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農林水産省

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プレスリリース

令和7でん粉年度の「でん粉の需給見通し」について

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令和7年9月26日
農林水産省
~令和7でん粉年度におけるでん粉の需給見通しを公表~

  令和7でん粉年度のでん粉の需要を240万トンと見通す
 

農林水産省は、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、令和7でん粉年度におけるでん粉の需給見通しを作成しましたのでお知らせします。

1.趣旨

農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して、適切な価格調整を図るため、年2回でん粉の需給見通しを作成しています。
この需給見通しは、今後の需要量と供給量の見通しを示すことによって、関係者(生産者、製造事業者、実需者)等に役立ててもらうものです。

2.今後の需要量の見通し(令和7でん粉年度)のポイント

令和7でん粉年度の需要量の見通しは、近年の需要動向等を総合的に勘案し、2,404千トン(前年同)と見込んでいます。用途ごとの需要量の見込みは次のとおりです。

(1)糖化製品
糖化製品の需要量は、1,658千トン(対前年度比-0.2%、-4千トン)と見込んでいます。

(2)化工でん粉
化工でん粉の需要量は、243千トン(対前年度比+0.8%、+2千トン)と見込んでいます。

(3)その他(製紙用、ビール用、片栗粉用など)
その他の用途の需要量は、502千トン(対前年度比+0.2%、+1千トン)と見込んでいます。

3.需要量の見通し

  令和7年10月から
令和8年3月
令和8年4月から
令和8年9月
令和7でん粉年度計
(1)糖化製品 770千トン 888千トン 1,658千トン
(2)化工でん粉 119千トン 124千トン 243千トン
(3)その他 230千トン 272千トン 502千トン

4.供給量の見通し

  令和7年10月から
令和8年3月
令和8年4月から
令和8年9月
令和7でん粉年度計
(1)国内産いもでん粉 162千トン 162千トン
(2)コーンスターチ 960千トン 1,106千トン 2,066千トン
(3)輸入でん粉
(糖化製品、化工でん粉用)
70千トン 74千トン 144千トン
(4)輸入でん粉
(その他)
9千トン  9千トン  18千トン
(5)小麦でん粉 7千トン 7千トン 14千トン



〈用語、数字の解説〉
注1)でん粉年度とは、該当年の10月1日から翌年9月30日までの期間です。
注2)糖化製品とは、異性化糖、ぶどう糖、水あめなどです。
注3)化工でん粉とは、でん粉に物理的、酵素的又は化学的に化工を加えたでん粉です。
注4)ラウンドの関係で計と内訳が一致しない場合があります。

5.その他

(参考)
 でん粉の需給見通し
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/kansho/denpun.html

お問合せ先

農産局地域作物課

担当者:伊藤、鈴木
代表:03-3502-8111(内線4843)
ダイヤルイン:03-3502-5963