プレスリリース
令和7年11月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)
| 〇 令和7年11月末の令和7年産米の集荷数量は、対前年同月+27.3万玄米トンの218.4万玄米トン。 〇 令和7年11月末の民間在庫量は、対前年同月+70万玄米トンの329万玄米トン。 |
農林水産省は、(1)「令和7年産米の産地別集荷・販売状況(令和7年11月末)」、(2)「民間在庫の推移(令和7年11月末)」及び(3)「米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(令和7年11月)」について、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめました。
1.概要
(1) 令和7年産米の産地別集荷・販売状況(令和7年11月末)
令和7年11月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は218.4万玄米トン(対前年同月差+27.3万玄米トン)、契約数量は179.9万玄米トン(対前年同月差+2.2万玄米トン)、販売数量は37.5万玄米トン(対前年同月差▲7.5万玄米トン)となっています。
(2) 民間在庫の推移(令和7年11月末)
令和7年11月末現在の全国の民間在庫は、出荷・販売段階の計で329万玄米トン(対前年同月差+70万玄米トン)となっており、出荷段階は247万玄米トン(対前年同月差+47万玄米トン)、販売段階は82万玄米トン(対前年同月差+22万玄米トン)となっています。
なお、この数値は、売り渡した政府備蓄米の数量0.2万玄米トンを含んでいます。
(3) 米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(令和7年11月)
米穀販売事業者が販売している精米の全体数量・価格(売り渡した政府備蓄米を含む)の動向を指数化したものです。
令和7年11月の販売数量は前年同月比90.8%(うち小売事業者向けは前年同月比91.7%、中食・外食事業者等向けは前年同月比89.9%)。また、令和7年11月の販売価格は、小売事業者向けは前年同月比135.0%、中食・外食事業者等向けは前年同月比156.3%となっています。
2.公表資料
本資料及び過去の調査結果は、当省ホームページから御覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html
<添付資料>
- 令和7年産米の産地別集荷・販売状況(累計、うるち米、令和7年11月末現在)(速報)(PDF : 144KB)
- 民間在庫の推移(速報)(PDF : 143KB)
- 米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(速報)(PDF : 88KB)
<参考資料>
(参考)背景
平成30年産からの米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、その一環として、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行っています。
お問合せ先
農産局農産政策部企画課
担当者:米穀需給班
代表:03-3502-8111(内線4975)
ダイヤルイン:03-6738-8973




