G7コーンウォール・サミットの結果概要(令和3年6月)
1.日程・場所等
(1)日程:2021年6月11日(金曜日)~13日(日曜日)
(2)場所:イギリス・コーンウォール
(3)出席国:G7(英(議長国)、米、仏、独、日、伊、加、EU)
招待国:豪、印、韓、南ア
(4)主要テーマ:より良い復興(ビルド・バック・ベター)
ア、コロナからの世界復興の主導と将来のパンデミックに対する強じん性強化
イ、自由で公正な貿易による反映の促進
ウ、気候変動との闘いと生物多様性の保全
エ、共通価値の擁護
イ、自由で公正な貿易による反映の促進
ウ、気候変動との闘いと生物多様性の保全
エ、共通価値の擁護
2.成果文書の主なポイント(当省関連)
首脳宣言(G7カービスベイ首脳コミュニケ)
【食料安全保障】- 食料安全保障、食料システム及び栄養への責任ある投資がSDGsの目標2を支援する上で必要不可欠であることに留意し、これら分野における強力なコミットメントが、本年内に開催されるG20、国連食料システムサミット等において表明されるよう促す。
- 11月のWTO閣僚会議を見据え、漁業補助金に関する多国間交渉について意味ある結論に到達すること等、喫緊の課題について進展を図るべく、WTO加盟国と協働する。
- 2030年までに世界の陸地の少なくとも30%と世界の海洋の少なくとも30%を保全又は保護することを含む、野心的かつ効果的な生物多様性に関する世界目標に向けて尽力することにコミットする。
- 国の状況やアプローチに応じて、2030年までに、自国の陸水域と内水面を含む土地と沿岸・海域の少なくとも30%を保全または保護することで貢献する。
※首脳宣言の添付資料となる「G7 2030年自然協約」及び議長声明にも同様の記載。
G7 2030年自然協約(Nature Compact)
【IUU漁業について】- 違法・無報告・無規制(IUU)漁業を防止し終わらせるため、開発途上国への支援等を通じた国際的行動の重要性を認識する。
- COP26の森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話へ参加し、支援する。
関連リンク
G7コーンウォール・サミット首脳コミュニケ(仮訳(PDF : 367KB)/英文(PDF : 437KB))〔外部リンク(外務省ウェブサイト)〕
お問合せ先
輸出・国際局国際機構グループ
担当者:山下、島内
代表:03-3502-8111(内線3440)
ダイヤルイン:03-6738-7891