学校、保育所等における食育の推進
地場産物を学校給食に活かそう!
- 学校給食は全小学校数99.1%、全中学校数の91.5%で実施されています。
(出典:文部科学省「学校給食実施状況調査」(2023年度)) - 栄養バランスのとれた食事を提供することにより、子供の健康の保持・増進を図ること等を目的に実施しています。

- また、食に関する指導を効果的に進めるための「生きた教材」としても大きな教育的意義を有しています。
- 特に、地場産物を学校給食に活用し、食に関する指導の教材として用いることは、子供がより身近に、実感を持って地域の食や食文化等について理解を深め、食料の生産、流通に関わる人々に対する感謝の気持ちを抱くことにつながります。

資料:文部科学省 「学校給食における地場産物・国産食材の使用状況調査」(金額ベース)(2024年度)
もっと詳しく知りたいときは:令和6年度「食育白書」P59

JAとの連携による学校給食での地場産物の活用促進について
埼玉県熊谷市
- 学校給食への地場産物活用を検討したところ、安定した地場産物の供給体制に課題がありました。地産地消コーディネーターが間に入り、これまで学校給食センターと接点のなかったJAが納入業者として参入することとなりました。
- JAと連携したことで、学校給食に地場産物を安定的に供給する体制を構築できたこと、また、給食費の改定や食材費高騰分を公費で補助することで適正な給食費を確保し地場産物を優先的に使用することができるようになったことにより、市内産野菜の使用率(金額ベース)も前年度の4.7%から8.4%(2024年11月時点)へ約1.8 倍に増加する等、学校給食での地場産物の活用促進につながる結果となりました。
JAと生産者の意見交換の様子
熊谷市産食材を使用した給食
もっと詳しく知りたいときは:令和6年度「食育白書」P62
大切にしたい幼児期の食習慣づくり
保育所、幼稚園、認定こども園では、「保育所保育指針」、「幼稚園教育要領」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に基づいて、教育や保育の活動の一環として、計画的に食育の取組が実施されています。

「おひさまの食育」
~食を中心とした豊かな暮らし~
~食を中心とした豊かな暮らし~
一般社団法人凌雲 「おひさまの森」(北海道)
- こどもたちの食べることに関する興味や関心を引き出すために、こどもたちの「作る」、「考える」、「工夫する」など活動のプロセスを大切にしながら、様々な食に関する取組を実施しています。
- 旬の食材を実際に見て、触れて、匂いを嗅ぎ、音を聞き、料理を味わうという様々な感覚を通した体験により、こどもたちは食材への関心を高め、生命をいただくことを感じながら、食べることへの理解を深めています。
そら豆の皮をむいてみよう
もっと詳しく知りたいときは:令和6年度「食育白書」P66

食べたことがないのに嫌い?!
~嫌いの本当の意味~
~嫌いの本当の意味~
富田林市立津々山台幼稚園(大阪府)
- 初めて食べる物への抵抗のあった幼児たちが、自ら育てたスナップエンドウを収穫・調理し、みんなで食べることを通して、食べることへのよいイメージをもち、食の大切さへの気付きにつながりました。
- 今後も、幼児一人一人の実態に応じて、食を楽しめるように、出会いのプロセスや調理方法、食するタイミングなどを工夫することで、食の楽しさ、食への意欲や自信を育んでいきたいです。
みんなで筋を取る様
もっと詳しく知りたいときは:令和6年度「食育白書」P67

「食」を通じてつながる輪
~地域の中ではぐくむ「生きるからだとこころ」~
~地域の中ではぐくむ「生きるからだとこころ」~
学校法人黒田学園日南幼稚園(宮崎県)
- 「食」は単発的な活動ではなく、園全体の活動と関わる「生きる力を養う」ことだと捉え、0歳児から5歳児までのこどもたちが年齢に応じて様々な食に関わる活動を実践しています。
- こどもたちの食への関心が高まるよう、口にする食材は可能な限り、食材そのものの形や色、感触を感じることを大切にしています。
- 保護者や地域の方々と連携した取組の一環として、地域の農業科の高校生との交流による農業体験等を実施しています。
すいかをたたいたり、転がしたりして
感触を確かめる子供たち<
もっと詳しく知りたいときは:令和6年度「食育白書」P67
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