で対応すべきものというふうには述べております。
   今の御説明で、政治家の責任というのを果たせているかどうか、そこをどういうふうにお考えかということと、先ほどからちょっと質問には出ておりますけれども、何らかの説明の場を設けるお考えであったりとか、そこら辺、今のところあるでしょうか。


大臣

   大臣就任前の、一議員としての活動に関する事柄については、大臣としてコメントは控えたいと思います。


記者

   同じ関連でお伺いします。
   一国会議員としての言動でも、大臣会見の場で答えてはいけないという決まりはありません。過去には他の大臣も、例えば、自らの政治資金に関する問題などで回答しています。
   御自身に向けられている重大な疑惑に関して、公の場で誠実に答える義務があるのではないでしょうか。改めて、御見解をお願いします。


大臣

   繰り返しになります。大臣就任前の、一議員としての活動については、大臣としてコメントは控えたいと思います。


記者

   農林水産省の所管ということを理由にされていると思いますけれども、仮にその不当な介入というのが事実であるとすれば、今後の農林水産予算の公平性や中立性をめぐっても疑義が生じかねないと思います。大臣が、今、農水大臣であることも、無関係ではないと思います。御回答をお願いします。


大臣

   繰り返しになりますけれども、大臣就任前の一議員としての活動に関する事柄については、大臣として発言は控えたいと思います。


記者

   国民からの信託を受け、国民の税金から給与を得ている立場として、回答を控えるという立場は妥当であるとお考えでしょうか。


大臣

   繰り返しになりますけれども、回答は控えたいと思います。


記者

   今後の予算編成について伺いたいと思います。
   大臣は公平・公正で偏りのない農水予算を編成する大臣として、御自身は適任だと思われますでしょうか。


大臣

   前段の、今、おっしゃったことがどういう関連があるのか、私には理解できませんけれども、農林水産政策をしっかりと前に進めるようにということで、総理から任命を受けておりますので、様々な、この地域農業、それから、全国の農業をめぐる課題に、しっかりと向き合って、様々な政策を打っていきたいと、その職務をしっかり全うしていきたいと思っております。


記者

   偏りのない予算を編成すると、国民に誓えますでしょうか。


大臣

   今、おっしゃった文言について、そういった質問をなされる趣旨が私には理解ができません。


記者

   今後の予算編成の方針について伺っています。


大臣

   しっかりと、我が国の食料安全保障の確保等に向けて、この政策を前に進めると、そのように考えております。


記者

   一般論について伺いたいと思うのですけれども、農水行政に関して、農水省も自治体・農業団体に補助金や交付金を配分されています。
   現在の農相として、政治的な支持の有無であったりとか、選挙結果を予算配分の判断材料にするということ、これ適切だというふうにお考えでしょうか。


大臣

   私の報道に関しての質問ということで理解をする範囲では、大臣就任前の一議員としての活動に関わるものでございますので、コメントは控えたいというふうに思います。


記者

   一般論として伺っています。農水行政に関して伺っているので、今、私が質問した内容に答えてください。


大臣

   もう一度いいですか。


記者

   農水行政に関して伺います。
   農水省も自治体や農業団体に補助金・交付金、配っております。大臣として、政治的な支持の有無や選挙結果を予算配分の判断材料にすることが適切だとお考えでしょうか。


大臣

   行政においての様々な事業の執行というものについては、行政の判断において、それはなされていると、そのように考えています。


記者

   行政というか、農林水産大臣として、農水省が差配される予算編成に関して、事前にも共同通信さんも質問されたかと思いますけれども、それに関して、政治的な支援の有無とかを、こういうふうに扱うかどうかという認識を伺っているので、その辺り、改めて明言をお願いしたいなと思います。


大臣

   それは行政において、その地域からの様々なニーズ等に応じて、的確に、適切にそうした予算を執行していくと、これ行政においての基本というか、当然の姿であるというに思っています。一般論として、それが基本であると思っております。


記者

   わかりました。農水省の補助金や交付金に関しても、例えば、簗事務所や地元関係者から要望を受けた場合も、政治的な支持とは切り離して、あくまでも公平に扱うという認識で臨まれるということでよろしかったしょうか。


大臣

   意図しているところが、私にはちょっとよくわからないのですけど。


記者

   農林水産大臣として予算編成を公平に行うかというところ、そこが肝だと思いますので、そこを聞いています。


大臣

   それは地域の実情に応じて、必要性に応じて必要な支援というものを、農林水産政策としっかりやっていくと、これは当然であるというふうに思っております。そのようにやっております。


記者

   大臣、一議員時代のことは閣僚になられてからは答えられないというような趣旨の発言を繰り返されて、なかなか、そこが理解できない部分があるのですけれども、ある種、簗さんは、農林水産行政に精通された議員として、これまでキャリアを議員として積まれてきて、それで、今回、高市総理から抜擢されたと思います。
   そういった、ある種の、一議員時代の、農水大臣として大事な予算編成に関わる部分で疑義が生じていることに関しては、一議員時代のことも踏まえて、やはり閣僚になられてから、やはりというか当然のごとく説明するべきなのじゃないかなと思いますけれども、改めて、一議員の事柄については大臣としては答えられないというロジックをちょっと御説明いただけますか。


