簗農林水産大臣記者会見概要
| 日時 | 令和8年10月6日(火曜日)10時33分~11時12分 於:本省会見室 |
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| 主な質疑事項 |
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冒頭発言
大臣
本日、私から1点、御報告がございます。
クビアカツヤカミキリ対策に係る予備費の使用についてでございます。
クビアカツヤカミキリについては、うめ、もも等、バラ科の樹木を食害する害虫ですが、その発生範囲が拡大する中で、果樹産地における被害が深刻化をしている状況です。このような状況を踏まえ、9月11日の「第2回クビアカツヤカミキリ対策本部」において、「クビアカツヤカミキリ防除戦略」を決定し、関係者が一丸となって、クビアカツヤカミキリのまん延防止対策等に取り組むこととしたところです。
本日の閣議において、年度中に必要となる迅速な調査及び防除対策に係る経費として、予備費5億2,800万円を措置することが決定されました。農林水産省としては、この予備費も活用して、都道府県等が行う果樹園地における調査や、被害樹を確認した際の防除措置等の取組を支援してまいります。
引き続き、環境省や地方自治体等と連携し、地域一体となった防除対策を強力に推進してまいります。
本日、私からは以上です。
質疑応答
記者
熊本と能登に出張、行かれていましたけれども、その関係で、現地との対話を通じて、新たに判明した被災地の課題、あと今後の対応等あればお聞かせください。
大臣
先週3日に熊本県に出張し、令和8年熊本地震による被害状況を、また、4日には、石川県に出張し、令和6年能登半島地震・奥能登豪雨による被害からの復旧・復興状況を調査をいたしました。
両地域を訪問し、現場の最前線で、復旧・復興に向けて御尽力いただいている生産者や地方自治体等の皆様から、現場、現場に応じた生の声をお伺いすることができました。
まず、熊本県では、被災した選果場について、国の支援を活用した復旧方針を検討中であるけれども、並行して、本年12月から開始する出荷に対応できる選果体制の確保が課題であるというお話を伺いました。
また、八代平野の幹線水路では、今後、通水を確保しながら本格的な復旧工事を迅速に進めて欲しいとのお声もいただいたところでございます。
次に、石川県能登地域では、農業者や漁業者から、単に被災前の状態に戻すのではなく、創造的復興の観点から、農地の大区画化や水産業共同利用施設の整備について、御要望をいただきました。また、石川県さんの方からは、海女漁や海の生業再建の加速化に向け、山腹崩壊の生じた民有林からの土砂流出を防ぐため、国による直轄治山事業の追加要望もいただいたところでございます。
こうした現場の御意見を踏まえ、被災現場の実情を十分踏まえながら、支援制度を最大限活用いただけるよう、きめ細かく対応してまいりたいと思います。
また、農林水産業の早期復旧に向けて、関係省庁や県、市町村の皆さんと一体となって、支援を進めていきたいと思います。そして、ワンストップ窓口などを通じて、現場の課題一つ一つの解決に向けて、技術的支援・人的支援を、引き続き、講じてまいりたいと考えております。
農林水産省としましては、現場の実情や要望をしっかりと受け止めながら、被災された農林漁業者の皆様が、将来へ希望を持ってなりわいを再建できるよう、引き続き、全力で復旧・復興を後押ししてまいりたいと考えております。
記者
もう1点、大臣、昨日の会見の中で、衆院選で御自身を支持しなかった首長の自治体について、予算を自分でカットしたというような発言について撤回・謝罪はされていますけれども、御自身の支持者かどうか、自民党の支持者かどうかにかかわらず、今後、公平な農林水産予算の編成を約束できますか、お聞かせください。
大臣
昨日の会見で申しましたけれども、それぞれの現場の実情というものを、丁寧に把握をさせていただいて、各事業担当において、そうした事業要件に照らして適切に判断をして、様々な事業、こういったものを執行してまいりたいと考えております。
記者
支持者かどうかにかかわらずというあたりは御明言いただけないでしょうか。
大臣
これはもう行政として、当然の在り方でございまして、そうした選挙の結果云々ということではなくて、現場の実情に応じて、公平という言葉を使いますけれども、適切に、しっかり対応していくというところでございます。
記者
