プレスリリース
ブラジルからの生きた家きん、家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入一時停止措置について
農林水産省は、令和7年12月24日(水曜日)、ブラジルのマット・グロッソ州からの生きた家きんの輸入一時停止措置及び同州からの家きん肉等の輸入保留措置を講じました。
1.経緯
ブラジルのマット・グロッソ州クイアバ市の家きん飼養施設において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認された旨、ブラジル家畜衛生当局から情報提供がありました。
2.対応
(1)ブラジルからの生きた家きんの輸入について
本病の我が国への侵入防止に万全を期すため、令和7年12月24日(水曜日)にマット・グロッソ州からの生きた家きんの輸入を一時停止(※1)しました。
(2)ブラジルからの家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入について
本病の我が国への侵入防止に万全を期すため、令和7年12月24日(水曜日)にマット・グロッソ州からの家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入を保留(※1、※2)しました。
※1:発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。
※2:ブラジルからの家きん肉等については、家畜衛生条件に基づき市町村単位で輸入停止を設定することが可能ですが、今回この措置が適用できるかどうかについて、現在ブラジル当局に発生状況の詳細を確認しています。今後の対応については、動物検疫所のウェブサイトで更新予定です。
(参考)ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 生きた家きんのひな(羽) | 11,157 | 12,971 | 30,896 |
| (日本の総輸入量) | (308,592) | (255,166) | (299,419) |
| 家きん肉(トン) | 426,034 | 405,199 | 451,712 |
| (日本の総輸入量) | (1,116,751) | (1,079,290) | (1,159,638) |
| 家きんの卵(トン) | 1,148 | 10,486 | 1,293 |
| (日本の総輸入量) | (26,925) | (40,510) | (24,983) |
出典:財務省「貿易統計」
令和7年11月14日付けプレスリリース「ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置の解除について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/251114.html
生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置の状況等については、次のページより確認いただけます。
動物検疫所:https://www.maff.go.jp/aqs/topix/im/hpai.html
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室
担当者:輸入検疫企画班
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295




