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農林水産省

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消費者相談

無洗米はどのような米なのですか?精米した白米との違いや特徴について教えて下さい。また、無洗米を上手に炊く方法も教えて下さい。

回答

【無洗米の特徴】
    精米した白米の表面には、通常の精米装置では取り切れない肌ヌカ(精白米の表面に残っている粘着性の高いヌカ)が残っています。この肌ヌカを取り除くために、精米した白米を炊く前は研ぎ洗いが必要となります。
    「無洗米」は、今まで研ぎ洗いしていた肌ヌカをほぼ完全に除去したお米のことです。肌ヌカを除去する方法には、肌ヌカの粘着性を利用して除去する方法(ヌカ式)や肌ヌカと水が混じったとぎ汁をタピオカ澱粉で吸着させる方法(タピオカ式)、肌ヌカを水で洗い落として乾燥させる方法(水洗い式)などがあります。
    無洗米は炊く前に洗わずに済むため、
      1.調理時間が短縮できる
      2.水の使用量や排水を低減できる
      3.洗米による栄養価(水溶性ビタミンやミネラルなど)の流失が低減できる
    等のメリットがあります。
   
    【無洗米の上手な炊き方】
        無洗米を簡単に美味しく炊くコツは、水加減と吸水です。詳しくは下記の点に気をつけて炊いてみましょう。
1.水加減を多めにする
無洗米は肌ヌカを研ぎ洗いして流さない分、精白米より米の正味量は多くなるため、通常の炊飯器の目盛りよりも水を多く入れて炊きましょう。(目安:米1カップにつき、大さじ1から2杯分の水を増やす。米3カップだと約100ml)水が不足すると、特に冷えたときに固くなります。
なお、最近のIH炊飯器は「無洗米コース」の機能があるものが増えていますので、これを利用すると、簡単に水加減の調整ができます。
2.吸水はしっかり行う
時間があるときは、できるだけ吸水させて炊きましょう。(目安:冬場は約1時間、夏場は約30分)
   
    短時間で食事を作る必要があるときや、冬の寒い時期に、研ぎ洗いの不要な無洗米は心強い味方となりそうですね。特徴や炊き方のコツを理解した上で、活用してみてはいかがでしょうか。

参考資料

(「 Q&Aご飯とお米の全疑問~お米屋さんも知りたかったその正体~」(高橋素子著大坪研一監修講談社)、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構HP「お米Q&A」、特定非営利活動法人全国無洗米協会HP)

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