関連して、今朝の毎日新聞の報道で、栃木3区内で、首長が、大臣を支持されていた那須塩原市と那須町では、当該交付金が、今年度増額されていたということが報じられていますけれども、首長が不支持だった自治体で減額されていたことを踏まえると、大臣支持のいかんが影響したと見られても仕方ないと思うのですけれども、まず大臣の働きかけがあったかどうか、その辺りも含めて認識をお聞かせください。
大臣
これは、昨日、回答、お話し申し上げたとおり、私からの働きかけというものはございません。実際の予算のそうした状況については、国土交通省において、適切に判断されているというふうに認識をしてございますので、そこの部分については、私は、回答はできない立場にあります。
記者
働きかけは、まず、なかった。そして、支持、不支持の影響はあった、なかった。
大臣
それは、国土交通省において判断される事柄でありますので、私が回答できる事柄ではないと、国交省において適切に判断されているというふうに、行政としての判断がされていると認識をしています。
記者
米国産の生鮮用じゃがいもの関係で伺います。
一部報道で、今後の交渉が早まる可能性があるという報道が出ておりまして、1年程度で輸入解禁の是非を判断する可能性についても報道されているのですけれども、これについての大臣の認識を教えてください。
大臣
これまでの経過については、これまでもお話していますけれども、米国産の一般流通用の生鮮ばれいしょにつきましては、病害虫のリスク評価の結果を取りまとめをしまして、リスク管理措置が必要となる病害虫を特定し、9月18日に公表いたしました。
現在は、病害虫に対するリスク管理措置の検討の段階に移行したところでございます。今後、病害虫ごとの具体的なリスク管理措置の在り方について、米国との間で議論を詰めていく必要がありまして、相応の時間を要することが見込まれております。
検疫協議は、科学的根拠に基づいて相手国と議論を尽くして進めていくべきものでありまして、その期限を事前に予断できるものでは一切ございません。
このため、農林水産省としては、解禁等の具体的な時期を示したという事実も一切ございません。
いずれにしましても、農林水産省としては、我が国の農業に悪影響を与えるおそれがある病害虫が侵入しないよう、毅然とした姿勢で、慎重に協議に対応してまいりたいというふうに思っております。
記者
もう1つ伺います。
Jミルクが先週末に、脱脂粉乳とバターの本年度末の在庫量の見通しを発表しました。
バターについては過去最大、脱脂粉乳については在庫削減対策をしてもなお、コロナ禍の同水準に当たるということで、当時、酪農家によっては、絞った生乳を廃棄したりですとか、経営にも大きく影響が出ておりました。現在の需給状況について、大臣の認識を教えてください。
大臣
Jミルクが10月2日に公表した、2026年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しによりますと、2026年度末の脱脂粉乳在庫は約9.8万トンで、バター在庫は約4.4万トンとなると承知をしております。
これは、今年の夏、生産面では、東日本を中心に、例年より暑熱の影響が少なく、生乳生産量の減少が抑制をされた一方、需要面では、平年より気温が低く推移した影響により、飲用牛乳の消費量が下振れしたこと等によるものと受け止めております。
牛乳・乳製品の需給改善に向けては、官民の業界を超えた幅広いメンバーが参加する「牛乳でスマイルプロジェクト」による消費拡大キャンペーンを実施しているほか、国産脱脂粉乳を活用した新商品の開発や、学校給食における牛乳提供の推進などを、引き続き、着実に支援をしてまいりたいと思っております。
今後とも、生産者の皆さんが安心して絞れるように、酪農・乳業団体等と情報交換を密にして、需給状況や酪農家の経営状況を注視してまいりたいというふうに思っております。
記者
箇所付けの予算、御自身に票を投じなかったところが、たまたま削減され、票を投じたところの首長以下のところは、たまたま予算が増えた、余りにもでき過ぎた話ですよね。これに関しては、国交省に聞いてくれと、国交省に罪がなすりつけられているかのようにも聞こえます。
森友問題、簗さん自身も覚えていると思いますが、安倍総理が、当時、言ったセリフによって、まさに文書を改ざんしなければいけないところまで官僚たちが追い込まれました。これ簗さんが、やはり何かしらの圧力をかけたからこそ、自分に票を投じなかったところが見事に削減され、投じたところには予算が付いたということなのではないのですか。
これは自分の責任ではない、たまたま国交省が全てやって、たまたま予算が増えたり減ったりというのが、自分の票を入れたところと入れていないところに合致したのだと、そういうことなのでしょうか。
大臣
先ほど申したように、私から国土交通省に、そういった働きかけをしたという事実はございません。
