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農林水産省

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熊本県 阿蘇地域

農林水産業システムの名称 「阿蘇の草原の維持と持続的農業」 

◇平成25年5月 世界農業遺産認定

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(写真:阿蘇のあか牛)

「野焼き」「放牧」「採草」により草原を人が管理することで日本最大級の草原を維持。草を活用し長年農業が行われて景観が保持され、数多くの希少な動植物が生息。

草原は自然のままでは時間とともに森林へ移り変わりますが、阿蘇地域では草原を人が管理し続けることで日本最大級の草原を維持しています。人々は四季を通じて、草を焼く「野焼き」、牛や馬を放つ「放牧」、草を刈る「採草」を中心に草原の管理を行います。阿蘇の野焼きは表面だけを焼くため、土中の植物の種や昆虫に影響がなく、希少な動植物が数多く残っています。
また、元来農業には不向きである酸性で養分の乏しい火山性土壌の土地を長年かけて改良し、涼しい気候風土を活かした米や多様な野菜の生産も行われています。

阿蘇2
(写真左:広大な草原(阿蘇市)/ 写真右:野焼き(阿蘇市))


活動状況の評価 

認定地域は、自らが策定した保全計画に基づき、農林水産業システムの維持・保全のための活動を行っています。
活動状況については、定期的に世界農業遺産等専門家会議で評価・助言を行います。認定地域はこの評価・助言の内容を踏まえて新たな保全計画を策定し、これに基づき、引き続き農林水産業システムの維持・保全を行っていきます。 

熊本県阿蘇地域への助言事項(平成29年8月1日開催:世界農業遺産等専門家会議)(PDF : 95KB)
熊本県阿蘇地域への助言事項(令和3年8月10日開催:世界農業遺産等専門家会議)(PDF : 129KB)

申請書 

申請書(外部リンク)


参考

阿蘇地域世界農業遺産推進協会ホームページ(外部リンク)

お問合せ先

農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室

担当者:農業遺産班
代表:03-3502-8111(内線5621)
FAX:03-3502-7587

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