メルヘンの丘 めまんべつ(網走郡大空町)

地域の概要

北海道東部のオホーツク海側に広がる丘陵地帯は広大な畑地と風雪から大地を守る防風林、その背後に広がる山並みや海とのバランスが美しく、7月～8月にはばれいしょの白や薄紫の花・麦類の黄色・てんさいの緑・オホーツク海や空の青とが一体となった景観、秋には花開く緑肥用ヒマワリと豊穣の大地が織りなす四季折々の農村景観を楽しむことが出来ます。

地域の保全のための取り組み

明治の開拓以来100年にわたって、丘陵地、夏期間でも涼しく雨の少ない気象、流亡しやすい土壌、氾濫を繰り返す川など厳しい条件下において畑作主体の農業を進めてきました。この地域の美しい景観は、農業農村整備事業による農業排水路や道路の整備、農地造成や傾斜改良等とともに、防風林の設置、ヒマワリ等の緑肥用作物栽培等など安全で美味しい農産物を全国に供給する努力をしている地域の人々の自然環境への配慮と前向きな営農から生まれたものです。

交通アクセス

(ア)女満別空港より東へ車で5km（約10分）

(イ)網走駅より南へ車で約20km（約30分）