農業経営改善計画の営農類型別等認定状況(令和6年3月末現在)
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農業経営改善計画の営農類型別等の認定状況(PDF : 1,028KB)
1.営農類型別の認定状況
(1)農業経営基盤強化促進法に基づく農業経営改善計画の認定状況は、令和6年3月末現在、216,773経営体(特定農業法人で認定農業者とみなされている法人の数11経営体を除く。)であり、これを営農類型別にみると、単一経営が全体の59.4%、複合経営が40.6%となっている。(2)法人については、単一経営が63.7%、複合経営が36.3%となっている。全体と比較すると、単一経営の稲作の割合が高い。


2.ブロック別の営農類型別認定状況
ブロック別の特徴的な営農類型は、次のとおりである。国(本省)・・・肉用牛・養豚・養鶏等単一経営(35.4%うち肉用牛単一経営:13.2%)、複合経営(20.8%)
北海道・・・複合経営(55.8%)、酪農単一経営(17.0%)
東北・・・複合経営(48.0%)、稲作単一経営(28.2%)
関東・・・複合経営(38.9%)、露地野菜単一経営(15.1%)
北陸・・・稲作単一経営(65.5%)、複合経営(25.3%)
東海・・・施設野菜単一経営(21.3%)、複合経営(20.3%)
近畿・・・複合経営(41.4%)、果樹類単一経営(16.7%)
中国四国・・・複合経営(35.6%)、果樹類単一経営(18.5%)
九州・・・複合経営(37.8%)、施設野菜単一経営(18.3%)
沖縄・・・肉用牛・養豚・養鶏等単一経営(34.3%うち肉用牛単一経営:30.8%)、複合経営(20.9%)


3.認定農業者の年齢階層別認定状況
認定農業者(法人、共同申請を除く)の営農類型を年齢別にみると、年齢階層が低い層では、露地野菜単一経営や施設野菜単一経営、果樹類単一経営、肉用牛・養豚・養鶏等単一経営の割合が高くなる傾向にあり、単一経営全体の割合も高くなっている。

4.認定農業者の年齢構成
(1)認定農業者(法人、共同申請を除く)の年齢構成は、29歳以下が0.6%、30歳代が5.9%、40歳代が15.9%、50歳代が20.9%、60~64歳が14.2%、65歳以上が42.5%となっており、60歳以上が56.7%を占めている。ブロック別の年齢構成をみると、全国の年齢構成割合に比べ、国(本省)、北海道、沖縄では49歳以下の割合が高く、北陸では65歳以上が過半を占めている。


(2)この10年間の推移を見ると、49歳以下の認定農業者が年々減少する一方、65歳以上の認定農業者は増加傾向で推移している。その結果、R6.3においては、65歳以上の割合が42.5%となっている。

5.法人形態別の農業経営改善計画認定状況
法人形態別にみると、株式会社が47.5%、特例有限会社が24.1%、農事組合法人が22.9%となっており、これらで全体の約95%を占める。また、この10年間における推移をみると、株式会社形態の割合が大きく増加している。


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