第9回運営会議・シンポジウム
結果概要初日
2012年11月6日 開会式では、冒頭、主催国であるミャンマー連邦共和国のミン・ライン(Myint Hlaing) 連邦農業灌漑大臣から第9回運営会議参加者へ歓迎の挨拶が述べられた。次にINWEPFミャンマー国内委員会を代表して、同委員長チョウ・ミン・ライン(Kyaw Myint Hlaing)局長より開会の挨拶があった。その後、ミャンマー農業灌漑省のティン・ゾウ(Tint Zaw)局次長より「気候変動の影響と水田の水管理」及び日本の近畿大学教授である松野裕氏より、「持続的コメ生産のための灌漑の開発と管理:(南部ミャンマー地域の事例)」の基調講演が行われた。 基調講演の後、シンポジウムが行われ、10名からの「気候変動の影響と水田の水管理」のテーマに関する発表が行われた。このシンポジウムには、各国INWEPF代表者やIWMI国際水管理研究所から参加があった
二日目
2012年11月7日 2009年11月のINWEPF第6回運営会議において決定した、3つのWG(ワーキンググループ)の活動について、各WG会合で今後の活動方針を議論し、第9回運営会議において、INWEPFの方針として承認した。
三日目2012年11月8日、9日 モデル圃場、ラバーダム、フィルダム等を視察した。
INWEPF第9回運営会議の結果運営会議 第1部議題1:議長、副議長の選出と議事INWEPFミャンマー委員会からの提案後、全会一致でミャンマー国内委員の Tint Zaw氏(農業灌漑省灌漑局次長)が議長を努めることとなり、タイのLertvirojKowattana氏(王立灌漑局長)が副議長に選ばれた。その後、議長より、議題の発表がされた。
議題02時20分11年から2012年の間のINWEPFの活動報告昨年の開催国であるマレーシアから昨年度の第8回運営会議後のINWEPF活動の報告があっ た。2012年3月12日~17日、フランス(マルセイユ)で開催された第6回世界水フォーラムへの参加、2012年7月18日、19日、タイ(バンコク)で開催された第3回INWEPFタスクフォース会議について報告があった。
議題03時20分11年から2012年の間のINWEPFの活動報告第7回運営会議で決定した追加ニュースレターの作業方針、webでのE-ニュースレターの状況について、日本より報告した。 議題4:第3回タスクフォース会議の結果報告2012年7月18日、19日にタイで開催した第3回タスクフォース会議の結果報告について、タイより説明があった。
議題5:第2回アジア太平洋水サミット、第6回世界水フォーラムに向けたINWEPFからのメッセージ(案)の提案2015年の第7回世界水フォーラムに向けた3年間のフェーズの戦略(案)“Third Phase Strategy & The Annual Action Plan(2012-2013)”について、日本より提案した。 メッセージ(案)について、日本より提案があった。 議題6:ワーキンググループ活動(案)の提案
第7回世界水フォーラムに向けた各ワーキンググループの活動について、第3回タスクフォースの結果をもとに、ワーキンググループの活動案“Third Phase Strategy & The Annual Action Plan (2012-2013)”と、“Terms of Reference for INWEPF Working Groups”(TOR)について、日本より提案した。
議題7:WGミーティング各WGで、TORの修正確認、今後1年間の行動計画の策定等について議論。
運営会議第2部議題 8:WGの報告WGミーティングの後、各WGのリーダ国より結果を報告。 議題 9:今後のフェーズ戦略(案)についての議論各WGミーティングの結果を踏まえ、“Third Phase Strategy & The Annual Action Plan(2012-2013)”のフェーズ戦略(案)について議論し、細かな点を除いては原案のとおり合意された。 議題10:INWEPFの年間活動計画(2012-2013)の議論各WGミーティングの結果を踏まえ、“Third Phase Strategy & The Annual Action Plan(2012-2013)”の年間活動計画(2012-2013)について議論し、細かな点を除いては原案のとおり合意された。
議題11: WGのTOR修正(2012のTOR)各WGから“Terms of Reference for INWEPF Working Groups”について議論し、各WGミーティングの結果を踏まえ、適宜の修正をすることで合意された。
議題12:第10回INWEPF運営会議のタイ国開催2013年の第10回INWEPF運営会議をタイ国で開催することについて、タイ国より開催案内がなされ、運営会議において承認された。
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農村振興局整備部設計課海外土地改良技術室




