鈴木農林水産大臣記者会見概要
| 日時 | 令和8年6月5日(金曜日)8時39分~8時44分 於:参議院議員食堂 |
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| 主な質疑事項 |
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冒頭発言
大臣
本日、私から3点、御報告がございます。
1点目は、水産白書についてです。本日の閣議において、「令和7年度水産白書」が閣議決定をされました。
今回の白書では、特集として、養殖業の成長産業化に向けた対応を取り上げています。気候変動等による安定供給リスクが増大する中、水産業の強靱化に向けて、各地で取り組まれている養殖業の現状や、様々な事業者の参入や最先端技術の導入など新たな展開を見せる陸上養殖、また、ウナギの完全養殖の進展やワシントン条約への対応などの状況を重点的に取り上げています。また、トピックスでは、近年の海洋環境の変化を踏まえた、令和7年の漁業災害補償法の一部改正、昭和100年を振り返り、高度経済成長期を支えた近代捕鯨などを取り上げています。
この白書が一人でも多くの国民の皆様に読まれ、我が国の漁業・水産業への関心と理解を深めていただけることを期待をしております。詳細は、この後、プレスリリースいたします。
2点目は、本日の閣議におきまして、「新たな森林・林業基本計画」、「全国森林計画の一部変更」が閣議決定されました。
新たな基本計画では、国産材利用による環境貢献の見える化などにより、国産材の需要を創出しつつ、森林資源の循環利用と多様で健全な森林(もり)づくりを着実に進めることにより、森林・林業・木材産業の好循環を生み出し、百年つづく「森の国・木の街」の実現を目指していく考えです。併せて、森林法に基づく全国森林計画の変更を行いました。
今後、これらの計画の下で施策を総動員し、森林・林業・木材産業政策を着実に実施してまいります。
3点目です。来週6月8日月曜日、オンラインで開催をされます、G7の臨時農業大臣会合に出席をさせていただきます。
今回の会合は、中東情勢による、肥料供給への影響を議論するため、G7議長国であるフランスの提案により開催されるものです。危機的状況下において、世界のマーケットメカニズムが円滑に機能し、食料安全保障の向上に資するため、G7農業大臣として、強力なメッセージが発出できるよう、議論に貢献していきたいと考えております。本日、私からは以上です。
質疑応答
記者
台風6号で大雨・暴風等ありましたが、農林水産業への被害状況を教えてください。
大臣
まず今回の台風6号で、被害に遭われた全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。
台風6号による農林水産関係の被害ですけれども、本日6時時点で、四国・九州地方を中心に、農業用のハウス100棟、農地・農業用施設69か所、また、林地12か所の損壊に加えて、12の漁港で流木の流れ込みなどの被害が報告をされております。引き続き、現地との連携を密にして、被害状況を迅速に把握するとともに、必要な対応を進めさせていただきます。
記者
中東情勢の関係で1点お伺いします。鹿児島県漁連などが、養殖カンパチのエサ代高騰に対応するための要望書を水産庁長官にお渡ししています。漁船やボイラーに使う燃料の価格高騰や不足への対応などについて、改めて農水省の対応方針を教えてください。
大臣
1日月曜日に、鹿児島県の養殖業者の皆様から水産庁長官に対して、生餌の安定確保と、中東情勢に伴う価格高騰に対する支援要望があったというふうに伺っております。
農林水産省といたしましては、現在、太平洋側において、カンパチなど養殖魚の生餌の原料となるイワシやサバの不漁が続いていて、結果として、価格が大変高騰しているということを踏まえまして、従来、養殖業の生餌に利用できていない雑魚を利用するなど、安定供給に向けた取組を支援しているほか、鹿児島県と連携をして、地元の漁船漁業と協力をして、生餌用のイワシ・サバを確保するよう調整をしております。このほか、先進的な養殖業者や研究機関の知見を活用して、生餌から配合飼料への切り替えを進めることも行っております。
また、漁業用燃料の価格高騰につきましては、経営への影響を緩和するための補てん金を交付する制度を措置をしております。要請があったような、燃料不足に対する不安の声に対しては、関係団体等と連携をして実態把握を行うほか、具体的な目詰まり事案に接した際には、経済産業省と連携をとりながら、しっかりと供給がなされるように対応させていただきます。
ちなみに、燃油高騰の際の漁業者の皆さんへの補てん金ですけれども、希望者には、本来6月23日に交付されるものを、1か月前倒しをして、5月20日に交付を既に行っているところです。
報道官
よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。
以上




