G7広島サミットの概要(令和5年5月)
1.日程・場所等
(1)日程:2023年5月19日(金曜日)~21日(日曜日)
(2)場所:広島県広島市
(3)出席国:G7(日本(議長国)、伊、加、仏、米、英、独、EU)
招待国:豪、伯、コモロ、クック諸島、印、尼、韓、ベトナム
国際機関:国連、IEA、IMF、OECD、世界銀行、WHO、WTO
2.成果文書の主なポイント(当省関連)
G7広島首脳コミュニケ
【食料安全保障】
- 既存の国内の農業資源を活用し、持続可能な生産性向上を促進することで、国内の生産能力を向上。
- 地元の環境・農業条件に適した、小規模農家を含むすべての利害関係者が裨益する、幅広いイノベーションや技術を推進。
【環境】
- 違法・無報告・無規制(IUU)漁業を終わらせるという我々のコミットメントを再確認し、途上国への支援やG7の関連機関間の政策調整の強化。
- 2030年までに陸域及び内陸水域の少なくとも30%、海洋及び沿岸域の少なくとも30%を効果的に保全・管理するという目標(30by30)を国内及び世界で達成するとのコミットメントを強調。
- 森林をはじめとする陸域生態系の保全及びその回復を加速させるとともに、持続可能なバリューチェーン及びサプライチェーンを促進し、持続可能な森林経営と木材利用を促進することにコミット。
強靭なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明
【食料安全保障】
- 気候変動に関する強じん性、生物多様性の保全、投入財の保全と持続可能な管理、地元、地域、世界の食料生産支援等、強じんで持続可能かつ生産性の高い農業・食料システムの達成を推進。
- 国内の農業資源を公正かつ適切に利用し、持続可能な国内生産能力を活用。
- イノベーション及び技術を促進し、食料システムのあらゆる段階に導入。
関連リンク
- G7広島首脳コミュニケ(原文(PDF:1728KB)/仮訳(PDF:901KB))〔外部リンク(外務省ウェブサイト)〕
- 強靭なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明(原文(PDF:178KB)/仮訳(PDF:152KB))〔外部リンク(外務省ウェブサイト)〕
お問合せ先
輸出・国際局国際戦略グループ
代表:03-3502-8111(内線3440)
ダイヤルイン:03-3502-8497