食べて応援!常磐(じょうばん)もの
|1. 常磐(じょうばん)ものとは?|2. 魚がお店に並ぶまで |3. おいしい常磐ものを食べよう!|4. 動画集|
1. 常磐(じょうばん)ものとは?
皆さんは、「常磐もの」ってご存じでしょうか?
福島の海は、常磐沖とよばれ、黒潮(暖かい海流)とともに北上してきた様々な魚が、
親潮(冷たい海流)で発生したエサ(プランクトン)を食べて大きくなる豊かな海です。
そのおかげで、春はシラウオ、夏はスズキやカツオ、秋はヒラメ、サンマ、冬はアンコウ、メヒカリ など、
1年を通してたくさんのおいしい魚が福島の港に水揚げ(みずあげ)され、これらを「常磐もの」と呼んでいます!
↑メヒカリ
2. 魚がお店に並ぶまで
では、「常磐もの」がお店に並ぶまでを見ていきましょう!
1.漁
午前2~3時朝早くから出港し、漁を行います。
ヒラメ漁のようす
ホッキ貝漁のようす
2. 水揚げ(みずあげ)
午前8時漁でとれた魚を港に水揚げします。
3.放射性物質検査
午前9時頃からとれた魚は種類ごとに放射性物質の検査を行います。
検査でチェックしてから、出荷しています。
魚市場で検査した結果はこちらで見ることができます。
https://www.fsgyoren.jf-net.ne.jp/siso/sisotop.html(外部リンク)
全国の自治体が行っている検査の結果はこちらで見ることができます。https://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/kekka.html
4. 入札
午前8時30分~11時入札を行います。
「入札」とは、魚の値段を決める方法のことです。
売り主が、多くの買い手に競争で値段をつけさせ、最も高い値段を付けた人に売る取引方法です。
水揚げされた魚は魚市場に並べられます。
仲買人(買い手)はこの中かから買いたい魚を選びます。
仲買人(買い手)はこのようにほしい魚に目印をつけます。
5. 出荷
入札終了後魚をお店まで運びます。
6. 販売
午後3時お店に並びます。
3. おいしい常磐ものを食べよう!
ここまで紹介した、とってもおいしい「常磐もの」を、ぜひ食べてみてください!
スーパーにおいしそうな魚がいっぱい並んでますね!おなかが空いてきます…
4. 動画集
「潮目の海はとってもノリノリ」(福島県水産課)
「ふくしまの海は、負けない。」(福島県公式チャンネル、相馬地区の漁業者や操業風景などの映像)
お問合せ先
水産庁増殖推進部研究指導課 漁政部加工流通課
担当者:藤原、藤田
代表:03-3502-8111(内線6782、6616)
ダイヤルイン:03-6744-2030、03-6744-2350
FAX番号:03-3591-5314