予算の額等については、これは国土交通省において判断されているというものでございますから、それについて、私がお答えをするものではないというふうに考えております。
記者
この間も、私、会見で聞きましたけれども、御自身はその話を確認した上で、あたかも自分がやったかのように、俺は党副幹事長なのだと、投票しないとこういう目に遭うのだぞということを、幹事会及び、ここで言っている話では、他の建設業界の場でも言ったと、そういうことなのですね。ほらを吹いたということでよろしいですか。
大臣
昨日の会見、ぶら下がりでも申し上げましたけれども、私の不徳によりまして、自民党党内の支持者、党員の方々、こういった党としての話の中で、このような話をしてしまったということで、これについては、この発言を撤回をして、そして皆様にお詫びを申し上げているという次第でございます。
記者
一般の方の前では言えない、党の幹部の前では言った、そこでは、他にも党員・市議会議員と、それから建設業協会のメンバー、また別の場所でも話をしたと言っていますよね、御自身が撤回した発言について。私に頼らない、私がいらないということで、無所属の議員を応援するのなら、私がとってきた予算を何で受注するのかと。これ改めて、今、御自身、撤回はしましたけれども、どういう心情でこんなこと言ってしまったのか、とんでもない発言ですよね。
また、私は改めますと、今、言っていますけれども、これだけのことを、様々な場で、また街宣の場でも一部言っているような、ピックアップされているXありますけれども、動画、本当に、皆さんが、やっぱり大臣として適しているかと、とても思えない、思えないからこそ、これだけの記者がいますし、同時に、総理が頑張れと、簗ちゃんもっと頑張れと背中押しているということも、私は、大変、信じられません。これは高市総理の任命責任のことですけれども、どういう気持ちでここまで言ったのか、まさに御自身の心情が吐露された部分ですよね、ここ。改めて、ここについての深い反省という言葉も聞きたい、昨日、ひたすら紙を読み上げていますよね、紙を読み上げるようなところではないですよ、この発言自身は。紙を読まずに、自分のきちんとした思いで言っていただけますか。
大臣
自民党の党員の関係者の集まりの場であったということで、そうした党員の方々に、支援に感謝をするといった思いもあって、お話をしたということでございます。
先ほど、建設業というお話ありましたけれども、その話は、それも自民党の党員の集まりの場でございます。なので、一貫して、党員の場ということは、これは変わりません。
ただ、昨日来、申し上げておりますように、これは私の不徳によりまして、広く皆様に、様々な思いをさせてしまったということで、深く反省をしておりますので、この発言については、撤回をいたしまして、こうしたことがないよう、深く反省をして、農林水産行政の推進に、全力で取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。
記者
無所属の渡辺さんですか、結果的に選挙では競り勝って、そこでもうかなり焦りを、簗さん自体が感じていたのだろうなと思います。
とはいえ、当選前も当選後も、これだけ自分の権限を振りかざしたような発言を堂々と繰り返してきた他の場面でも言っているのではないかなという、やっぱり疑念がぬぐえません。そして、大臣になってしばらくメディアが静かになれば、国会の追及が止めば、また似たようなことをやるのではないかと。
なかなか、こんな生々しい発言は聞くことができないので、他党の批判もそうですけれども、何故、こういう発言を、自身の心情、追い込まれていたとはいえ、言ってしまっていたのか、過去にもいっぱいこういうことがあったのではないですか。
大臣
このお話については、党の支部の会議、この中で、お話をしたということが事実であります。
これについては、先ほど申したように、やはり党の、これからの党の在り方ですとか、それから党則というものもあって、私、昨日、申し上げましたけれども、例えば、党員でありながら、自民党の公認候補ではない候補者を応援するような、そういった行為については、これは党紀として、こういうことがあってはならないという、これは党の中のお話でありますので、この大臣会見の場で、本来的に、お話しすることではないのですけれども、そういった事情もございまして、その中で、そういった話をしたということでございまして、これは広く、国民の皆様にこういった発言が、知れ渡ってしまったことについて、私は、これは大変に不徳であったと、そのように考えておりまして、たとえ、そうした場であったとしても、こういったことを発言することは、先ほど申しましたように、不適切であるということは深く自覚をいたしましたので、以後、こういうことがないように、全ての発言等について慎重に対応してまいりたいというふうに考えております。
