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農林水産省

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日本での世界農業遺産認定10周年を記念する国際会議を開催しました!

11月25日(木曜日)から27日(土曜日)に、認定地域の一つである石川県能登地域において、「世界農業遺産国際会議2021」を開催しました。
この会議は、2011年に「能登の里山里海」と「トキと共生する佐渡の里山」が我が国で初めて世界農業遺産に認定されてから今年(2021年)で10年の節目を迎えることを記念して開催されたものです。

本会議では、「世界農業遺産認定による世界的課題への貢献について」をテーマにディスカッションが行われた他、石川県能登地域をはじめ、宮城県大崎地域や静岡県わさび栽培地域など国内の世界農業遺産認定地域から、各地域でのGIAHS認定を活用した所得向上、人材育成や生態系保全の取組等についてプレゼンテーションが行われ、またポルトガルやフィリピン等の海外諸国からも自国の取組について発表がありました。

その他、石川県の取組を紹介する記念シンポジウムや、サイドイベントとしてブルキナファソ、セネガル及びペルー等の大使も参加した認定地域の学生によるユースセッションなども行われました。

締めくくりには、今後も関係者がこの会議で得た知見と認識を共有し続け、行動を起こすために必要な点をまとめた成果文書として「世界農業遺産に関する能登コミュニケ2021」が採択されました。本コミュニケでは、保全活動が広く理解されるよう、今後多様な機会を捉えて情報発信をすること、地域コミュニティの現状を踏まえて多様な立場の関係者を取り込みネットワークを強化すること等が記載されました。


能登コミュニケ2021(PDF : 338KB)

ハイレベルセッションの様子
ハイレベルセッションの様子

クロージングセッションにおける記念撮影の様子
クロージングセッションにおける記念撮影の様子

お問合せ先

農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室

担当者:寺島、山上、吉村、伊藤
代表:03-3502-8111(内線5621)
ダイヤルイン:03-6744-0250

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