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農林水産省

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調理実習を通じて食中毒予防を学ぼう(中学校教職員・中学生向け)

調理実習を通じて食中毒予防を学ぼう(中学校教職員・中学生向け)「つけない」「ふやさない」「やっつける」
農林水産省は、消費者が健全な食生活を送る上で、食品の安全性について、正しい知識を持ち、食品を適切に選び、取扱うことができるよう、食中毒予防等のための情報発信を行っています。
食中毒予防のために大切な「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3原則について、中学校学習指導要領に沿って、
  1. 生肉の加熱調理(ハンバーグ)
  2. 野菜の非加熱調理(生野菜サラダ)
を例として取り上げて、食中毒予防のために身に付けるポイントを紹介します。ぜひ、中学校の家庭科等に活用ください。
動画はこちら

動画「ハンバーグと生野菜サラダをおいしく安全に調理するために~食中毒に注意しよう~」

調理実習の事前学習用動画

調理実習の流れに沿って食中毒予防のポイントを説明。
*通信環境により、読み込まれるまで時間がかかることがあります。その場合、例えば授業の冒頭の時間帯など、事前に再生ボタンを2回クリックし(1再生、2一時停止)動画を読み込んだ上で再生するという方法があります。画質が下がって見える場合はお試しください。
リンクをクリックすると動画をご覧いただけます

食中毒の原因となる微生物を「つけない」ために

しっかり「手洗い」

手洗いは食中毒予防の第一歩です。手洗い前の手は、色々な菌がたくさん付着しています。
調理前はもちろん、調理中に生の肉を触った後、トイレの後等は、必ずせっけんで手を洗いましょう。
せっけんで手を洗う

「二次汚染」に注意

二次汚染を防ぐためには、手洗いのほか、清潔な調理器具を用意することが大事です。(⽣の⾁に触れたまな板等の調理器具は、洗浄後、熱湯や塩素系漂⽩剤で消毒をして、よく乾燥させたものを使いましょう)
まな板等の調理器具を消毒する

ミッケ

「二次汚染」とは
食材についていた食中毒の原因となる微生物が、手や調理器具を介して、有害な微生物に汚染されていなかった食品を汚染してしまうこと
手でハンバーグのたねをこねている

生で食べる野菜は飲用水で「洗う」

食中毒の原因となる微生物は土壌や水のほか、動物、人などいろいろなところから、検出されています。このため、野菜は水道水など、飲み水として適した流水でしっかりと洗いましょう。
生で食べる野菜を飲用水で洗う

食中毒の原因となる微生物を「ふやさない」ために

しっかり「保存」

調理後すぐに食べない料理は、できるだけ早く冷蔵庫に保存しましょう。(ハンバーグ等加熱した料理は、粗熱を取ってから冷蔵庫へ)
加熱したハンバーグと冷蔵庫に入れた保存容器

食中毒の原因となる微生物を「やっつける」ために

しっかり「加熱」する

中心までしっかり加熱するためには、2cm程度の厚みの平らな楕円形にします。中心をしっかりへこませて成形しましょう。
ハンバーグの厚みは2cmくらいまで
中心部の温度が75度以上で1分間以上となることが大事です。裏返したらフライパンのふたをして弱火でしっかり加熱しましょう。
ふたをして弱火で加熱
焼き色だけでは、ハンバーグの中心まで十分に加熱できたかどうかはわかりません。竹串を刺して透明な肉汁が出ることを確認しましょう。
竹串を刺して肉汁を確認
ハンバーグと生野菜サラダ

動画では、もっとくわしく食中毒予防について、学ぶことが出来ます!
調理実習を通じて食中毒予防のポイントを身に付けて、調理と食事の時間を楽しみましょう!

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111
ダイヤルイン:03-3502-5719(内線4474)

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