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農林水産省

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日本から輸出される車両・機械類に関する情報

2020年9月更新

ニュージーランド向けに日本から輸出される車両・機械類に関する検疫措置

 ニュージーランドは、果物・野菜等を加害するクサギカメムシが車両・機械類を経由して侵入することを警戒しています。
 こうした中、2018年9月1日から、日本から輸出される車両・機械類に対して新たに輸入検疫措置を導入しました。
 本措置では、
(1)日本から輸出される新品の車両・機械及び部品については、9月1日から4月30日までの期間、輸送経路等の事前申請又は輸出前処理(熱処理又はくん蒸)、
(2)日本から輸出される中古の車両・機械及び部品については、9月1日から4月30日までの期間、輸出前処理(熱処理又はくん蒸)
を求めています。

なお、製造後屋内で保管され、密閉コンテナーで輸送されるなど、一定の条件を満たす新品のオートバイ・小型車両・機械及び部品については、輸入時にManufacture's Declarationを提出することで検疫措置の対象外となります。

  詳しくは以下のニュージーランド第一次産業省のホームページ等を御参照ください。


輸入衛生基準等

オーストラリア向けに日本から出港する車両運搬船に関する検疫措置

 オーストラリアは、クサギカメムシが車両・機械類及び車両運搬船を経由して侵入することを警戒しており、北米及びヨーロッパ諸国から輸出される新品及び中古の車両・機械類に対して輸出前処理などの措置を求めています。
 日本に対する措置としては、9月1日から5月31日までの期間、日本から出港する車両運搬船に対して輸入時に義務的な季節性病害虫検査(mandatory seasonal pest inspection)が実施されます。ただし、オーストラリア政府が設定した条件(Vessel Seasonal Pest Scheme)に適合し、運航中にクサギカメムシが発見されなかった車両運搬船は、義務的な季節性病害虫検査の免除の対象となります。
詳しくは以下のオーストラリア農業省のホームページを御参照ください。

クサギカメムシの季節的措置等(オーストラリア農業省ホームページより)

参考情報

クサギカメムシについて

 クサギカメムシ(英名:Brown marmorated stink bug)は、果物・野菜等の害虫で、我が国を含む東アジアや米国、ヨーロッパ等に分布しており、冬眠の際に隙間に入り込む習性があります。ニュージーランドやオーストラリアはクサギカメムシの未発生国であるため、発生国からの侵入を警戒しています。

クサギカメムシとは(PDF : 437KB)

お問合せ先

消費・安全局植物防疫課国際室

担当者:国際班
代表:03-3502-8111(内線4561)
ダイヤルイン:03-3502-5978

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