食料・農業・農村政策審議会 果樹・有機部会(第5回果樹関係) 議事概要
1 開催日
令和2年3月31日(火曜日) 書面による開催(書面提出による審議)
2 委員
上岡部会長、磯崎委員、佐藤委員、堀切委員、柚木委員、麻生委員、石岡委員、稲住委員、岩下委員、甲斐委員、菊地委員、木元委員、鈴木委員、高梨委員、寺地委員、徳田委員、中村委員、西本委員、堀内委員、前山委員(20名)
3 審議事項
果樹農業の振興を図るための基本方針について
4 審議結果
上記審議事項に関し、基本方針(案)についての答申案への賛否及び意見を伺ったところ、20名の委員全員から了承する旨の回答があり、諮問事項に対して適当であるとの答申がなされた。
なお、委員からの意見については、別紙「意見の概要」のとおり。
別紙「意見の概要」
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- 新たな基本方針が現場で実施され、目標達成されるためには、定期的な状況確認を行う必要。
- 輸出拡大のためには、生産基盤の強化のほか、市場や出荷団体、流通業界等への働きかけといった輸出面への支援も進めていく必要。
- ぶどう栽培においては、特にスマート農業化が必要であり、新規就農者の定着のためにも重要。スマート農業技術の開発は、現場主導で行うことや公的な支援が必要。
- 儲かる果樹農業を実現するためには、集出荷体制の見直しも重要。
- 生産基盤強化の推進とあわせて、生産の維持拡大のための短期的な課題にも取り組んで行く必要。果実供給量が縮小している中でも、一時的な価格低落や高騰は起こりうるため、市場での需給調整が必要であるが、産地間の連携には行政のイニシアティブも必要。