EXPO 2025大阪・関西万博「食と暮らしの未来ウィーク」における国際農業開発基金(IFAD)主催イベントへの出席について
令和7年6月23日
1. 概要
6月6日(金曜日)、EXPO 2025大阪・関西万博の「食と暮らしの未来」ウィークに際し、国際農業開発基金(IFAD)が主催するイベント「美味しいコーヒーを飲み続けられる世界を目指して」~持続可能なコーヒー生産のために、公共セクター・企業・生産者・消費者が協力してできること~が国連パビリオンにおいて開催され、農林水産省を代表して輸出・国際局から米田国際戦略グループ長が出席しました。本イベントは、2023年4月のG7宮崎農業大臣会合を機に、農林水産省がIFADと連携して立ち上げた「民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)」イニシアティブに関連するものです。このイニシアティブでは、環境や人権に配慮した持続可能な食品原料の調達を目指し、我が国民間企業と現地生産者のニーズをマッチングしています。
イベントでは、ELPSイニシアティブの第一号案件として、IFAD、農林水産省、UCC上島珈琲株式会社(UCC)、丸紅株式会社(丸紅)が協力してタンザニアで実施している「持続可能なコーヒー生産プロジェクト」が紹介されるとともに、気候変動の影響で脆弱化しつつあるコーヒー産業の未来とその持続可能性についてのパネルディスカッションを実施しました。また、イベント後にはUCCによるタンザニア産水素焙煎コーヒーの試飲会も行われました。
パネルディスカッションでは、ELPSイニシアティブの立上げ経緯や本プロジェクトの意義等について、公共セクター・企業・消費者を代表し、農林水産省、UCC、丸紅、IFAD Youth Club Japan(IYCJ)の代表者が議論を行いました。


2. 参考
(1)「美味しいコーヒーを飲み続けられる世界を目指して」~持続可能なコーヒー生産のために、公共セクター・企業・生産者・消費者が協力してできること~(万博HPリンク)(2)ELPSイニシアティブとは(PDF:464KB)
(3)タンザニアにおけるコーヒー生産プロジェクト(PDF:614KB)
お問合せ先
輸出・国際局国際戦略グループ
担当者:田中、桑原
代表:03-3502-8111(内線3505)
ダイヤルイン:03-3502-8497