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農林水産省

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平成16年台風第18号による農林水産業被害と対応

平成21年2月27日
農林水産省

1 気象概況

  • 8月28日にマーシャル諸島近海で発生した台風第18号は、大型で強い勢力のまま9月5日20時頃に沖縄本島を通過し、7日9時半頃長崎県長崎市に上陸した。その後、福岡県を通過し、山陰・北陸地方の日本海を北東に進んで、8日の未明には東北地方・北海道に再接近した。北海道西岸を北上してから宗谷海峡で温帯低気圧になった。
  • この台風の影響により九州地方から北海道までの広い地域で大雨及び暴風となった。降り始めからの雨量は宮崎県の多い所で900mm、愛媛県、高知県の多い所で500mmを超えた。また、全国各地で記録的な暴風を記録した。

2 被害状況

農林水産関係(下表は県等からの報告を取りまとめたもの)

区分 主な被害 被害額(百万円) 主な被害地域
農作物 水稲、果樹(りんご、なし)、野菜等 91,224 北海道、青森県、福岡県、熊本県、大分県
営農施設 ビニールハウス、牛舎等の破損 28,906 北海道、福岡県
農地・農業用施設 農地の損壊 1,645箇所 2,125 山口県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
農業用施設等の損壊 1,661箇所 4,997
林野関係 林地荒廃等 532箇所 19,400 北海道、福岡県、熊本県、大分県、宮崎県
治山施設 39箇所 1,496
林道施設 2,535箇所 3,424
森林被害 30,176ha 19,731
林産物   408
水産関係 漁港施設等の損壊 341箇所 19,574 北海道、広島県、山口県、長崎県、鹿児島県
漁船 2,532隻 1,477
漁業用施設 2,419箇所 3,096
養殖施設 1,191箇所 1,497
水産物   5,472
卸売市場関係 卸売市場施設 7箇所 24  
合計     202,851  

<参考>人的被害(消防庁情報:平成16年9月15日10時00分)
死者:41人、行方不明者:4人、負傷者:1,301人

3 対応状況

  • 農林水産省内において「台風第18号関係局庁連絡会議」を開催(9月6日16時00分)。
  • 東北、近畿、中国四国、九州農政局において「台風被害に関する災害対策本部」を開催。
  • 農林漁業金融公庫において相談窓口を設置(9月8日)。
  • 平成16年の梅雨前線豪雨、度重なる台風等による農作物等の被害にかかる迅速かつ適切な損害評価の実施及び共済金の早期支払いについて関係団体等に指導通知を発出(9月3日)。
  • 木村農林水産大臣政務官が青森県下を現地視察(9月8日~9日)。
  • 生産局及び研究機関担当官を被害調査のため青森、宮崎、熊本、鹿児島、鳥取、山口、佐賀の各県下に派遣(9月9日、15日、16日)。
  • 被害農林漁業者等に対する経営資金等の融通及び既貸付資金の償還猶予等が図られるよう関係機関に依頼(9月10日)。
  • 金田農林水産副大臣が北海道の被害状況を視察(9月15日)。
  • 福本農林水産大臣政務官が広島県下を現地視察(9月17日)。
  • 農業関係施設復旧に要する農業用資材の円滑な供給について関係団体に協力依頼を通知(9月21日)。
  • 施設被害については、二次災害の防止などの応急復旧対策を必要に応じて実施。

お問合せ先

経営局総務課災害総合対策室

担当者:新本室長、石曽根課長補佐
代表:03-3502-8111(内線5117)
ダイヤルイン:03-3502-6442

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