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農林水産省

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水稲の作柄に関する委員会(平成30年度第2回)議事概要

1 開催日時

平成30年9月3日(月曜日) 17時00分~18時20分

2 開催場所

農林水産省 大臣官房統計部第1会議室

3 出席者

【委員】
雨宮宏司座長、荒井裕見子委員、黒田栄喜委員、平澤正委員、山岸順子委員、吉永悟志委員

【事務局】
大臣官房統計部長、生産流通消費統計課長 ほか

4 議事

平成30年産水稲の8月15日現在における作柄概況及び次回調査の実施に当たっての留意事項について

5 議事概要( :委員からの発言)

事務局から平成30年産水稲の8月15日現在における作柄概況調査の結果、本年の気象の推移等について説明後、各委員から意見・提言を受けた。

  • 気温・日照時間は、6月に平年を下回る期間があったものの、北海道を除き全般的に平年よりも高く推移している。そのため、早場地帯ではもみ数は一部を除き平年以上に確保されているとみられ、遅場地帯の生育もおおむね順調に推移している。
  • 7月中旬以降、記録的な高温で推移したことから、高温や水不足等によるもみ数、登熟、品質等への影響が懸念される。また、水管理、施肥管理等の栽培管理がもみ数、登熟、品質等へ及ぼす影響についても留意する必要がある。
  • 北海道においては、6月中旬から7月中旬にかけて低温・日照不足となったことからもみ数等への影響が懸念される。また、8月以降も、低温・日照不足傾向で推移していることから、登熟への影響についても留意する必要がある。
  • 7月の集中豪雨や台風等による冠水や倒伏発生に伴う品質低下、また、台風によるフェーンに伴う白穂の発生と粒厚、外観品質への影響について留意する必要がある。また、今後の台風や集中豪雨等による作柄への影響にも留意する必要がある。
  • 病虫害については、紋枯病、斑点米カメムシ類等の発生が多いと予想されている地域においては、その発生状況に留意する必要がある。
  • 本年の水稲の出穂状況は、一部で5日以上早まっているところもあるが、全般的に1~3日程度であることから、次回のもみ数確定期調査は、例年どおり9月15日現在とすることが適当である。

以上の意見を踏まえ、委員会としての意見をまとめ、その場で了承された。
https://www.maff.go.jp/j/study/suito_sakugara/h30_2/attach/opinion_h300903.pdf(外部PDF : 117KB)

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