記者
国交省に働きかけをしていないということなのですが、副幹事長として、国交官僚と接触は常にやっていると思うのですが、そういう中で、予算を削減するべき、或いは支持したところを増やすべきだという趣旨の発言をして、それの意を受けて国交官僚が今回の措置をしたと、こういう可能性はないのでしょうか。それを誘導するような、そういう発言はしていないのでしょうか。
大臣
私は、会見で申してきておりますけれども、あくまでも、その予算の箇所付けの状況を確認したということでございまして、そういった働きかけというものは、一切してございません。
記者
その前にも、いろいろ接触して、自民党に入れない地域は予算を減らして当然だとか、そういう趣旨の発言、なさっていたのではないですか。
大臣
いや、そういう発言はしてございません。
記者
高市政権全体として、同じようなことやっているのではないかと。
沖縄でも、非自民の玉城デニー知事の時代は予算を削減して、自民系の古謝知事になった途端に、予算上乗せ検討を政府が始めると、これ高市政権全体として、似たようなことをやっているということではないのですか。
大臣
いや、そのようなことはないというふうに、私、考えておりますし、私の今回の件以外のことについて、コメントすることは直接的に控えますけれども、私について言えば、先ほど申したように、そういった働きかけはしたことはございません。
記者
自民党全体、高市政権として、同じようなことを他の地域でもやっているのではないかと。もう、それが当たり前になっていたと、自民党内、歴代自民党の不文律、暗黙の了解だったのではないかというふうに見られてもしょうがないと思うのですけれども、そういう高市さんもやって、同じ穴のむじなではないけれども、そういう思いはないのでしょうか。なんで俺だけ責められるのかと。
大臣
私、これ、まず、大臣会見としてお話しさせていただいていて、その中で、皆様の関心事ということなので、一議員としての活動についてもお話をしています。
ですから、今、おっしゃられたようなことについて、私が直接発言する場ではないということは御理解をいただきたいですが、一般論として、そういうことはないということは、一議員の立場としても申し上げたいと思います。
記者
有名大物議員の地元には立派な道路ができるというのはよく言われているので、もう歴代自民党がずっと簗さんと同じことをやり続けてきたというふうに見えるのですけれども、違いますか。
大臣
そうした思いは、今、おっしゃられたことは、お言葉としてはあるでしょうけれども、私としては、そういうことはないということで、ここでは回答いたします。
記者
先ほども質問にあったのですけれども、建設業協会のメンバーに対して、何で受注するのかというような発言があったということですけれども、自分の取ってきた予算を何故受注するのか、自分が取ってきた予算というのは何を指すのでしょうか。
大臣
それは自分で取ってきたということではなくて、要は、なかなかこう表現が難しいですけれども、かなりこう自分の中で思い返すと、自民党員の中ということもありまして、少し行き過ぎたような表現もあったのかなというふうに考えておりまして、不徳の致すところであったというふうに思っております。
記者
では、少し気持ちが大きくなってしまって言ってしまった発言ということでしょうか。
大臣
はい。
記者
もう1つ、国交省に、先日、簗大臣の発言で、国交省に対して結果について問い合わせたというふうにお話ありましたけれども、これは内示が出る前、4月7日の前のことなのか、後のことなのか、時期について教えてください。
大臣
これは、私も、日々、いろいろな形で、それぞれの役所と、やり取りをしているものですから、明確にどういった状況だったかというのは、私も正直、記憶を持ち合わせておりません。
前の会見の時に申し上げたのは、自民党の支部の集まりの、前の時に、そういった確認をしたということだというふうに、事実関係としては、そこからその話を報告したということになりますので、そのように私の中では理解をしております。
記者
時期によっては、かなり意味合いが変わってくると思うのですけれども、それについても記憶にはないということでしょうか。
大臣
そうですね、私の方で、日々やり取りをしていますので、そういった具体的な部分については、記録を持ち合わせていませんので、ちょっと正確性を期すために、この場では、ちょっとお話はできないというふうに思っております。
記者
