「農業集落排水施設におけるストックマネジメントの手引き(施設監視編)」について
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農業集落排水施設は、全国約5,000地区(平成28年度末)で供用されており、このうち設置後20年を超え改築更新などが必要とされる施設は平成32年度末には約3,300地区に及びます。
このような状況を踏まえ、農業集落排水施設におけるストックマネジメントの取組として、平成23年度に「農業集落排水施設におけるストックマネジメントの手引き(案)」(以下、「従来の手引き」という)を作成し、施設の劣化状況を調べる「機能診断調査」及びその結果に基づき施設機能を保全するために必要な対策方法等を定める「最適整備構想」の策定を推進しているところですが、その策定率は4割弱(平成28年度末)と高くない状況です。
これは、従来の手引きに基づき作成する最適整備構想にはライフサイクルコストの最小化や予算の平準化などのメリットがありますが、地方公共団体が有する施設数が少ない場合はそのメリットを十分に感じられないことなどが理由と考えられます。
このため、今般作成した手引きは、地方公共団体の実務者が最適整備構想をより「作りやすく」「使いやすく」「分かりやすい」ものとなることを目指し、最適整備構想の策定をより簡易に行える手引きとしてとりまとめました。
本手引きの活用により、農業集落排水施設におけるストックマネジメントの取組が促進されるとともに、施設監視計画に基づく適時適切な保全管理対策がなされ、施設の長寿命化が図られることを期待しております。
- 農業集落排水施設におけるストックマネジメントの手引き(施設監視編)(PDF : 1,829KB)
- 資料1_最適整備構想(施設監視5年計画)様式(EXCEL : 94KB)
- 資料2_最適整備構想(施設監視5年計画)作成要領(PDF : 761KB)
- 資料3_はじめての農業集落排水施設の施設監視ハンドブック<一括版>(PDF : 6,243KB)
- 資料3_はじめての農業集落排水施設の施設監視ハンドブック<分割版1/4>(PDF : 1,825KB)
- 資料3_はじめての農業集落排水施設の施設監視ハンドブック<分割版2/4>(PDF : 1,894KB)
- 資料3_はじめての農業集落排水施設の施設監視ハンドブック<分割版3/4>(PDF : 1,911KB)
- 資料3_はじめての農業集落排水施設の施設監視ハンドブック<分割版4/4>(PDF : 1,400KB)
お問合せ先
農村振興局整備部地域整備課
担当者:農村資源循環班
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ダイヤルイン:03-6744-2209