更新日:令和8年7月28日
担当:農産局農産政策部企画課
米に関するメールマガジン(第149号)(令和8年7月28日)
【本号のトピックス】
第73回食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催(7月28日(火曜日))について
水田における作付意向について(令和8年産第3回中間的取組状況(6月末時点))
(2)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
(3)米政策等に関する情報
GAP(農業生産工程管理)の優れた取組を募集しています!
ひとりにしない!夏の農作業における熱中症対策
斑点米カメムシ類の発生が、東北、北関東、北陸、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。
(4)米の消費に関する情報
膨らむ米粉の世界(「洋菓子×米粉カンファレンス2026特別編」開催レポート)
インバウンドのコメ消費量に関する調査結果を公表しました
(1) 本号のトピックス
第73回食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催(7月28日(火曜日))について
農林水産省では、7月28日(火曜日)午前10時~12時に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催しました。
議題は(1)米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定について、(2)その他、です。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/20260728/0728.html
水田における作付意向について(令和8年産第3回中間的取組状況(6月末時点))
農林水産省では、水田農業に関して産地・生産者が主体的に作付けを判断し、需要に応じた生産・販売を行うことができるよう、きめ細やかな情報提供を行うこととしています。その一環として、都道府県農業再生協議会及び地域農業再生協議会が、需給動向や関連対策を踏まえて見込む作付意向を聞き取り、都道府県別及び地域農業再生協議会別の作付意向(中間的取組状況)を公表しているところです。
この度、令和8年産第3回中間的取組状況として、都道府県別の6月末時点の作付意向を公表しました。
本調査結果によると、主食用米については、需要を上回ると見込まれますが、新市場開拓用米や米粉用米等については、需要を十分に満たしているとは言えず、増産が求められている状況となっています。
営農計画書等の変更は、本年8月20日(木曜日)まで可能となっていますので、多様な米の需要に応じた生産を考える材料としていただければと思います。
(詳しくはこちら)
プレスリリース
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/s_taisaku/260728.html
(2) 需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
価格
(1)令和7年産米の相対取引価格(令和8年6月)は、全銘柄平均で31,305円/玄米60kgです。6年産との価格差は、年産平均価格25,179円に対して+6,126円となっています。
(2)令和8年6月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、3,589円(対前月差▲130円、対前年同月差▲306円)です。
また、令和8年7月13日週の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、3,373円(前週比▲30円)であり、1月以降下落基調に転じています。
上記の価格はいずれも税込
販売動向
(1)令和7年産米の全国の集荷数量(令和8年5月末)は267.1万玄米トン(対前年同月差+25.4万玄米トン)、契約数量は247.4万玄米トン(同+7.6万玄米トン)、販売数量は132.2万玄米トン(同▲27.2万玄米トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和8年5月)の対前年同月比は88%、うち小売事業者向けが85%、中食・外食事業者等向けが92%です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが101.0%、中食・外食事業者等向けが119.6%です。
民間在庫
令和8年5月末の民間在庫は出荷及び販売段階の計で、対前年同月差+74万玄米トンの223万玄米トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+57万玄米トンの165万玄米トン、販売段階で+18万玄米トンの57万玄米トンとなっています。
詳細については、米に関するマンスリーレポート令和8年7月号から御確認ください。
米に関するマンスリーレポート
農林水産省HPでも情報を発信しています
農林水産省のHPでは、「米(稲)」のページとして米に関する情報をまとめています。
注目情報・新着情報をまとめているほか、目的別に情報を探すことができるページ(生産、流通、価格等)もございますので、ぜひご活用ください。
米(稲)ページリンク
(3) 米政策等に関する情報
GAP(農業生産工程管理)の優れた取組を募集しています!