先ほどの質問と少し重複してしまうかもしれないのですけれども、概算要望から4月7日、内示が出るまでの間に、結果について以外のことで問い合わせた内容はありますでしょうか。
大臣
それもちょっとこの場では、そういったものを日々やり取りしているものですから、何ともお答えしようがないですけれども、いろいろな政策を推進する上で、各役所といろいろなやり取りはしているという状況は、議員一般論として、常にありますので。
記者
問題となった発言に関しては、5月の懇親会で出たと、党員向けということで、先ほどの説明では、党紀、相手候補を支援するということは、自民党の党則、党員にとっては許されないという、その趣旨の発言でも、今回の問題視されるような発言だったということなのですけれども、何故その場で、ちょっと自分を大きく見せるような発言をしてしまったのかというところは、ちょっとよく分かりかねるのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。
大臣
党としての活動の話になるので、少しこの場でお話することは、ちょっとはばかられる部分がありますけれども、通常、党の活動として、例えば、後任の候補者を決定した時は、それを支持するということは、これ党紀上、どの段階のレベルでも、これは定められております。
そうした中で、そうした事が徹底できていなかったという事態がありますので、それについて、自分の中で不満のようなものがあって、そうした発言に至ってしまったのではないかと、そのように思い返しております。
記者
不徳という言葉を、先ほど、言及されていますけれども、不徳が指すところは、知れ渡ってしまったことが不徳なのか、どうなのか。
個人的には、こういう住民の命を預かる道路というようなインフラについて、政治的な支持の有無で予算の配分を、冗談であっても言及するようなことは、政治家として、どうなのかと思うのですけれども、その発言したこと、冗談であったとしても、例えば、自分を大きく見せようと思って発言したことであっても、そういったことを発言したこと自体が不徳なのではないですか。
不徳というのは、改めて、何を指しているのか、伺いたいなと思います。
大臣
今まで申し上げたように、そうした自民党の党員の集まりという中で、ある種、自分の中でも高揚感みたいなものがあって、その中で、少し誇張したような表現をしてしまったということ、これが私の中で、発言にはより一層、慎重を期していかなければいけないと、そういう反省を込めて、当時、不徳であったというふうにお答えをした趣旨でございます。
記者
改めて、先生、命にかかわらない部分というふうに会合の中では発言したというふうにされていますけれども、道路、命にかかわる、かかわらない、関係ないと思うのですよね、やっぱり道路のインフラというところを、自分を支援してくれたか、支援してくれていないかとか、あとは、その地域の方、党員が、その地域の有権者が自分に支援したか、支援していないかというような判断基準で、予算を減らしたというような趣旨の発言、これ改めて、釈明の言葉は欲しいなと思うのですけれども、いかがですか。
大臣
実際に、そうした、今、名前の出ている自治体においても、いろんな要望をいただく折には、しっかり対応をしてやっておりますし、決して、ですから発言にあったような、そうした地域は予算を減らすとか、そんなことをしたことはないのです。
ただ発言として、そういうことを誇張して言ってしまったということは、私にとって不徳でありましたので、これについては、改めなければいけないというふうに思っております。
ですから、今、申し上げたように、一切そういった支持、不支持等にかかわらず、市民、町民のために全力で仕事をしていくと、このことには一貫して変わりはありません。
記者
不徳すぎるなと、正直、思います。
過去、こういった政治的な報復発言であったりとか、恫喝発言というようなことを、過去は、先生されたのでしょうか、ないというふうに明言できますか。
多分、いろいろと報道も出かねない可能性もあると思うのですけれども、ないというふうに明言できますか。
大臣
そういう、このことに関する発言については、自民党の会合、この集まりのみです。
自民党の会合というのは、実は前の段階で、大田原の会合のところに、発言の中で触れている話で、那須町の会合というのもあるのですが、その両者でやっておりますけれども、それはあくまでも自民党の会合ということであります。
記者
この件、かなりいろいろと多方面から問題視されているかなと思います。高市内閣としても、ある種、国民に挑戦を促すような姿勢で臨んでいるかなと思うのですけれども、その政策遂行力が、簗さんの発言、今回の問題視された発言で大きく阻害されかねないというような状況かと思いますけれども、その辺りの認識と、自分が続投することによって、高市内閣に迷惑をかけるのではないかというような認識がないのか。