大臣

   農林水産の政策、私はこれを遂行するということで、今、この立場におりますので、行政という立場から、全ての発言はなされています。
   そういう観点から、一議員としての、そういった活動について、この立場でお話をするということは、私は、それは控えたいと、そういう趣旨で申し上げております。


記者

   我々としては、大臣がどんな認識で農水行政の予算編成に当たっていくかという、そこを伺いたいなと思っているのですけれども、やはりちょっとスキャンダルといいますか、週刊誌で、これが事実無根の可能性もあります。この疑惑を向けられている時点で、ある種の十分な説明をする必要性というものもあるかなと思いますけれども、その辺り、いかがでしょうか。


大臣

   先程来、回答しているとおりであります。
   農林水産行政については、地域の実情、こういったものに応じて、政策的にしっかりと対応していくと、これは当然の、基本であります。そのことを、これからしっかり遂行していくと、そういう職責を全うしていくと、その所存であります。


記者

   職責を全うするということは、報じられているように政治的な支持の有無によって、農林水産省の大切な予算を偏って編成するとか、そういったお考えは全くないということでよかったですよね。当たり前の話ですけれども、確認です。


大臣

   地域の実情に応じて、それは対応していくと、支援が必要とされているから、様々な政策は、様々な農政の課題、こういったものに対応するために政策というものが用意されています。
   そして、それに対して、そうしたニーズというものがあれば、それに対して、的確に、適切にそうした事業を執行していくと、これが行政、農林水産政策の基本であると、そのように考えております。


記者

   今回の件、大臣としては答えられないというお話をおっしゃいましたけれども、この件に関して答える場合というのは、大臣の任期を全うされてからということになるのですか。


大臣

   今、この大臣という立場で、一議員としての活動については、コメントは控えたいというふうに思います。


記者

   官房長官及び高市総理からは、報道以降、何か、簗さん自身に問い合わせはありましたか。


大臣

   そういったことについては、お答えは控えたいというふうに思います。


記者

   状況によっては、もう来週以降、国会が始まります。
   簗さん自身のことで、まさに、前に政策を、高市政権進めなきゃいけないときに、既につまずいているというような状況です。この、今の状況について、何かありますか。


大臣

   農林水産政策、これを責任者としてしっかりと遂行していくと、この職責をしっかり全うしてまいりたいというふうに考えています。


記者

   先ほどから、必要な場所には必要なニーズに応じてというお話しています。
   報道ベースや音声を聞く限りは、本来は当てなければいけない道路予算を削り、且つそれが意趣返しのように捉われている、必要な道路がその地域に作られなかったと、一部そういう話が出ていますね。本来、あってはならないことをやってしまったという自覚はあるのでしょうか。


大臣

   報道についての、関係することについては、これは一議員としての、先程来、申しているとおりであります。活動に関すると、そういったものに関連するような報道がなされていますけれども、それについては、大臣という立場でコメントすることは控えたいというふうに思います。


記者

   例えば、大阪なんかは、政務と公務というやり方で分けています。農水大臣という立場で、もしこの会見場ができないのであれば、御自身、一議員としての立場で、この会見とは別の場所でもいいですが、しっかりと記者の質問に答える心構えはあるでしょうか。そういうつもりはありますか。
   一議員として、この大臣という立場じゃない場所を使って説明を果たすと。萩生田さんも大臣時代のいろんな話が出ておりますが、彼は文科大臣の会見で、ある程度、いくつかの疑惑について説明をしたという経緯があります。
   先ほど、毎日新聞さんも聞かれていましたが、この大臣という会見の場で言えないのであれば、別の場を設定して、やはり国民に対して、有権者に対して説明する、そういうつもりはあるのでしょうか。


大臣

   これは農林水産大臣としての会見の場でありますので、農林水産大臣としての関係の発言、ここに留めたいと思います。


記者

   今後、まさに今のお話を聞いている限り、進退が問われかねない話に進んでいく可能性はあると思います。
   現状、今、こういった質問にほとんどの質問が集中してしまっていること自体を、どう受け止めていらっしゃいますか。


大臣

   農林水産政策をしっかりと前に進めていくと、その思いでございます。


記者

   国会が月曜日から始まる形になって、この問題に関して追及されるかなと思います。生産的な国会にするために、今、与党の国対がいろいろ国会改革なども、他党の理解を進めて、進めていこうとしている中で、こういった話で時間が取られるのはどうなのかなというふうに、指摘する声が、野党の泉健太さんなどがツイッターとかで上げられているなと思います。国会で、この問題、追及された場合も、我々に対する答えと同じように、一議員の事柄についてはここで答えないというような姿勢を貫くのでしょうか。


大臣

   予断を持ってお答えは控えたいと思います。


報道官

  よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。

以上