農林水産省では、「令和8年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール(GAP部門)」の表彰候補者を募集しています。
前回のコンクールでは、長野八ヶ岳農業協同組合様の
(1)営農記録をデジタル化し、事務負担を軽減
(2)生産者とJAの信頼関係構築により、産地における取引量・評価が向上
等のGAPの取組が評価され、農林水産大臣賞を受賞しました。
普段からGAPに取り組まれており、ご自身の農業経営の改善や地域におけるGAPの普及の推進等に取り組まれている方の優れた取組を募集しておりますので、ご興味がおありの方は、以下の応募書類やパンフレット等をご確認ください。
なお、ご不明点等ございましたら、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
応募期間
令和8年6月16日(火曜日)から9月11日(金曜日)
※農業環境対策課に直接提出の場合は9月28日(月曜日)まで
お問い合わせ先
農林水産省農産局農業環境対策課(担当:GAP推進グループ)
TEL:03-6744-7188(直通)
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/260616.html
ひとりにしない!夏の農作業における熱中症対策
気象庁の3か月予報では、7月~9月の気温は東・西日本と沖縄・奄美は高く、北日本は平年並みか高い見込みです。
平成27年~令和6年における熱中症の累計月別死亡事故件数は、7月と8月で約85%を占め、非常に熱中症リスクが高い時期です。[誠佐1.1]そのため、今一度熱中症対策を見直し、夏本番を迎えましょう。
農林水産省では、7月~9月に熱中症等対策声かけ期間を実施します。「いのちをうばう、夏のひとり作業」をキャッチフレーズに、家族や地域で声をかけあいましょう。また、熱中症等対策声かけ隊を募集中です。農作業現場での見守りや声かけをはじめ、様々な形での活動が対象です。下記URLよりぜひご応募ください。
米農家の皆様におかれましても、熱中症等対策声かけ期間及び熱中症等対策声かけ隊へ積極的にご参加いただき、農作業中の声かけ強化をお願いいたします。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/koekake.html
斑点米カメムシ類の発生が、東北、北関東、北陸、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想されています
多くの種が水田周辺の雑草に生息し、出穂期になると水田に侵入し穂を加害します。被害の程度は、カメムシの発生種、水田への侵入のタイミング(水稲の生育ステージ)と侵入量等によって異なるので、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、適期に防除を実施してください。
多くの地域では防除適期(出穂期~登熟期)に2回の薬剤散布が推奨されていることから、適期を逃さず確実な防除を徹底し、さらに発生が多い場合には追加の薬剤散布を実施してください。
また、イネカメムシは、斑点米だけでなく、不稔被害も引き起こす斑点米カメムシ類の一種であり、本虫による不稔を防止するためには、他の主要な斑点米カメムシ類と異なり、出穂期に防除することが重要です。
周囲より出穂が早い品種の水田や、防除が行われていない水田(飼料用米等)は、集中的に加害を受ける場合があるので、これらの水田は特に発生に注意してください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html
(4) 米の消費に関する情報
膨らむ米粉の世界(「洋菓子×米粉カンファレンス2026特別編」開催レポート)
我が国の食料を取り巻く環境が大きく変化する中、輸入に依存しない国産米を原料とした米粉の需要拡大は、食料安全保障の確保に向けた重要な課題です。
農林水産省では、令和8年7月1日に「洋菓子×米粉カンファレンス2026特別編」を開催しました。本イベントでは、米粉を使用した洋菓子の美味しさや新たな可能性を発信することを目的に、出展事業者22社をはじめ、洋菓子店、米粉製粉関係者、生産者など約230名(WEB参加を含む)にご参加いただき、活発な交流が行われました。
大臣とシェフ等による対談では、「米粉を単に小麦粉の代替としてではなく、おいしさから選んでもらえるようにしていきたい」など、米粉の活用に向けた考えや今後の方向性について意見交換が行われました。また、試食タイムでは、そのおいしさを味わうだけでなく、米粉を使用することで生まれる食感や製造面での工夫、商品の特徴などについて、出展事業者から直接話を伺うことができました。
農林水産省では、今後も関係者の皆様と連携しながら米粉の魅力発信に取り組み、需要・消費拡大を推進してまいりますので、引続きご協力よろしくお願いいたします。
インバウンドのコメ消費量に関する調査結果を公表しました
今般の米の価格高騰の要因と対応の検証を踏まえ、農林水産省として、精米ベースの需要量や消費動向等の正確な把握を通じたより実態に近い需給見通しの作成を行うに当たり、今回需要実績と需要見通しが乖離した要素のひとつであった、インバウンドのコメ消費量についてより実態に即した国別も含めた推計方法の開発を行うことを目的とした調査の結果を公表しました。
(詳しくはこちら)
インバウンドのコメ消費量に関する調査結果(PDF : 2,582KB)
掲載先:https://www.maff.go.jp/j/nousan/kokumotu/kome_jyukyu.html
お問合せ先
農産局企画課
担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961