大臣
こうした形で、皆様に、様々なこうした事態を及ぼしてしまっていることは、深くお詫びを申し上げたいというふうに思います。
その上で、総理からも、しっかりと職責を全うせよということで御指示をいただきましたので、私は、この任をしっかり全うしていくと、その思いでございます。
記者
いくつか確認させてください。
まず、国交省への箇所付けの結果の確認の時期を、御自身で何か確認される、調べられる意向というのはありますか。
大臣
私自身で、いろんな役所とやり取りしている状況がありますので、把握しきれないという状況でありますので、何とも申し上げられないということです。
記者
後でやり取りをした担当者に聞くだとか、何かやり方はいろいろあるように思うのですけれども、そうしたこともされない理由はどのように。
大臣
それについては、この場で、不正確でお話をすることはちょっと控えたいと思いますので、それについても含めて、少し自分の中で検討させていただきたいと思いますが、この段階で、正確性を期して、発言は控えたいと思います。
記者
音声が出回った、いわゆる予算カットの発言について、先週金曜の会見の時点では、誤解を招く表現だったという御説明でした。
先ほどのやり取りの中でも誇張した表現だったというようなお話でしたけれども、これは、結局、事実と異なる虚偽の説明をしていたということをお認めになった上で発言を撤回して謝罪されたと、そういうことでよろしいのでしょうか。
大臣
予算をカットするよう働きかけたという点については、これは事実ではございませんので、これは不適切であるという認識から撤回をして、そして、お詫びを申し上げているという次第でございます。
記者
そうすると、事実と異なる説明をされるということは、これ、大臣としての資質も問われるかと思うのですけれども、その辺りの大臣のお考えをお聞かせください。
大臣
先ほど申したように、党の会議ということもあって、非常に高揚感的なものもある中で、そういった発言に繋がったということでございまして、これについては、自分の中で、深く反省をして、こういうことが二度とないように、徹底してまいりたいというふうに思っております。
記者
御自身を支持しない自治体の予算のカットは当然だという御発言は撤回をされたということで、これまでの政治の向き合い方としては、そのような考えで政治に向き合ってきたのでしょうか。
大臣
大臣としての立場は、先ほど申したように、これは公平であると、これはもう当然のことでございます。
自身のことということでありますけれども、その党の会合での発言については、先ほど申したように、党紀とか党則とか、そういった意味の観点から少し誇張的な表現をしてしまったという部分でありまして、市民、住民の皆さんに対して、必要な様々な課題、こういったものに対しては、しっかりと向き合って、これまで対応してきたということは、これは一切変わりません。これ、あの胸を張って言えることでもあります。
ですから、このことについては、一貫して、私の政治家としての事実としては、市民、住民の生活ニーズに応じて、それに対して、選挙等の結果にかかわらず、しっかり対応してきたと、これはもう胸を張っていえることであります。実際に、事実上そうでございます。
記者
そうすると、支持をしない自治体の予算カットをするのは当然だという考えは、御自身の政治信条としては、一切持たれていなかったと、そういうことでよろしいですか。
大臣
はい。そういうことは思っておりませんし、そういう働きかけもしておりません。
記者
冒頭ありましたクビアカツヤカミキリについてだったのですが、今回、予備費が必要と判断された理由やねらいについてお伺いをしたいのと、また、防除戦略では、2030年までに被害地域の縮小に転じさせるとの目標を掲げられましたが、特に財政面では、これの実現に向けて、どういった支援に取り組まれていかれたいか、お願いします。
大臣
予備費については、環境省の方で、主導をされて、予備費、要求を出しているという経緯が、党の環境部会の方で議論がまとまって、その提言というものもあったというふうに承知をしてございます。
環境省と連携した対応になりますので、農林水産省の部分について申し上げれば、先ほどの冒頭に申し上げたように、都道府県等が行う果樹園地における調査ですとか、それから被害樹を確認した際の防除措置、こういった取組を支援をしていくと、こういったことを、予算を講じてやってまいりたいと思っております。
記者
もう1点、水田政策についてだったのですが、今後、水田政策の詳細の具体化が近く本格化するかと思いますが、今後、検討される単価や要件などについて、大臣としては、どういった点を重視されて見直しに臨んでいかれたいか、お願いします。
大臣
これについては、現場の皆様から、意欲を持って営農継続したいと思える単価等の水準を確保して欲しいという、そういった切実なお声をいただいておりますので、これから与党においても、議論が再開されるというふうに承知をしておりますけれども、現場の皆様が、生産性の向上に向けて、収量を上げようと思えるような制度、こういったことにしていくことが重要だと思っておりますので、現行水準以上の単価等の確保に向けて取り組んでまいりたいと、そういうふうに考えております。
記者
本日の会見で、今回の自治体の道路予算カットしたとの発言内容について、先週の閣議後会見とは対応が異なりまして、一定程度、御回答されています。
前回、大臣の所管外としてコメントを控えるとしていましたけれども、前回から方針変更された理由、改めて教えてください。
大臣
今、農林水産行政を進めるにあたって、皆様からこういうことを明確に説明をしてほしいということでいただいておりますので、その関連性のあるということで、今、そのような回答をしているというところでございます。
記者
それは御自身の判断でしょうか、もしくは誰かから指摘があったのでしょうか。
大臣
いえ、これは私自身の判断であります。
記者
では前回の閣議後会見の判断というのは間違っていたという理解でよろしいでしょうか。
大臣
基本的には、農林水産行政に対する御質問をいただく場であるという認識から、そのような対応いたしましたけれども、これが農林水産行政の推進に、関係してくるというような、そういった認識も私はありますので、今、この場で、そういったことも、この場を使わせていただいて、お答えをしたという次第でございます。
記者
簗大臣の地元の衆院栃木3区における、国の道路の交付金で、2月の衆院選で簗大臣、応援した首長の自治体である那須塩原市と那須町の道路予算の増額になっていることが取材で分かりました。
国土交通省に働きかけはなかったとのことですが、5月24日の地元の自民党員との懇親会の前に、国土交通省に箇所付けの確認についてされたとのことなのですけれども、この那須塩原市、那須町の箇所付けについても確認はされましたでしょうか。
大臣
すいません。どういう形で私が確認をしたかというのは、ちょっと明確に覚えてございません。箇所付けということで聞いたと思っています。
記者
具体的に、この市町については聞いていないという理解でよろしいでしょうか。
大臣
いや、それも含めて、ちょっと私の中で、箇所付けということで確認をしたということであります。
自民党の、党の会議の中で、その二つの自治体の話をしたというのは、その二つの自治体について、非常に他地域においても関心が高いということがありましたので、その皆さんの声を受けて報告をしたという事情があります。
記者
総理に言われたから説明したということなのではないのですか。先ほど、毎日さんの質問ですけれども、総理に、官邸に何度か呼び出されて、言われたから、この間と方針を変えて、こうやって今日は、一個一個の記者の質問に答えていくと、そういうことだったのではないのですか。総理に怒られたと、怒られたという言い方だとあれですけれども。
大臣
これはあの、自身の判断として、一度会見を行って、その中で不十分であるというお話もいただいたので、改めて、しっかりと説明をさせていただいたという自身の判断でございます。
記者
箇所付けの日をいつ確認したか、大変、重要なところですよ。国交省にもう一度確認して、いつ、どういう形で確認したか、日付や時間ですね。そして、皆さんの関心が高いというのは、自分の関心が高いわけですよね、そこは改めて。票を取ったところがどうなったか、どこが票を入れて、どこが票を入れてなかったのかと。だからすごく重要なところだし、国交省に責任をなすりつけることがあってはならない事案だと思いますので、改めて、国交省と話して、日付ですね、箇所付け予算をいつ確認したのかなど、きっちり、この会見の場でも報告していただきたい、どうですか。
大臣
そこはちょっとどういう形でできるか、検討させていただきたいと思います。
記者
官僚の名前は覚えているのですよね、箇所付けで聞いた。官僚の名前は覚えていないのですか。忘れたのですか。電話すればいいのではないですか。
報道官
挙手、指名しないところで勝手に発言されるのは、皆さん一度、何問も質問していただいていますので、また会見の場ありますので、そこでよろしくお願い致します。
よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。
以上




